気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く32 その1  三島からスタート

2023年07月14日 | ゆるキャン△

 2023年1月のサークルの新年会にて、アニメ部会のS君と久し振りに会い、ゆるキャンに関しての話題で色々と盛り上がりました。S君は、アニメ部会きってのゆるキャンファンで、キャンプを趣味としてキャンプオフなどを毎月のように開催している、活動熱心なメンバーの一人です。2016年10月に奈良県へのキャンプ計画を立ち上げて、元奈良県民の私に相談を持ちかけた際に、ゆるキャンというコミック作品を初めて教えてくれた人物でもあります。当時の経緯はこちらの記事にて。

 そのS君に「星野さん、伊豆の聖地はもう回ったので?」と訊かれたので、大体は回ってる筈、と答えると、なぜかニヤリと笑いつつ「たぶん、あと5ヶ所を追加することになる、ですよ・・・」と話してきたのでした。
 あと5ヶ所とは?と問い返すと、1枚のイラストのコピーを渡されました。

 

 S君から渡されたイラストのコピーとは、上図のあFろ氏の原画でしたが、その内容を見て目が点になりました。5ヶ所とも、初めて見る場所でした。

「なんだこれは・・・、初めてみたなあ、この5ヶ所って、原作コミックにもアニメでも出てなかったと思うが・・・」
「これ、原作コミックをアマゾンで買った場合の特典描き下ろしなんですよ」
「そんなのがあったのか、知らんかった・・・」
「5ヶ所のうち、この一番上のコマの石廊崎だけは、アニメにもワンカット出てますが・・・」
「えっ、そうなんか」
「はい、石廊崎は、確か2期の10話に出てる・・・です」
「・・・そうすると、つまり、伊豆キャンプ編の本ストーリーで訪れた場所のほかに、この5ヶ所にも立ち寄っていた、という設定なわけかね?」
「そうだと思いますけどねえ、いや、でもこのイラストが出たのはアニメでの伊豆キャン編が終わってからの話なんで、後から追加したんやと思いますねえ・・・。連載当時はこの5ヶ所、舞台設定に含まれとったかどうか疑問なんですけどねえ、アマゾンの特典の電子版として特別に描き下ろしたものらしいんで、僕は二次追加みたいなもんかと・・・」

 S君は、二次追加みたいなもん、と言いましたが、しかし私にとっては、原作者が描いている以上はこの5ヶ所も立派なゆるキャン聖地である、という基本認識のほうが重要に感じられました。伊豆半島へ十数回行っている私自身でさえ知らない場所ばかりなので、これらを訪ねる巡礼の旅というのもいいんじゃないか、と考えました。

 

 そこで、上図のように、伊豆半島の地図に今までに聖地巡礼で行った場所を黄色の字で書き入れたのち、今回新たに知った5ヶ所を赤字で書き添えてみました。御覧のように、5ヶ所を回ると、そのまま伊豆半島一周になるのに気付き、これは楽しそうだ、よし伊豆へ再び行くか、と決めました。

 ですが、最初に計画した2月のタイミングには荒天が続き、3月には宿が取れなかったので、3月に予定していた山梨県方面、身延および笛吹エリアへの聖地巡礼をまず実行し、その次の4月に伊豆へ行く案を練り直しました。京都から三島へ行って前泊し、三島からスタートして、伊豆半島の海岸線に位置する5ヶ所をぐるりと左回りに巡るコースで行くことに決め、4月からの好天の期間を見計らったのでした。

 

 かくして、2023年の4月8日、9日が好天に恵まれるとの予報に接し、6日に急いで計画をまとめました。前泊も含めて宿を二ヶ所に予約しておいて、7日の退勤後にそのまま京都駅へ直行して新幹線に乗り、三島まで移動して三島駅北口の宿に前泊しました。その夜は大雨でしたが、翌朝から快晴になるのだから問題は無い、と宿にて早めに就寝しました。

 そして8日の朝、6時の起床後に窓のカーテンを開けて外の上図の景色を見、三島の市街地のはるか北方へ大雨を降らせた前線が遠ざかってゆくのを認めました。その上に広がる青空を見上げて、これからの二日間は間違いなく晴れるな、と確信したのでした。

 

 7日から前泊した、JR三島駅北口の「東横イン富士山三島駅」です。ゆるキャンの聖地巡礼で利用するのは、2020年8月の「アニメへやキャン△」河口湖エリア行きに次いで2度目です。この宿から富士五湖方面へ行けますし、伊豆半島への起点にもあたりますので、静岡県内のゆるキャン聖地巡礼の宿としては好適地にあると思います。
 今回も公共交通機関を利用して行きますので、交通の要として鉄道やバスのアクセスも良い三島が、巡礼コースの起点としては最適でありました。

 

 なにしろ、宿から歩いて2分もかからずにJR三島駅へ行けますから、朝からバタバタせずに済みました。朝食もゆっくりいただいて、余裕で休憩タイムも楽しんで、6時55分ぐらいにチェックアウトして出発しました。

 

 まずは5ヶ所の最初の巡礼地点である「鮎壺の滝」を目指して、三島からJR線で移動するべく、上図の路線図を確認しました。次の沼津駅で御殿場線に乗り換えて、「鮎壺の滝」の最寄である下土狩駅まで乗る、と確かめました。その後、また三島駅まで戻りますので、切符は往復で買いました。480円なり。

 

 ホームに行くと、これから乗る7時2分発の列車の案内表示が出ていました。

 

 急いで、近くの三島駅の駅名標を記念撮影。

 

 次いで、ホームから南に見えた伊豆箱根鉄道駿豆線のホームに停まっている列車を撮りました。

 

 そうこうしているうちに、7時2分発の列車が来ましたので、乗り込みました。

 

 7時8分、沼津駅で降りて、御殿場線のホームへと移動し、既に待機していた7時12分発の列車に乗りました。

 

 7時20分、下土狩駅で降りました。この駅が「鮎壺の滝」の最寄駅です。

 

 下土狩駅の駅舎は御覧の通りのユニークなデザインでした。身延線のほうにも似たような感じの駅舎を見かけた気がします。

 

 駅前の小さなロータリーの水路の壁に、鮎壺の滝への方向表示が貼ってあるのを見つけました。ここから500メートルですか、歩いて5分ぐらいか、と考えつつ、道順を確認するべく、駅舎の横の案内地図へと近寄りました。  (続く)

 

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