いや~ここから何ページかは、
かなり難易度の高い描写力が求められるので、
ホント~に大変DEATH★ ( ← ってグレちゃんか? )
本物語のウォルポールさんのモデルの一人となった、
史実上実在の人物、ホレイス・ウォルポールさんも、
1765年にパリへと行った時に、デュ・デファン侯爵夫人と知り合い、
彼女から片想いされ、それを知りつつも彼女の求愛活動は受け流し、
彼女が80年に亡くなるまで、訪問・文通の交際は続けたという事だそうです。
ちなみに、ウォルポールさんとは従兄弟同士である、
前パリ大使の下で働いていて、
第10話に出て来たヒュームさんは、
ウォルポールさんとは真逆で、
ブフレル伯爵夫人に熱烈な片想いをした挙句、
何と彼女自身から他の貴族男性との再婚の取り持ちを頼まれ、
失恋してしまったのでした~。
御方様は、上記のデファン夫人がモデルになっております。
御方様は、貴族の家の出の美貌の才媛でしたが、
今はもう他界したダンナ侯爵は、いい人過ぎて退屈だったらしいですな。
で、他の男性の何人かと恋愛関係を持ったらしく、
恋愛以外でもサロンを開いて、
才能のある男性を集め、華やかな社交生活を送って
老齢に達したのですが ―。
どうも、そんな歳月に虚無感が蓄積していたらしく、
そこへとウォルポールさんが現れて、
どこがいいと思ったんだか … 生涯で一番好きな男性になってしまった。
― という話なんです。
〈 次回の更新は、1月31日(日)の予定 〉