車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

形を作る

2018年06月24日 23時01分33秒 | 日記
ようやくコーチからお墨付きをいただいた。



僕はこれまで点を増やす、点を濃くする、大きくする、ということを意識してやってきていた。

でもこれからはそうではなく、点と点を結び線にすること。

その線をさらに増やし、結び、形を作ること。

その形も、2次元ではなく立体的なものにすること。

これからはそういうトレーニングと思考が必要になる。

そういう段階を迎えたのだと自覚した。



その大切さは、これまでも元全日本監督の講習で学んだり、現役の実業団監督やオリンピック代表選手などからも様々アドバイスをいただいてきた。

分かったつもりではいたし、具体的な練習方法などもアドバイスいただいていたので、それを取り入れたりもしている。

でも、これまでは分かった「つもり」でしかなかったと今更ながらに気づく。

ようやく自分の感覚にすることが出来た。



僕は何でもそうだ。

本を読む。

直接アドバイスをいただく。

それは情報として頭に残る。

自身のうんちくとして蓄えられる。

でも、それは所詮「うんちく」でしかなく、真の意味で自分のものにはなっていなくて、その状態を維持しているとふとしたきっかけで「あ!」と自分のものに出来る瞬間が訪れる。

手元に転がってきてからそれを掴むまでがもの凄く長いのだ。

ぶきっちょなのだと思う。

コーチからもよく言われる。

だから、成長に時間がかかるのだ。



であれば、その分人よりもやるしかない。

頑張るしかない。



今迎えた新たなステージは、とても重要だし、これまでとは比べ物にならない大きな進化を生むことが出来るように思う。

いや、そうでなければならないのだ。

やっとそのポイントにたどり着いた。

たどり着くことが出来た。

そう考えると、アイデアや思考の方向性が今までと大きく異なる感覚がある。

これまでとは真逆の発想を受け入れる自分がいる。

そんな自分を客観視して楽しめてもいる。

良い流れだと思う。



次の遠征ももうすぐなので、そこへもこれまでとは違った自分で、胸を張って挑みたい。



僕の「戦い方改革」は確実に前進している。



自分自身が変化していくことで、環境も自然と変化していく。



「改革」というのはごく一部の「非常識」な発想から生まれるもの。

誰もが想像できる常識的考えの延長線上にそれは存在しない。

それを実行するのは「変わり物」であり「異端児」なのだ。



それでいい。

周囲から何を言われようと構わない。

自分の求める道を突き進む。

大丈夫、僕はひとりじゃない。

僕を取り囲んでくれる仲間が、チームが存在してくれるから。



胸を張って、必死になって、やっていかなければならない。

世界のみんなは腹をくくって、死に物狂いで頑張っている。

同じじゃダメ。

それ以上のことをやらないと。

そう自分に言い聞かせ、出来ることをしっかりと確実に、チャレンジ精神を失うことなく活動していこうと胸に誓う。



まずは形作りから。

基礎工事も部品の用意も出来ているので、完成は案外早く出来る自信がある。

あとはデザインだな。

実用性を最重要視しながらも、見た目にも同様のレベルを求めるのが僕のスタイル。

まずモードの理解は必要不可欠。

その土台やバックボーンとなるそれまでの歴史もしっかり把握しておかねばならない。

その上で、これからの形を作る。



さぁ、恥ずかしくないカッコイイ形作りをやってやろう!