先週末に愛知で開催される大会にエントリーしていた。
土曜日は団体戦、日曜日がダブルスというもの。
障害者も健常者も一緒に参加する大会で、ローカルな大会ではあるけれど、パラ代表選手も多数出場するなどしてやりがいのある僕としてもありがたい大会。
と言っても実は初めての参加。
ということで、金曜日はいつも通りホームでの練習を終えて、夜の愛知入りを予定していた。
のだけれど、それがそうはいかなかったのだ。
あの豪雨ですよ。
台風2号と前線によるもの。
予報は把握していたので、それに対応するマイナーチェンジのプランを立てていた。
で、東京を出発しようとするも異常な雨。
線状降水帯発生の報道があちこちから聞こえてくる。
しかも複数個所。
大丈夫か?と思いながらもとりあえず給油。
その間に高速道路情報をチェックすると、既に静岡では通行止めの区間が。
これはやばいなと思い、宿泊先のホテルへキャンセルの連絡を入れ、いったん帰宅し様子を見ることに。
その判断をするまで、車の中、頭の中でものすごくグルグル廻っていたのが思い出される。
決断し自宅駐車場にたどり着くも、その時はとんでもない豪雨で、車を降りずにこのままここで過ごそうかと思ったほど。
でも意を決して下車すると、自宅の駐車場の移動だけなのに、あり得ないくらいのひどいびしょ濡れ(笑)
ここまで濡れたのは雨の中合羽を着ないでバイクで走った時以来だと思う。
最高の「開き直り」を実感する瞬間(笑)
余談だけど、その時マンションエレベーターで合羽を着てこれから出かけようとする女性と鉢合わせる。
「これからですか!?」
と伺うと、「子供のお迎えなんです」と言う。
母親の強さ、女性の強さを目の当たりにする。
で、帰宅してからテレビの報道を見つつネットで道路状況を確認していると、高速道路はどんどん通行止め区間が拡大していったし、東名新東名だけでなく中央道までも通行止め区間が出ていて、愛知県東部はテレビでもものすごい報道がされているし、東名と中央道のルートは途中の下道もやばいなと判断、であれば関越から日本海経由でいくか?なんて考えたけど、すると石川県でも大雨洪水警報か何かが発令されたとテレビで字幕が出て、あぁこれはアウトだと判断。
デッドラインは午前3時の出発と考えていたので、そこまでの天候の回復をと思ったけれど、それはなさそうだなとも思えたし、無理をすればなんとかという抜け道的なルートも見いだせなかったので、結局夜のうちに棄権の決断。
早朝も通行止めエリアは変わらず、でも時間の経過とともにその範囲は短くなっていき、昼前には東名もいけそうな気配。
でも中央道の方が早く全線復帰していたので、昼前に東京を出発し中央道で愛知を目指すことに。
関東では渋滞していたけど、そこを抜ければ流れはスムーズで、無事に愛知へ到着できた。
3月に続き2大会連続の棄権。
それも団体戦。
申し訳ないし、悔しい。
でも無理をしても仕方ないし、チームメイトを含め周囲に迷惑をかけることにもなりかねないので、それは賢明な判断だったと自分に気休めを。
で、出場したダブルスの試合は、予選を勝ち上がり準決勝敗退。
結果はともかく、自分としては内容がボロボロだったので深く反省。
練習であれだけやってることが全然出来ていないのだから、そんな自分にすごく腹が立ってしまった。
でもそうして課題を明確に出来たのは良かったし、参加した意義はあったと思う。
それにしても、酷かった(笑)
まずダブルスという競技をもっと深く考察していく必要があるし、自身の技術もフィジカルもメンタルも、これじゃぁいかん、もっと考えないといかんと思った。
練習で出来てるからそれで良しと満足してちゃいかんということだ。
自分に優しいから、それがダメよということか。
そしてこの大会でひとつ、アクシデントがあった。
足を怪我した。
といっても切り傷や擦り傷といったものではなく、打撲?によるあざを作ってしまっていたのだ。
会場の卓球台は車椅子対応のものではなかった。
だから、車椅子を前に動かすと卓球台の脚に自分の足が当たる。
気を付けなきゃとは思うものの、プレー中はいつも通りに動こうとするから、練習の時から度々卓球台の脚に自分の足をガツンとぶつけてしまっていた。
そしてダブルスの試合中に、思いっきりガツン!とぶつけてしまって、卓球台が少し動いてしまったほど(ブレーキで固定されていなかった)。
「今のはやばいな」
と思ったけれど、試合後にチェックしたら切れてもいなければ内出血もしていない。
じゃぁ大丈夫と思ったけれど、帰宅したら赤くなっていて、翌朝には少し青あざっぽい感じになっていた。
でもその程度で済んだからよかった。
僕は車椅子のブレーキをかけずにプレーする為、車椅子対応でない卓球台の場合にはどうしてもそういうリスクが生じてしまう。
以前はそこまで動くことは無かったので、そこまで心配はしていなかった。
けれどいまはより動けるようになったということか、危険を感じる。
自分がプレーする台がそういう台だと知った時は、怪我のリスクを抑える為にプレー内容を意識するようにはしている。
けれど、試合中はなかなかそうも言ってはいられない。
かといって怪我をしてたら元も子もない。
特に筋肉の少ない膝周りは下半身まひのチェアウォーカーにとってケガのリスクが格段に大きいというし。
だから、動くことでリスクのある選手は、その部分にタオルを巻くなどして予防対策をする必要がある。
自分が環境に適応していかなければならない。
そうやって生命は種を存続させてきたのだから。
今回はそれを怠ってしまった。
気のゆるみです(笑)
だから調子も悪いのだな。
そういうところも反省。
今回は中央道を通ったことで、諏訪湖に立ち寄ることが出来た。
豪雨の直後だったからか、湖面はかなり澱んでいた。
でも空は青くて空気も清々しく心地よかった。
だから?ワカサギの唐揚げを衝動買いした。
宿泊先で食べたそれは思った以上にオイリーだったけど、その栄養価を想像しながら食べると味わいは増すもので、すると、ビールが合うんだろうなとか思えてきて、持って帰ってビールと一緒にとか妄想し楽しみも増してくる。
ちなみにその場で合わせたのは水。
いつも持参しているミネラルウォーター。
それも悪くない(笑)
今回の棄権は残念だったけど、逆にそれから得られたものもあったし、結果的にそれでよかったのかもという思いもあったりもする。
シングルスだと足がやばかったと思うから。
そして何よりも、課題を明確に出来たのもまた良いことで、次に向けて取り組んでいきたい。
まさに積み重ねだとあらためて思った。
そしてさらに、ただ積み重ねるだけでなくマイナーチェンジやアップデートもその時々で小刻みにタイミングよく行っていかなければならない。
いい勉強になった。
これは練習ではなく試合だからこそ学べるものなのかもしれない。
これを繋げていく。
これから梅雨を迎え、暑さに湿度が加わる厳しい季節。
体調管理も自分次第。
どう自己主張したって、地球環境は変えられない。
少なくとも自分ひとりの力だけでは。
自分が自分を管理していくしかない。
自分が変わろうとせずにただ環境の変化を求めるのは他力本願なだけで、それはただのお子ちゃま。
ではなく、環境に適応できる自分である為に、努力と工夫を行っていかなければならないと思う。
なんて偉そうに(笑)
とにかくまずは毎日の積み重ね。
そして、その為にも体調管理の徹底。
では、次にむけて自分を磨いていく。
土曜日は団体戦、日曜日がダブルスというもの。
障害者も健常者も一緒に参加する大会で、ローカルな大会ではあるけれど、パラ代表選手も多数出場するなどしてやりがいのある僕としてもありがたい大会。
と言っても実は初めての参加。
ということで、金曜日はいつも通りホームでの練習を終えて、夜の愛知入りを予定していた。
のだけれど、それがそうはいかなかったのだ。
あの豪雨ですよ。
台風2号と前線によるもの。
予報は把握していたので、それに対応するマイナーチェンジのプランを立てていた。
で、東京を出発しようとするも異常な雨。
線状降水帯発生の報道があちこちから聞こえてくる。
しかも複数個所。
大丈夫か?と思いながらもとりあえず給油。
その間に高速道路情報をチェックすると、既に静岡では通行止めの区間が。
これはやばいなと思い、宿泊先のホテルへキャンセルの連絡を入れ、いったん帰宅し様子を見ることに。
その判断をするまで、車の中、頭の中でものすごくグルグル廻っていたのが思い出される。
決断し自宅駐車場にたどり着くも、その時はとんでもない豪雨で、車を降りずにこのままここで過ごそうかと思ったほど。
でも意を決して下車すると、自宅の駐車場の移動だけなのに、あり得ないくらいのひどいびしょ濡れ(笑)
ここまで濡れたのは雨の中合羽を着ないでバイクで走った時以来だと思う。
最高の「開き直り」を実感する瞬間(笑)
余談だけど、その時マンションエレベーターで合羽を着てこれから出かけようとする女性と鉢合わせる。
「これからですか!?」
と伺うと、「子供のお迎えなんです」と言う。
母親の強さ、女性の強さを目の当たりにする。
で、帰宅してからテレビの報道を見つつネットで道路状況を確認していると、高速道路はどんどん通行止め区間が拡大していったし、東名新東名だけでなく中央道までも通行止め区間が出ていて、愛知県東部はテレビでもものすごい報道がされているし、東名と中央道のルートは途中の下道もやばいなと判断、であれば関越から日本海経由でいくか?なんて考えたけど、すると石川県でも大雨洪水警報か何かが発令されたとテレビで字幕が出て、あぁこれはアウトだと判断。
デッドラインは午前3時の出発と考えていたので、そこまでの天候の回復をと思ったけれど、それはなさそうだなとも思えたし、無理をすればなんとかという抜け道的なルートも見いだせなかったので、結局夜のうちに棄権の決断。
早朝も通行止めエリアは変わらず、でも時間の経過とともにその範囲は短くなっていき、昼前には東名もいけそうな気配。
でも中央道の方が早く全線復帰していたので、昼前に東京を出発し中央道で愛知を目指すことに。
関東では渋滞していたけど、そこを抜ければ流れはスムーズで、無事に愛知へ到着できた。
3月に続き2大会連続の棄権。
それも団体戦。
申し訳ないし、悔しい。
でも無理をしても仕方ないし、チームメイトを含め周囲に迷惑をかけることにもなりかねないので、それは賢明な判断だったと自分に気休めを。
で、出場したダブルスの試合は、予選を勝ち上がり準決勝敗退。
結果はともかく、自分としては内容がボロボロだったので深く反省。
練習であれだけやってることが全然出来ていないのだから、そんな自分にすごく腹が立ってしまった。
でもそうして課題を明確に出来たのは良かったし、参加した意義はあったと思う。
それにしても、酷かった(笑)
まずダブルスという競技をもっと深く考察していく必要があるし、自身の技術もフィジカルもメンタルも、これじゃぁいかん、もっと考えないといかんと思った。
練習で出来てるからそれで良しと満足してちゃいかんということだ。
自分に優しいから、それがダメよということか。
そしてこの大会でひとつ、アクシデントがあった。
足を怪我した。
といっても切り傷や擦り傷といったものではなく、打撲?によるあざを作ってしまっていたのだ。
会場の卓球台は車椅子対応のものではなかった。
だから、車椅子を前に動かすと卓球台の脚に自分の足が当たる。
気を付けなきゃとは思うものの、プレー中はいつも通りに動こうとするから、練習の時から度々卓球台の脚に自分の足をガツンとぶつけてしまっていた。
そしてダブルスの試合中に、思いっきりガツン!とぶつけてしまって、卓球台が少し動いてしまったほど(ブレーキで固定されていなかった)。
「今のはやばいな」
と思ったけれど、試合後にチェックしたら切れてもいなければ内出血もしていない。
じゃぁ大丈夫と思ったけれど、帰宅したら赤くなっていて、翌朝には少し青あざっぽい感じになっていた。
でもその程度で済んだからよかった。
僕は車椅子のブレーキをかけずにプレーする為、車椅子対応でない卓球台の場合にはどうしてもそういうリスクが生じてしまう。
以前はそこまで動くことは無かったので、そこまで心配はしていなかった。
けれどいまはより動けるようになったということか、危険を感じる。
自分がプレーする台がそういう台だと知った時は、怪我のリスクを抑える為にプレー内容を意識するようにはしている。
けれど、試合中はなかなかそうも言ってはいられない。
かといって怪我をしてたら元も子もない。
特に筋肉の少ない膝周りは下半身まひのチェアウォーカーにとってケガのリスクが格段に大きいというし。
だから、動くことでリスクのある選手は、その部分にタオルを巻くなどして予防対策をする必要がある。
自分が環境に適応していかなければならない。
そうやって生命は種を存続させてきたのだから。
今回はそれを怠ってしまった。
気のゆるみです(笑)
だから調子も悪いのだな。
そういうところも反省。
今回は中央道を通ったことで、諏訪湖に立ち寄ることが出来た。
豪雨の直後だったからか、湖面はかなり澱んでいた。
でも空は青くて空気も清々しく心地よかった。
だから?ワカサギの唐揚げを衝動買いした。
宿泊先で食べたそれは思った以上にオイリーだったけど、その栄養価を想像しながら食べると味わいは増すもので、すると、ビールが合うんだろうなとか思えてきて、持って帰ってビールと一緒にとか妄想し楽しみも増してくる。
ちなみにその場で合わせたのは水。
いつも持参しているミネラルウォーター。
それも悪くない(笑)
今回の棄権は残念だったけど、逆にそれから得られたものもあったし、結果的にそれでよかったのかもという思いもあったりもする。
シングルスだと足がやばかったと思うから。
そして何よりも、課題を明確に出来たのもまた良いことで、次に向けて取り組んでいきたい。
まさに積み重ねだとあらためて思った。
そしてさらに、ただ積み重ねるだけでなくマイナーチェンジやアップデートもその時々で小刻みにタイミングよく行っていかなければならない。
いい勉強になった。
これは練習ではなく試合だからこそ学べるものなのかもしれない。
これを繋げていく。
これから梅雨を迎え、暑さに湿度が加わる厳しい季節。
体調管理も自分次第。
どう自己主張したって、地球環境は変えられない。
少なくとも自分ひとりの力だけでは。
自分が自分を管理していくしかない。
自分が変わろうとせずにただ環境の変化を求めるのは他力本願なだけで、それはただのお子ちゃま。
ではなく、環境に適応できる自分である為に、努力と工夫を行っていかなければならないと思う。
なんて偉そうに(笑)
とにかくまずは毎日の積み重ね。
そして、その為にも体調管理の徹底。
では、次にむけて自分を磨いていく。