「アルカトラズからの脱出」

1979年公開の映画の紹介です

監督はドン・シーゲル。実話が基の、サスペンス映画です。
主演はまだ40代の頃のクリント・イーストウッド。



サンフランシス湾に浮かぶアルカトラズ島の刑務所にフランク・モーリスは収監されます。
フランクの罪はアメリカ各州の刑務所で脱獄を企てた事でした。
しかし『アルカトラズ刑務所』は脱獄不可能と言われ、問題囚も多く収監されていたのです。
ある日、知能指数が高いフランクを、所長が呼び出し脱獄の難しさを話します。
しかし、フランクはまんまとその場で爪切りを失敬してしまいます。
フランクは、黒人囚人のボスや、何人かの囚人と打ち解けはじめます。
そして、脱獄の可能性を深め、他の3人と準備を進めます。
所長は看守から、囚人たちの様子を常にうかがい、ある時フランクの収容部屋の移動を伝えます。
しかしその日は、フランク達が脱獄を決行する予定の日だったのです。

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ドン・シーゲル監督とクリント・イーストウッドは、この映画以前に
｢マンハッタン無宿｣(1969)、｢真昼の死闘｣(1971)、｢白い肌の異常な夜｣(1971)、｢ダーティハリー｣(1972)
でタッグを組んでいます。

2人は最初の｢マンハッタン無宿｣で既に意気投合し、クリント初監督の｢恐怖のメロディ｣(1972)では、ドン・シーゲルが出演しているんですね。

≪　脱獄映画は多数ありです　≫

｢パピヨン ｣(1974)
｢告発｣(1995)・・この映画もアルカトラズなんですね
｢ショーシャンクの空に｣(1995)
｢グリーンマイル｣(2000)
｢フィリップ、きみを愛してる!｣(2010)
｢大脱出｣(2014)

などなどなどなど・・

おまけ

「破獄」・・昨年放送の日本のドラマ(山田孝之/ビートたけし主演)です。

「アトミック・ブロンド」

2017年公開の映画の紹介です


監督はデヴィッド・リーチ。凄みのあるアクション映画です。
主演は太刀周りがハンパない、シャーリーズ・セロン。製作にも加わっています。
他、ジェームズ・マカヴォイ、ジョン・グッドマン。



東西ドイツの壁が壊される頃。
体中に痣と傷を負ったブロンドのローレンは、イギリスの諜報部MI6のオフィスに向かいます。
ローレンはMI6の優秀なスパイで、CIAの大物エージェントを前に、ベルリンでの顛末を聴取されるのです。
10日前、ベルリンに潜入していたMI6の諜報員ガスコインが、KGBに雇われた殺し屋に殺害されました。
ガスコインは各国機関のスパイの情報が入っている腕時計を盗まれたのです。
そして、依頼されたローレンは、偽名を使いベルリンに潜入します。
ローレンは同じMI6のベルリン支局のエージェント、パーシヴァルと合流します。
間もなく、ローレンとパーシヴァルはスパイのリストを暗記しているスパイグラスを西ベルリンへ逃す任務を遂行する事になります。
しかし、ローレンの機転で上手くいくかと思われた時、スパイグラスは何者かに撃たれてしまうのです。

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原作は、アンソニー・ジョンストンとサム・ハートのグラフィックノベル『The Coldest City』です。

スタイリッシュなアクションを繰り広げるローレン役は、シャーリーズ・セロン。
役作りもハンパなく、8人のトレーナーとトレーニングし、歯を食いしばっていた時に歯が折れてしまうほどだったとか。
このトレーニング期間に、『ジョン・ウィック：チャプター2』出演のキアヌ・リーブスのトレーニング期間が重なって、キアヌはセロンのスパーリング相手を引き受けたとか。

パーシヴァル役はジェームズ・マカヴォイ。
最近では多重人格者など、幅広い役どころをこなしています。
｢X-MEN: ファースト・ジェネレーション｣(2011)シリーズでは主演を務めています。