1980年公開の映画の紹介です
監督はロバート・ベントン。
ヒューマン・ドラマ映画です。 主演・出演はダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ。
ニューヨーク・マンハッタン。
ジョアンナは5歳の息子・ビリーに「愛してる」と語りかけ、トランクに荷物を積めます。
夫のテッドが帰るなり、ジョアンナは「別れる」と家を出るのです。
テッドが引き戻そうとするも、「戻ったら窓から飛び降りる」と、ジョアンナは出て行ってしまいます。
翌朝、テッドはビリーの支度と慣れないフレンチトースト作りに格闘します。
ジョアンナは戻らず、テッドはビリーにイライラする毎日です。
ある日叱られた後、ビリーはテッドに問いかけます。
その言葉でテッドは自分の行動を見直し、自分の気持ちをビリーに伝えます。
そして、1年半たったころ、ジョアンナから連絡が来ます。
ジョアンナはビリーを引き取りたいと言い、さらにテッドは職場でも最悪の状態になるのです・・・
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原題は『 Kramer vs. Kramer』同じ姓の掛け合いで、離婚裁判を意味するんですね。
原作はエイヴリー・コーマンの同名小説です。
この映画はアカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ダスティン・ホフマン」「助演女優賞/メリル・ストリープ」「脚色賞」を受賞しています。
可愛くて、涙を誘われるビリー役はジャスティン・ヘンリー。
現在は何と、47歳です。
この映画で、ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされています。
その後学業優先で心理学の学士を取得し、最近ではテレビドラマや、日本では未公開の映画の出演があるようです。