ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「武士の献立」

2022年11月04日 | 日本映画
2013年公開の日本映画の紹介です

監督は、朝原雄三。
実在の包丁侍を基にした、時代劇映画です。
主演・出演は、上戸彩、高良健吾、西田敏行、余貴美子、柄本佑、成海璃子、夏川結衣。



加賀藩江戸屋敷。
加賀藩6代藩主・前田吉徳の側室・お貞のもとに、女中の春はお膳を届けます。
いつもながらの美味しい味に、幼いころ両親が料亭に勤めていたと春は話します。
ある日藩内の宴が行われ、お台所御用役の舟木伝内のふるまった美味しい料理で、
「隠された味は何かわかったものに褒美をやる」と言われ、皆それぞれ答えます。
誰も当てられない中、お貞が春の名前を挙げます。
春は見事に隠し味を言い当て、舟木は驚きます。
その後、舟木は次男・安信に春が嫁ぐことを望む手紙が届きますが、武家にそぐわないと春は断るのです。
数日して舟木が直接春を訪ね、持ち寄った珍しい植物を調理させます。
どの料理もその植物に合い、改めて舟木は料理がダメな安信を一人前にしてほしいと頼み込むのでした。
金沢城下。
15日かけて舟木家に到着した春は、泥に汚れていましたが丁寧に家族に挨拶をし婚儀が行われます。
安信は台所で包丁侍として働いていましたが、適当な調理に叱られる始末です。
ある日、料理に対して馬鹿にした物言いの安信に春は怒り出し、
「同じ調理をして食べ比べましょう。
わたくしが勝ちましたら指導を受けて頂きます。」

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『包丁侍』とは、料理で将軍家や大名家に仕える武士の呼び名だったようです。
身分は足軽に相当するものの、「饗応料理」をつくって藩の威信を示すなど重要な働きです。

この映画は、実在の包丁侍、舟木伝内と安信親子とその家族を描いたドラマです。

春役は、全然年を取らない(ように見える)上戸彩。
今年37歳なんですね。
「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で小6で審査員特別賞を受賞しています。
歌手デビューが先のようです。
2001年、テレビドラマ『3年B組金八先生』第6シリーズの出演で、一直線に人気になりました。
数多いテレビドラマ、CM出演の中、映画はまだまだこれからの感じです。
「あずみ」(2003)シリーズ、「テルマエ・ロマエ」(2012)シリーズ、「昼顔」(2017)などの主演・出演、
「シャイロックの子供たち」が来年公開予定のようです。




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「あずみ」はもう一度観たいですねぇ

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