「アヒルと鴨のコインロッカー」

2007年公開の日本映画の紹介です

監督は、中村義洋。
伊坂幸太郎の小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、濱田岳、瑛太、関めぐみ、松田龍平、大塚寧々。

椎名は大学入学のために、仙台市に引っ越してきました。
段ボールを畳みながらボブ・ディランの『風に吹かれて』を口ずさんでいると、後ろから声をかけられます。
「ディラン？」
長身の河崎は隣に住み、自分の部屋に椎名を招きます。更に河崎は、
「隣の隣はブータン人のドルジという男で、辞書を欲しがっているので一緒に本屋を襲おう」
と、とんでもないことを爽やかに誘ってきます。
隣の隣は101号室で、椎名は挨拶の時に見かけた男性を思い出しました。
椎名は当然断りますが、河崎は更に変なアドバイスをしてくるのです。
翌日大学から帰った椎名は、河崎から2年前のドルジや付き合っていた琴美という女性の話を聞きます。
・・そして、
「本屋へ行くぞ」
と河崎は立ち上がり、椎名はついていく羽目になるのです。
ある日椎名は、101号室のドルジを訪ねて驚きました・・・

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映画の後半は、2年前の話にさかのぼります。
河崎とドルジと琴美の当時が描かれています。

因みに小説は、現代と2年前が交互に進んでいきます。
小説は吉川英治文学新人賞を受賞しています。

椎名役は、どんな役どころもありの濱田岳。
小説を読みながら、「あってるな～～」と思ってました。
この映画で高崎映画祭最優秀主演男優賞を受賞していたんですね。

≪　おまけ　伊坂幸太郎の映画化作品　抜粋　≫

「Sweet Rain 死神の精度」(2008)
監督：筧昌也
出演：金城武、小西真奈美

「フィッシュストーリー」(2009)
監督：中村義洋
出演：伊藤淳史、高良健吾、多部未華子

「重力ピエロ」(2009)
監督：森淳一
出演：加瀬亮、岡田将生

「ゴールデンスランバー」(2010)
監督：中村義洋
出演：堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆

「グラスホッパー」(2015)
監督：瀧本智行
出演：生田斗真、浅野忠信、山田涼介

「ゴールデンスランバー」(2018)　韓国映画
監督：ノ・ドンソク
出演：カン・ドンウォン、ハン・ヒョジュ

「アイネクライネナハトムジーク」(2019)
監督：今泉力哉
出演：三浦春馬、多部未華子

「ブレット・トレイン」(今年9月)　アメリカ合衆国
監督：デヴィッド・リーチ
出演：ブラッド・ピット、アーロン・テイラー＝ジョンソン、真田広之、サンドラ・ブロック

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「ブロークンシティ」

2013年公開の映画の紹介です

監督は、アレン・ヒューズ。
クライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、マーク・ウォールバーグ、ラッセル・クロウ、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ、ジェフリー・ライト。

ニューヨーク。ボルトン・ヴィレッジ。
銃を持つ刑事ビリー・タガートは、射殺した男の遺体を見つめます。
“殺人警官”とメディアでも大きく伝えられたビリーは、裁判にかけられます。
証拠不十分で不起訴となったビリーは署長に呼ばれ、市長ホステラーに話しかけられます。
事件当日の目撃者が現れたことで、穏便に済ますため市長は辞職を勧めビリーは受けました。
７年後。

女優のナタリーと同棲しているビリーは、私立探偵として浮気現場などを撮影する日々です。
ある日助手のケイティが電話を受け、市長ホステラーからとビリーに伝えます。
現市長のホステラーは現在市長選の最中で、ビリーを迎えると依頼する内容を説明します。
それは、ホステラーの妻・キャサリンが浮気していて相手がつかめず、市長選の前に解決したいというものでした。
引き受けたビリーはキャサリンを尾行し、男性との接触を確認します。
相手男性にビリーは驚き、ホステラーへの報告を迷うのです・・・

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主要3人はお気に入りの俳優陣です。
お気に入り俳優さんたちの競演があると、結構舞い上がりますです。

キャサリン役は、名前も同じキャサリン・ゼタ＝ジョーンズ。
「シカゴ」(2003)では、アカデミー賞/助演女優賞を受賞、
「トラフィック」(2001)では、ゴールデングローブ賞/助演女優賞のミネートがあります。
他、「ホーンティング」(1999)、「ディボース・ショウ」(2004)、「オーシャンズ12」(2005)、「幸せのレシピ」(2007)、「サイド・エフェクト」(2013)などの出演があります。

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