ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「最後の決闘裁判」

2022年11月09日 | 歴史映画
2021年公開の映画の紹介です

監督は、リドリー・スコット。
エリック・ジェイガーのノンフィクションが原作の、実話の歴史映画です。
主演・出演は、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ジョディ・カマー、ベン・アフレック。



1386年パリ。
マグリットは正装で決闘場の特別な場所に姿を現します。
間もなく場内には、馬に乗ったジャン・ド・カルージュとジャック・ル・グリが登場します。
フランス国王シャルル6世とたくさんの見物客が見守る中、決闘は始まります。
第一章 「ジャン・ド・カルージュによる真実」
1370年。リモージュの闘い。
指揮を執るジャンは、仲間のル・グリを引き立て敵と戦いますが負けてリモージュを失ってしまいます。
1377年。
ある日ピエール伯爵の命令で税の徴収に来たル・グリに、ジャンは「金はない」と正直に答え、
その後収入の為にジャンは戦いに出続けるのでした。
帰還したジャンは、ピエールに仕えるディボヴィルの娘、美しいマグリットに一目ぼれし結婚します。
1年後に宮廷から招待状が届き、ジャン夫妻は疎遠になっていたル・グリと握手を交わします。
ル・グリはマグリットが気になり始め、その後事件が起こるのです・・・

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この映画は、
第一章 「ジャン・ド・カルージュの真実」
第二章 「ジャック・ル・グリの真実」
第三章 「マルグリット・ド・カルージュの真実」
からなり、
それぞれの視点から映像が映し出されます。

長編153分で派手さのないストーリーですが、興味のある面白い作りです。

エリック・ジェイガーの小説は『決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル』
映画の原題は『The Last Duel』
“Duel”は、名誉の獲得・回復、紛争の解決、恨みを晴らすなどの目的の「決闘」を意味するようです。

マグリット役は、ジョディ・カマー。
「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(2019)では、レイの母役、
「フリー・ガイ」(2021)では、ミリー・ラスク / モロトフ・ガール役でした。

≪ 付録 決闘裁判 とは ≫

中世ヨーロッパで行われた裁判としての決闘の事。
「神は正しい者に味方する」、「決闘の結果は神の審判」というキリスト教の信仰が背景となっている。
決闘の対象となるのは貴族や自由人に限定されていた。

この映画では、パリ高等法院の司法官32人全ての対席が必要と説明されていました。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
それぞれの視点の小説や映画は多々ありまして、
真っ先に「鎌田行進曲」の原作を思い出しましたですよ

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