ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「みんな元気」

2022年11月24日 | ドラマ映画
2009年製作、劇場未公開の映画の紹介です。

監督は、カーク・ジョーンズ。
温かいストーリーでキャストも贅沢、なのに劇場未公開のヒューマン・ドラマ映画です。
主演出演は、ロバート・デ・ニーロ、ケイト・ベッキンセイル、サム・ロックウェル、ドリュー・バリモア。


一人暮らしのフランクは、週末に4人の子供たちが集まるのを楽しみにしていました。
ところが、庭の手入れをしたり高級食材を購入したりしているにもかかわらず、それぞれから来れなくなったと留守電が入るのです。
妻に先立たれたばかりのフランクは、子供たちの現在を妻を通してしか知らない事に気付きます。
乗り物での遠出は、持病がある為医者から止められますが、フランクは子供たちに会いに旅立つのです。
フランクは連絡せずに、まずシカゴの末っ子のデイヴィッドを尋ねます。
しかしいくら待っても帰って来ず、手紙を置いて長女のエイミーの元へ行きます。
デンバーのエイミーの自宅では、高熱のはずの孫が出迎えます。
夜には夫のジムにも会えましたが、わだかまりが残る中フランクはエイミー宅を後にします。
その頃エイミーと長男・ロバートと次女・ロージーは連絡を取り合い、メキシコで逮捕されたデイヴィッドを心配します。
汽車での移動の時、フランクは心配して声をかけたホームレスと揉み合いになってしまいました・・・

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この映画は1990年にイタリアで公開された同名映画のリメイク作品ですが、設定、ストーリーの若干の違いがあります。

オリジナル作品

「みんな元気」(1990) 
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、ミシェル・モルガン、ヴァレリア・カヴァーリ

主題歌は、監督じきじきに依頼されたポール・マッカートニーの
「(I Want To) Come To Home」((アイ・ウォント・トゥ)カム・ホーム)
ポールは、同じく子供を持つ親として、デ・ニーロ演じるフランクの気持ちは痛いほどよくわかると語っていたようです。
ラストのシーンぴったりの曲がチェロとバイオリンから静かに始まり、オーケストラが演奏しています。





皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
オリジナルはまだ未見ですが、お勧めの一作品でございます
兄弟が連絡を取り合っている姿も、とっても素敵でございました
ブログ開始当初の再アップですが、かなり手直ししております

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コメント (4)
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