ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「TAR/ター」

2023年08月04日 | 実話をもとにした映画
今年5月公開の映画の紹介です

監督は、トッド・フィールド。
女性初の首席指揮者/リディア・ターの半生、実話のドラマ映画です。
主演・出演は、ケイト・ブランシェット、ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス、
ゾフィー・カウアー、マーク・ストロング。


(あらすじ)
リディア・ターの姿を映すスマホ画面が映り、中傷的な言葉が入ります。
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「偉大な音楽家、カーティス音楽院、ハーバードを経てウィーン大学では博士号を取得、
5年間研究する先住民族音楽の場で過ごし、クリーブランド管弦楽団でシキシャデビュー、ベルリンフィルの首席指揮者、
映画や舞台の音楽を作曲し、〝EGOT〟獲得を達成。」
公開インタビューの場で輝かしい経歴を紹介された後、リディアは幾つかの質問に熱く答えます。
終わった後ファンに質問されるリディアは、助手のフランチェスカに促がされ支援者・カプランと会食をします。
女性指揮者を育成するプロジェクトを持つリディアは、
参加者のひとりに情緒不安定の女性がいるとカプランに話します。
ジュリアード音楽院で指導をするリディアは、
マックスという青年と会話し「バッハは聴かない。」と話されます。
理由を聞いたリディアは、何とかそれを意識せず聞くよう促すも、
あまりのしつこさにマックスは退席してしまうのです。
その後フランチェスカから情緒不安定のクリスタからのメールを伝えられるも、リディアは無視するよう言うのです。
養女のペトラのいじめや、オケの高齢の指揮者など問題が山積みの中、やがてリディアはクリスタの自殺を知るのです・・・

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この映画はアカデミー賞で、
「作品賞」「監督賞」「主演女優賞/ケイト・ブランシェット」「脚本賞」「撮影賞」「編集賞」のノミネートがあります。

ゴールデングローブ賞では、
「主演女優賞(ドラマ部門)/ケイト・ブランシェット」を受賞しています。

脚本も担当しているフィールド監督は、
ケイト・ブランシェットが主役を演じることを念頭に執筆していたようです。
脚本を読んだブランシェットは出演を即座に了承!!

あらすじには登場しませんが、リディアのパートナー/シャロン役は、ニーナ・ホス。
「東ベルリンから来た女」(2013)、「誰よりも狙われた男」(2014・劇場未公開)、「ザ・コントラクター」(昨年10月)などの出演があります。

≪ 付録 〝EGOT〟とは ≫

エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞の事です。
この映画、この時期では受賞者が15人と紹介されていますが、現在は18人のようです。

主な受賞者は、

・リチャード・ロジャース/作曲家:『サウンド・オブ・ミュージック』『王様と私』など
・リタ・モレノ/俳優・シンガー:『ウエスト・サイド物語』など
・ジョン・ギールグッド/俳優・演出家:『ミスター・アーサー』など
・オードリー・ヘプバーン/俳優:『ローマの休日』『オンディーヌ』など
・マーヴィン・ハムリッシュ/作曲家:『追憶』など
・ジョナサン・チューニック/作曲家:『タイタニック』など
・メル・ブルックス/俳優/演出家:『プロデューサーズ』
・マイク・ニコルズ/演出家:『エンジェルス・イン・アメリカ』『卒業』など
・ウーピー・ゴールドバーグ/俳優:『ゴースト/ニューヨークの幻』など
・ジェニファー・ハドソン/俳優・シンガー・プロデューサー:『カラーパープル』『ドリームガールズ』など
・ヴィオラ・デイヴィス/俳優・プロデューサー:『フェンス』など
・スコ・ット・ルーディン/プロデューサー:『ノーカントリー』『パッション』など

などなど




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
とっても観たかった映画です
なんったって、タクトを振るケイトの姿が!!!
もう、カッコ良すぎでした

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