ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「スノーピアサー」

2023年11月09日 | SF映画
2014年公開の映画の紹介です

監督は、ポン・ジュノ。
韓国・アメリカ合衆国・フランス製作の、SF・アクション・スリラー映画です。
主演・出演は、クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ジョン・ハート、
ジェイミー・ベル、ティルダ・スウィントン、エド・ハリス。


(あらすじ)
2031年。
地球温暖化を止める為散布した化学薬品で、
陸地は雪と氷に覆われ人類は崩壊してしまいました。
わずかに生き残った人々は、永久機関で動き続ける列車『スノーピアサー』の中で暮らしています。
しかし前方車両の富裕層が全てを支配し、最後尾の貧困層の食料は黒い寒天状のプロテインのみでした。
女支配者メイソンとその兵士による仕打ちに、やり返そうとするエドガーをカーティスは抑えます。
「時を待て」
そしてカーティスは、兵士の銃には弾が入っていないと確信し、
自ら実証して反乱を起こします。
貧困層の男たちはつなげたドラム缶と共に、前方へ進んでいきます。
時おりプロテインの中に誰かが入れてくれる赤い紙の情報で、
監獄車輛のナムを連れ出し、セキュリティを解除させて進みます。
プロテイン製造場所を通った時、原料を知った皆はショックを受けるのです・・・

**************************************
この映画のカーティス役とメイソン役は、一見誰だか分りません。

原作は、ジャック・ロブ、バンジャマン・ルグラン、ジャン=マルク・ロシェットらの、
グラフィックノベル『Le Transperceneige』。
フランス語で、「雪を貫くもの」という意味のようです。

映画の原題は、同じ『Snowpiercer』。
「piercer」の意味は、「刺し通す人、穴開け器、ピアスの穴開け業者」。

ナム役は、ソン・ガンホ。
「シュリ」(2000)の出演、
「タクシー運転手 約束は海を越えて」(2018)では、
青龍映画賞(韓国最大の映画賞)・主演男優賞を受賞しています。

列車『スノーピアサー』の中には日本人も生き残りのメンバーに入っているようで、
寿司バーがあります。
階級上位者には、水槽で増えた魚をさばいて寿司にする<特別な日>が設けられているんですね。
喜んでいいんだか何だか・・・

テレビドラマ(2020年~2022年)もあります。
出演: ジェニファー・コネリー、ダヴィード・ディグス、ミッキー・サムナー




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開設当初の記事を再アップしています
実に!!画期的な世界観です

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「彼女が目覚めるその日まで」

2023年11月09日 | 実話をもとにした映画
2017年公開の映画の紹介です

監督は、ジェラルド・バレット。
実話が元になっている、ドラマ映画です。
主演・出演は、クロエ・グレース・モレッツ、ジェニー・スレイト、キャリー=アン・モス、トーマス・マン。



(あらすじ)
『ニューヨーク・ポスト』に勤めるスザンナは、恋人のミュージシャン・スティーヴンを両親に紹介します。
その日はスザンナの誕生日で、ろうそくを吹き消す時スザンナは少しぼんやりし皆に促されます。
その頃から状態が不安定になり、病院ではMRIを調べても正常と言われました。
しかし幻聴などで睡眠不足にもなり、大事なインタビューでスザンナは失態してしまうのです。
ある夜スティーヴンと過ごしたスザンナはけいれんの発作を起こし、病院で精密検査をします。
原因はわからず、家で様子をみる両親ですが、
スザンナの行動や言動は酷く手に負えない状態です。
更に病院でも、自分は“双極性障害”だと、スザンナは医師に断言するのです。
やがて入院することになったスザンナに付き添うスティーヴンは、医師に弱音を吐いてしまいます・・・

****************************************************
基になったのは、スザンナ・キャハランの自叙伝『脳に棲む魔物』。

原題は『Brain on Fire』。
直訳で「燃える脳」でしょうか。

病名は『抗NMDA受容体抗体脳炎』らしいです。
急性型の脳炎で、病名がわかるまで時間がかかり映画を見ていても怖いです。

映画自体は、クロエちゃんの迫真の演技があれど、
残念ながらそれほど評判にはならなかったようです。

日本でも同じ病名の実話映画がありました。
「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(2017)
監督:瀬々敬久
出演:佐藤健、土屋太鳳

まだ観ていないので、観ましたらアップしますです




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邦画も実話なので、原作が同じと思ってました
違いましたです

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