ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「俺たちに明日はない」

2019年03月13日 | 実話をもとにした映画
1968年公開の映画の紹介です
私にとっても不朽の名作の一つです

監督はアーサー・ペン。実在の銀行強盗・ボニーとクライドの出会いと死までを描いたクライム・サスペンス映画です。
若かりしウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイの共演です。



1930年のアメリカ、テキサス。
気だるい生活のボニーは、窓の外にボニーの車を物色している男性を見かけます。
下に降りて話をすると、男性・クライドは刑務所から出てきたばかりと話します。
どうせチンケな強盗だろうとボニーが言うと、クライドは銃をちらつかせます。
更にボニーがカマを掛けると、クライドは近くの店へ押し入り、手に現金を握りしめて出てきます。
ボニーとクライドはそのまま車を盗んで逃走します。
2人はお互いに惹かれあい、銀行強盗を繰り返します。
しかし、加わった“C・W”がへまをしてクライドが警官を射殺してしまうと、後戻りできなくなってしまいました。
その後、クライドの兄夫婦も合流し、5人は犯行を重ねていくのです。
世間の注目が高まって来た頃、突然ボニーがいなくなり、クライドは必死で探します。

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原題は『Bonnie and Clyde』で、多くの他の作品の会話の中に登場します。

アカデミー賞では「助演女優賞/エステル・パーソンズ」と「撮影賞」を受賞しています。
、ノミネートに「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ウォーレン・ベイティ」「主演女優賞/フェイ・ダナウェイ」「助演男優賞/ジーン・ハックマン」 「脚本賞」

実際のクライド・バロウに似ていることから、最初はボブ・ディランにオファーしていたんですね。
ボニーの候補には、ナタリー・ウッド、ジェーン・フォンダ、シャーリー・マクレーンなど、挙がっていたそうです。

この映画は当初「B級映画」扱いだったそうですが、大ヒットとなってプロデューサーを兼任しているウォーレン・ベイティはひと財産築いたんですね。

近年、アカデミー賞・作品賞発表の際にすったもんだがありましたが、往年のボニーとクライドの姿に、心が動かされました。





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