ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「涙するまで、生きる」

2024年02月27日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2014年製作・劇場未公開映画の紹介です

監督は、ダヴィド・オロファン。
アルベール・カミュの「客」が原作の、フランスのドラマ映画です。
主演・出演は、ヴィゴ・モーテンセン、レダ・カテブ、ジャメル・バレク。


(あらすじ)
1954年。アルジェリア。フランスからの独立を目指す戦争の時代。
そこで生まれ育ったダリュは、
山奥の谷間で教師として子供たちに教える毎日を送っています。
ある日、殺人罪のモハメドをロープで連れた憲兵が訪れ、タンギーまで送り届けるよう言い、
ダリュが断わるも強引にモハメドを置いて行かれてしまいます。
その後数人の男たちがモハメドを連れ去ろうとして攻撃を仕掛けてきます。
何とか追い払ったダリュですが、馬は傷を負ってしまいました。
一時はモハメドの解放を考えたダリュは、支度をしてモハメドを連れ歩き始めます。
道沿いに行くと見つかる危険性がある為、ダリュは山を越えることにします。
ところが一人の男性ともみ合い、ダリュは銃殺してしまいました。
ショックを受けたダリュのそばで、モハメドは冷静に墓を作り祈りを捧げます。
その後も行動を共にするうち、ダリュは死刑になるためになぜ逃げないのかとモハメドに尋ねます。
答えを聞いたダリュは納得いかず、生きることについて話すのです・・・

***********************************************
アルベール・カミュ自身がフランス領アルジェリア出身のようです。
元になった『客』の邦訳は確認できませんでした。
有名な作品は、「異邦人」「ペスト」「カリギュラ」などです。
コロナ化で、「ペスト」は割と最近読んだばかりです。

モハメド役は、レダ・カテブ。
フランスの俳優さんです。
「ゼロ・ダーク・サーティ」(2012)、「世界の涯ての鼓動」(2017)、
「ウルフズ・コール」(2019)の出演は観ていました。
「スペシャルズ! ~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~」(2019)は、
気になっていたところです。




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アマプラの「あなたにおススメ」で見つけた作品です。
どういう基準かは謎ですが、結構参考させてもらってます

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2 コメント

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Unknown (tom888_2006)
2024-02-27 11:18:59
ヴィゴモーテンセンはグリーンブック以来注目しています、魔法使いの役よりずっといいですね、今回の映画は知りませんでした。今から見てみます。ありがとうございます
返信する
こんにちは (tom888_2006さんへ)
2024-02-27 12:21:35
ご訪問とコメントありがとうございます
ヴィゴ・モーテンセンは“”アラゴルン”から観ています
様々な役どころが最近は多いんですが、
実は「カリートの道」のちょっとの役が印象的です
この映画も、ヴィゴらしい誠実な人物を演じていました
お楽しみくださいね 
返信する

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