ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ヴェルサイユの宮廷庭師」

2019年12月24日 | ドラマ映画
2015年公開の映画の紹介です

監督は、故・アラン・リックマン。
庭園は実在しますが、フィクションのドラマ映画です。
主演・出演は、ケイト・ウィンスレット、アラン・リックマン、マティアス・スーナールツ、スタンリー・トゥッチ。


1682年、ルイ14世全盛のころのフランス。
田園地方で、サビーヌ・ド・バラは造園家として植物や土をいじる生活を送っていました。
ある日サビーヌのもとに、王宮の移転先ヴェルサイユでの庭園建設への参加を募集する手紙が届き、サビーヌは面接の為宮廷庭師の責任者・ル・ノートルに会いに行きます。
ル・ノートルはサビーヌの図面を見て良くないと判断し帰してしまいますが、 帰り際、サビーヌが庭の大きな鉢植えの位置を直しているのが目にとまります。
後日、〈舞踏の間〉建築を任される連絡が来た時はサビーヌは驚きました。
任された土地は荒れた状態で水を引くのも困難な状態でしたが、同業者の協力でなんとか作業は進んでいきます。
ある時庭の製作中に、造園家と思い、サビーヌは気軽に男性に話しかけます。
ところがその男性は、ある事情でたたずんでいた国王ルイ14世だったのです・・

*****************************************************
サビーヌ役はケイト・ウィンスレット。
「愛を読むひと」(2009)では、アカデミー主演女優賞を受賞しています。

ル・ノートル役はマティアス・スーナールツ。
ベルギーの俳優さんで、「パーフェクト・ルーム」(2016)、「リリーのすべて」(2016)等の出演があります。

≪  ロカイユの木立「舞踏の間」 ≫

この映画で取り上げられた、ヴェルサイユ宮殿に実在する庭です。
実際にはアンドレ・ル・ノートルという人物によって造園されたようです。

≪  ヴェルサイユ庭園 ≫

造園家アンドレ・ル・ノートルの設計のもと、ルイ14世の統治下でヴェルサイユ宮殿と同時期に建設されました。
建設には40年もかかったんですね。

庭園で最も有名なのは噴水庭園です。
『泉水』・・ほぼ神話に基づく名前がつけられ、それにちなんだ彫刻が設置されています。

ラトナの泉水、アポロンの泉水、バッカスの泉水、ケレースの泉水、
サトゥルヌスの泉水、フローラの泉水、鏡の泉水、ネプチューンの泉水、
ドラゴンの泉水、ニンフの泉水、ピラミッドの泉水






お立ち寄り頂き、ありがとうございます
今年も、たくさんのいい映画に出会いました ヾ(○⌒ ∇⌒○)ノ

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (グライセンさんへ)
2019-12-25 23:01:00
この記事は少し前に作ったものなんですが、もう一度観てからと思いレンタル店に行くと・・
なんと、お取り寄せ・・
私も、なんとかまた観たい映画です
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Unknown (グライセン)
2019-12-25 08:02:14
また観たくなりました。
返信する
こんばんは (trueliesさんへ)
2019-12-24 22:53:12
もしや、「ダイハード」ですよね
今日、「リーサルウェポン」を久々に観ているんですが、いきなりクリスマスの曲で、この時期の映画だったんですね~
「タイタニック」は海水は冷たそうでしたね・・・
返信する
丁度 (truelies)
2019-12-24 19:34:57
自分もX'mas映画という事でアラン・リックマンを思い出しておりました
「タイタニック」は・・・冬の話じゃありませんもんね(笑)

面白いキャストですね
返信する

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