ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「バタフライ・エフェクト」

2023年02月05日 | スリラー・ミステリー映画
2005年公開の映画の紹介です

監督は、エリック・ブレス。
個人的に大好きすぎる、ミステリー映画です。
主演・出演は、アシュトン・カッチャー、エイミー・スマート、エルデン・ヘンソン、ローガン・ラーマン。



蹴破られそうなドアの内側で、エヴァンはノートになぐり書きをします。
『もし誰かがこれを見つけたら、計画は失敗した証拠、
でも、成功したら、その時は彼女を救えるだろう』
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7歳のエヴァンは時々記憶をなくし、心配した母は医者に診てもらいます。
医者は記憶の為に日記をつけることを薦め、エヴァンは毎日ノートに書き続けます。
6年後。
13歳のエヴァンは、トミーの家の地下で、トミーの妹のケイリー達といつも過ごしていました。
その日トミーは隠してあったダイナマイトを取り出し、
火をつけて一軒家のポストに入れてしまいます。
急いで離れて見ていた瞬間エヴァンは記憶をなくしてしまいます。
エヴァンが気がついた時は何か事故が起こった後で、誰に聞いても口を閉ざしていたのです。
間もなくエヴァンは引越しする事になり、ケイリーに「迎えに来る」とそっと約束します。
その後大学生になったエヴァンは、ずっと書き続けていた日記を開いた時、その場面に飛ぶ経験をします。
子供の頃気になっていたケイリーが父親といる地下の場面で、エヴァンは父親がしていることをなじり脅しをかけたのです。
その後現実に戻ったエヴァンは見たことがない部屋にいて、ベッドの横にはケイリーがいました。
エヴァンは驚き、ベッドを転げ落ちてしまいます・・・

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この映画はカオス理論の一つ、“バタフライ効果”がテーマにされています。
冒頭で、
『小さなチョウの羽ばたきが
地球の裏側で台風を起こす事もある』
と、流れます。

レンタルDVDには別エンディングが2つ収録されていました。
それぞれの理由で却下になったんですね。

続編があります。

「バタフライ・エフェクト2」(2007)
監督:ジョン・R・レオネッティ
出演:エリック・ライヴリー、エリカ・デュランス

「バタフライ・エフェクト3/最後の選択」(2009)
監督:セス・グロスマン
出演:クリス・カーマック、レイチェル・マイナー

大人になったケイリー役は、エイミー・スマート。
「スタスキー&ハッチ」(2004劇場未公開)、「アドレナリン」(2007)、「ハングマン (2017年の映画)」(2018)などの出演があります。

7歳のエヴァン役は、ローガン・ラーマン。
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(2010)、「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(2011)では、どちらも主演でした。
他、「3時10分、決断のとき」(2009)、「ウォールフラワー」(2013)、「フューリー」(2014)、「ブレット・トレイン」(2022)などの出演・主演があります。




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「ノルウェイの森」

2023年02月04日 | 日本映画
2010年公開の日本映画の紹介です

監督は、トラン・アン・ユン。
村上春樹原作、PG12指定のドラマ映画です。
主演・出演は、松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、玉山鉄二、高良健吾。



高校時代のワタナベは、友人のキズキと、キズキの長馴染みで恋人でもある直子と過ごす日々でした。
しかしある日キズキが自殺してしまい、ワタナベは深く悲しみます。
『誰も知らない場所ですべてを忘れてしまいたかった』
地元を離れ東京で大学生となったワタナベは、ある日偶然直子を見かけ声を掛けます。
キズキの話題には触れず、その後直子の二十歳の誕生日を祝います。
ワタナベが用意したケーキとプレゼントを前に、直子は突然泣き出し2人は体の関係を持つのでした。
しかしその後も直子は泣き続け、ワタナベは後悔しながらも直子に気持ちが知りたいと手紙を書きます。
その頃ワタナベは、同じ大学に通う緑から声をかけられ手料理を食べるほど仲良くなります。
ある時届いた直子からの手紙には「会いたい、話したいことがある」と書かれていて、
ワタナベは直子がいるという療養所に向かいます。
レイコと名乗る女性が迎えに出ていて、ワタナベは泊まる部屋を案内され直子とは2人きりで話せないと言われます。
しかしその後部屋でくつろぐワタナベに、こっそり直子が近づいてきたのです・・・

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タイトルの意味するところ、調べてみました。
執筆中は『雨の中の庭』だったようです。
村上春樹の奥様の提言で、このタイトルになったとか。

この映画は、監督などが村上春樹から映画化の許可を得るまで4年かかったようです。

直子役は、菊地凛子。
「バベル」(2007)では、ゴッサム賞/新人女優賞・ベスト・アンサンブル・キャスト賞、年 ゴッサム賞/新人女優賞、シカゴ映画批評家協会賞/助演女優賞を受賞、
アカデミー賞/助演女優賞などたくさんのノミネートがあります。
映画では他に、「47RONIN」(2013)、「パシフィック・リム」(2013)、「大怪獣のあとしまつ」(2022)などの出演があります。




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なかなか2人の世界観に入り込めず、原作が読みたいと思いましたです

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「ザ・メニュー」

2023年02月03日 | サスペンス映画
昨年11月公開の映画の紹介です

監督は、マーク・マイロッド。
日本のウォルト・ディズニー・ジャパンでは初めてのR15+指定、サスペンス・ブラックコメディ映画です。
主演・出演は、レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト、ホン・チャウ、ジョン・レグイザモ。


タイラーとマーゴは、太平洋岸の孤島にある超高級レストラン“ホーソン”に向けた船に乗ります。
予約が取れづらくセレブが招待されることが有名な中、著名人も船に乗り合わせていました。
“生牡蠣とミニョネットソース レモンキャビア添え”
ふるまわれた料理にタイラーは褒めたたえたウンチクを並べますが、
マーゴは一言、
「牡蠣は普通に食べたい」
島に着くとエルサという女性の案内で、燻製室や従業員の施設など回った後レストランに到着します。
すると、マーゴはタイラーの連れとして違う名前で登録してありました。
一瞬顔を見合わせるエルサですが、丁重にマーゴを迎えます。
有名シェフのスローヴィクが一手で登場し、フルコースや料理について一品ごとに説明します。
しかし食品が載せられていない皿が出されたり、マーゴは不満だらけになります。
更に、4品目では場内騒然となるのです・・・

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何が起こるかわからないレストランでございました。
予備知識なく観ましたのでドキドキものです。

マーゴ役は、アニャ・テイラー=ジョイ。
「モーガン プロトタイプL-9」(2016劇場未公開)で初めて知りました。
「スプリット」(2017)、「マローボーン家の掟」(2019)、「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」(2022)、
「EMMA エマ」(2020劇場未公開)、「ノースマン 導かれし復讐者」(公開中)など目白押しです。
4月公開予定の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」では、ピーチ姫の声担当のようです。

※ 気になったので、名前の「=」について調べてみました。
もちろん「イコール」の意味ではなく、「ダブルハイフン」というのだそうです。
元々「-」で繋がっている「名」を、日本語で文字表記する際に、「= 」に置き換えているということらしいです。
『Anya Josephine Marie Taylor-Joy』⇒『アニャ・テイラー=ジョイ』
知らなかった~~




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調理場面はあまり見られなかったんですが、
料理登場の映画は、いつも興味津々でございます

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「オデッサ・ファイル」

2023年02月02日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1975年公開の映画の紹介です

監督は、ロナルド・ニーム。
フレデリック・フォーサイス原作の、サスペンス・スリラー映画です。
主演・出演は、ジョン・ヴォイト、マクシミリアン・シェル、メアリー・タム。


イスラエル。1963年、9月。
エジプト軍の使う弾道ミサイルがイスラエルを全滅させる可能性があると知り、
そのミサイルを実験中のドイツの工場を探すようある男性が依頼されます。
西ドイツ。ハンブルク。
フリーの事件記者をしているピーター・ミラーは、救急車とパトカーが走り去るのを見、追いかけて現場に到着します。
知り合いの刑事・カールに建物内に入ることを頼むも、ピーターは老人の自殺だったと言われます。
その後、カールから興味のある老人の遺品を渡され、大量に書かれた手記を読みふけります。
老人は強制収容所から解放された一人で、
当時の収容所所長のロシュマンがひどい行為でドイツ人を殺害していたことが綴られていました。
更にロシュマンは戦後逃亡し、老人が告発出来なかった無念が書かれていたのです。
ピーターは調べるうち、何者かに狙われ始め妻や母に反対されながらもウィーンのある人物に会うのです。
そしてピーターは、“オデッサ・ファイル”、“SS隊員”について知る事になるのです・・・

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強制収容所長エドゥアルト・ロシュマンは、実在の人物で、“リガの屠殺人”と呼ばれていたようです。

『オデッサ』はSS隊員(ドイツの親衛隊)からなる秘密組織です。

ロシュマン役は、当時40代の故・マクシミリアン・シェル。
「ニュールンベルグ裁判」(1962)では、アカデミー主演男優賞を受賞しています。
他、「戦争のはらわた」(1977)、「ジュリア」(1978)、「ブラックホール」(1980)、
「ディープ・インパクト」(1998)、「ブラザーズ・ブルーム」(2010)などの出演・主演があります。
因みにこの映画には、実姉のマリア・シェルも出演しています。





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ジョン・ヴォイトの若かりし映画を観ると、
やはり娘様のアンジェリーナ・ジョリーくりそつ(逆ですが)でございますよ

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「ストックホルム・ペンシルベニア」

2023年02月01日 | ドラマ映画
2015年劇場未公開の映画の紹介です

監督は、ニコール・ベックウィズ。
『ストックホルム症候群』がテーマになっている、ドラマ映画です。
主演・出演は、シアーシャ・ローナン、シンシア・ニクソン、デビッド・ウォーショフスキー。


20歳を過ぎているレイアは、警察の車で一軒家に到着します。
何人もが見守る中家に入ると、男女、グレンとマーシーが待っていました。
2人はレイアを喜びで向かい入れ、
「やっと帰ってきた」とマーシーはレイアを抱擁します。
しかし常に無表情のレイアは、案内された部屋も内側から開かないように細工するのです。
夕食ではレイアは目を閉じ祈ります。
「親愛なるユニバース・・・」
マーシーが聞くも、宗派ではなくすべての人のためのものとレイアは答えます。
更に、マーシーの“リアン”という呼びかけに、自分は“レイア”でお姫様の名前と言われたというのです。
その後グレンと出掛けた店で、レイアは新聞に載る自分の記事を目にします。
4歳でベンという男に誘拐され、17年間監禁されたという内容でした。
その後レイアはカウンセリングに通い、マーシーは子育てに関する本を読み漁り実行しようとします。
しかしレイアにとっては『知らない人達、知らない家』で、心が開けない状態でした。
更にレイアは、こっそりベンが収容された刑務所に連絡を取ったのです・・・

****************************************************
マーシーはこうすればよかったのに、と思うことが多い映画でした。
子育てを考えさせられる映画でもありました。

原題も。同じ『Stockholm, Pennsylvania』です。

『ストックホルム症候群』とは、誘拐犯にたいして共感や好意的な感情を抱くというもののようです。

マーシー役は、シンシア・ニクソン。
テレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダ役で有名のようです。
たくさんのテレビ出演があり、映画は他に、
「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」(2016)、「サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶」(2016劇場未公開)、「さよなら、僕のマンハッタン」(2018)などの出演があります。





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只今、アマゾンアソシエイトなるものを試しておりまして、
変な表示になっていたらスミマセン

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