見つかった時には「ステージ4」 人間ドック受けていたのに…肺がん患者が語る検診の限界
7/18(木) 12:11配信
読売新聞(ヨミドクター)
見つかった時には「ステージ4」 人間ドック受けていたのに…肺がん患者が語る検診の限界
読売新聞社
がんを語る
「がんを語る」第4回のテーマは肺がん。最新のデータでは、国内での年間の新たな患者は11万人以上、死亡者は約7万4000人です。がんの部位別患者数では、大腸がん、胃がんに続いて3番目ですが、死亡者数は第1位。これは、約半数の患者が、手術できない段階にまで進行してから診断されるためです。そんな現状を3人の方に語ってもらいました。
《肺がん》 早期はほとんど無症状で、進行すると、咳(せき)、痰(たん)、血痰、発熱、呼吸困難、胸痛などの症状が出る。右肺は三つ、左肺は二つの肺葉に分かれており、手術では、がんのある肺葉ごと切除することが多い。がんの広がり次第で、片側の肺全部をとる全摘や、肺葉の一部だけを切除する縮小手術も行われている。手術が難しい場合は、放射線治療や薬物療法が治療の柱になる。集団検診での肺がん検査は、胸部エックス線(レントゲン)検査が広く普及している。
参加者(敬称略)
長谷川一男(はせがわ・かずお)NPO法人肺がん患者の会「ワンステップ」代表48歳
田中一郎(仮名)中国地方の元公務員50歳代
鈴木恵子(仮名)東京都内在住の主婦50歳代
進行役ヨミドクター副編集リーダー・藤田勝
見つかった時には「ステージ4」 人間ドック受けていたのに…肺がん患者が語る検診の限界
長谷川さん
余命「1年くらい」と言われ、今10年目
――自己紹介をお願いします。
長谷川 (写真) 横浜に住んでいます。がんが見つかったのは2010年、もう9年前になります。当時39歳で、子供は小2と年長組。青天の霹靂(へきれき)でした。
診断された時点でステージ4(注1)でした。余命も「1年ぐらい」と言われていましたが、薬がすごく効いて、何とか今、10年目にまで来ているという感じです。治療を始めた頃は、「5年生存率が数%」と古い数字を聞いていたので、ここまで来られるとは思ってもいませんでした。
田中 肺がんがわかったのは15年6月。今年6月で丸4年です。3人家族で、一人娘が今年23歳。当時は、神戸の短大に送り出して、「ああ、やれやれ」っていうときでした。
1週間ほどおなかが痛く、吐き気もありました。その10年ほど前に胃がんで胃を半分切っていますが、胆のうは残していたので「胆のう炎かな」と思い、胃がんの手術をした病院に問い合わせました。「2日後に来てくれ」と言われましたが、心配で2日も待てず、すぐに個人病院に行って腹部エコーを撮ってもらいました。「肝臓付近にちょっと気になる影がある」ということで、すぐ総合病院に紹介されてCT(コンピュータ断層撮影法)を受けました。腹部造影でしたが、肺も気になって撮ってもらい、肺がんが見つかりました。
――肝臓付近の影は何だったのですか。
田中 肺から副腎への遠隔転移でした。だから、ステージ4ですね。手術も放射線治療もできなくて、すぐ化学療法に入りました。
抗がん剤がつらく、休薬して今後の治療を検討中
――効果はどうでしたか。
田中 最初の抗がん剤は結構効いて、副腎のがんは、CT上では見えなくなりました。肺の方も半分くらいになりましたが、その後、右肺の下葉に新しくできたり、原発のがんが大きくなったりしました。オプジーボなど、いろいろな薬を試していますが、今年1月の検査でもあまり効いていないということで、また薬を変えることになりましたが、抗がん剤治療がつらいのと、体調がすごく良かったこともあり、今はちょっと休薬して今後の治療を考えているところです。
「夏風邪かな」 近所のクリニックで「すぐに精密検査を」
鈴木 東京都内で主人と2人暮らしです。17年に夏風邪みたいな症状があり、治りが悪かったので、近所の内科クリニックでCTを撮ったら、「すぐに精密検査を受けてください」と言われ、病院に紹介状を書いてもらいました。
右上葉の 肺腺がん (注2)でしたが、反対側の肺と腰椎にも転移があって、ステージ4でした。抗がん剤治療しかなく、言われるままに治療が始まりました。私の場合はEGFR(注3)の遺伝子変異があったので、その場合に有効な分子標的治療薬を飲み出して2年弱ぐらいです。まだ、それが奏功してくれている状態です。
――みなさん最初からステージ4ということですが、診断時の心境は?
長谷川 見つかった経緯としては、咳がいきなり出始めて、風邪だと思って寝ているじゃないですか。それが、どんどん具合が悪くなって、普通は寝れば治るはずなのに、そうじゃなかった。最初のころは何かもうろうとして、意思決定ができなかった記憶がありますね。告知を受けたときのことも、今覚えているのは「治らない」と告げられたのと、自分がその診察室を出ていくような姿を、なぜか廊下の向こう側から自分が見ているみたいな、そういうぼんやりした感覚が記憶に残っています。
見つかった時には「ステージ4」 人間ドック受けていたのに…肺がん患者が語る検診の限界
参加した3人とも、診断時には「ステージ4」だったという
横になると、苦しくて寝られなかった
――自分のことなのに、人ごとのように?
長谷川 そうですね。記憶としては。あと、肺がんって悪くなると、横に寝られなくなります。呼吸が苦しくなってしまうので。肺がんの診断がつくまでは、「斜めに寝るといいですよ」とか、誰も教えてくれない。だから僕は、横になると苦しくて寝られず、具合も悪くて、もう八方ふさがりでしたね。しかも「がんじゃないのかな」と不安に襲われながら……。
診断を受けた後は、「分子標的治療薬が効く遺伝子変異があれば延命できる。なければ一体どうなるのか? もう、この病院から出られないのでは」と不安に襲われた覚えはありますね。
でも、先生方はすごく真摯(しんし)に向き合ってくださって、何でもちゃんと答えてくれて、検査も非常に速いペースでしてくれました。先生方も急がなきゃいけないと思っていたんですね。自分としては、今話していても整理がつかないぐらい、グチャグチャな状況でした。
それに、原因探しをしてしまいます。例えば、僕はたばこを吸っていなかったので、「何で肺がんなのか」と思いますよね。今度は妻が、「私が小言を言ったせいじゃないか」とか、「何かストレスを与えたんじゃないか」とか考えてしまう。私は肺腺がんですが、腺がんって自覚症状がありません。妻は「何で私がもっと早く、夫の異常を気づけなかったのだろう」と、自分を責めることもあったようです。
「なんで2回もがんに」
田中 私も本当にショックで、信じられなかったですね。娘を短大に送り出して、これからというときに、胃がんに続いて、なんで2回もがんになるんだろうって。
――やはり原因探しのようなことを?
田中 そうですね。たばこは吸っていませんし……。その病院で毎年人間ドックを受けていて、半年前にも受けたばかりなのに、なぜ見つからなかったのかと、家族全員がそう言っていました。それからやっぱり、妻も「ストレスじゃないか」とか、「仕事柄、勤務が不規則だったせいじゃないか」とか、原因を求めてしまうようなこともありました。
診断後、泣きながら、すぐ自分の荷物整理を始めました。当時調べたステージ4の5年生存率ってとても低かったので、「ああ、本当に死ぬのかな」っていう気持ちでした。恐怖というか、本当に悔しくて無念で……。両親にどう話すかでも悩みました。僕は3人きょうだいですが、妹を乳がんで亡くしていて、長男の僕までステージ4の肺がん。結局、ステージは親には言わず、「ちょっと肺がんになった。治療は継続しないといけない」というようなことだけを伝えています。
鈴木 私もしばらくの間、自分のこととは思えなかったです。たまたま告知を受けたのと同時期に義父が危篤になり、夫は大変な状況に置かれました。お葬式があるので夫は実家に帰り、私はもうパニくっていて「ちょっと具合が悪い」とか理由をつけて自宅待機し、夫が全部終えて帰ってきてから、「どうしようか」という話になりました。
気持ちが落ち込んで「死んでしまいたい」と
――しばらく、現実と思えなかったんですね。
鈴木 実は私は元看護師で、家族や親の健康管理は自分がやってきたつもりなんですが、その自分がこんなことになり、一時期すごく気持ちが落ち込んで、「死んでしまいたい」と思いました。生きたいから「困った、困った」ともがく一方で、そこから逃れたいという心境だったのだと思います。
そういう中で、「いつまでもそんな状態じゃ良くない」「闘わなきゃ」って思い始めたんですよね。それで勇気を出して、みんなはどんな感じで闘っているのかなと思って、ワンステップの活動に参加するようになりました。参加するたびに皆さんのパワーをもらって、充電してくるような感覚です。
――看護師の仕事はいつまで?
鈴木 十数年前まで病院で働いていました。子供もいないし、また復職しようかなと思っていたところで病気になりました。体力に自信がなく、今の段階では復職は考えられないですね。仕事柄、がんなどになった人をサポートする仕事をしていたので、自分がてんてこまいになっている状況を、すごく冷静に見ているもう一人の自分もいて、「そうじゃないでしょう」とか、「もっと頑張らなきゃいけない」と励ましてくれたりします。
肺がん検診の推奨年齢前に発症してしまった
――みなさん、肺がん検診について思うことがあるそうですね。
長谷川 実は、3人とも検診の恩恵にあずかっていません。僕の場合、検診の推奨年齢の40歳前に発病したので、自治体が行う肺がん検診は受けていません。もう少し発症が遅ければ、早期発見できたかもしれません。自主的に人間ドックは受診していましたが、がんが見つかる1週間後に予約が入っていたりとか、タイミングも合わなかったですね。そういう意味で自分の検診体験には、何か悔しいな、という思いがあります。
検診が全員を救うわけじゃない、ということですね。そもそも、検診があるのは五つのがんだけで、それ以外にもがんはいっぱいあります。僕は、検診を受けるべき年齢になる前に発病しましたし……。
――人間ドックは毎年受けていましたか。
長谷川 がんが見つかる1年半ぐらい前にも受けました。親が肺がんになっているので、CTを撮っていましたが、そのときには何もなかったんです。
――その間に大きくなってしまった?
長谷川 そうだと思いますね。そのCT画像も先生に見てもらい、「これ、写ってますか?」と聞いたら、「いや、写ってない」と言っていました。その間に6センチぐらいに大きくなり、いきなり転移で見つかったということですね。
見つかった時には「ステージ4」 人間ドック受けていたのに…肺がん患者が語る検診の限界
田中さん
半年前に人間ドックを受けていたのに
田中 (写真) 僕も毎年の人間ドックと、半年ごとの健康診断を受けていました。たばこは一度も吸ったことがないので、まさか肺がんになるなんて夢にも思っていませんでした。肺がんがわかった時、原発は6センチ。副腎転移は1センチちょっと。
人間ドックもその病院で受けていたので、放射線科の先生に「人間ドックでの半年前のレントゲン画像があるはずです」とお話しして、すぐ見てもらったんです。先生は「ありません」って言うのですが、「そこに写ってないですか」みたいな話をしたら、「すみません。見落としです」みたいなことを言われたんですよ。
このことについて、1次治療が終わった後で病院で話し合う機会を作ってもらいました。その放射線科の先生、呼吸器科の先生、副院長と話す機会を作ってもらって、「あのとき、あのように言われたんだけれども、どうだったんですか」と言ったら、そのときは、「それは多分言い間違いだ」と、放射線の先生に言われました。
それはそれとして、半年前のレントゲンに写っていなかったのか、検証してほしかったんです。心臓の近くでわかりにくい場所らしいんですが、「ああ、やっぱりわかりにくかった。運が悪かった」と納得できれば、それでいいと思っていました。
話し合いでは、「すでにCTで見つかった後では、先入観でレントゲン画像を見てしまうから、公正な検証は無理」ということでした。僕からすると、そのレントゲン写真1枚で読影できるのが当たり前なんじゃないかと……。そこに食い違いが出てきましたね。
「では、どうしようか」と話し合い、僕と同じ日に人間ドックを受けた方に手紙で事情を説明し、了承を得た方のレントゲン画像の中に僕の分も交ぜて、がんがわかるかを検証しようという話になりました。20人くらいから了承を得て、地域の主な病院に頼みましたが、すべて断られました。結局、病院側からは「データは渡しますから、好きなように使ってください」と言われ、行き詰まりました。次の治療や体調の悪化など、いろいろあって進んでいません。とにかく、はっきりさせたいだけなんですが。
治療方針のセカンドオピニオンのように、過去の検査結果についても別の先生に「これはどうだったんですか」と聞けないのかな、と思います。「これじゃ、わかりませんね」と言われれば諦めがつきますし、僕に何かあっても家族も納得できる部分があると思います。
長谷川 難しいですよね。肺がんって、そもそも検診で見つかるのって6割から9割ぐらいらしいんですよ。もし6割だったら、10人にがんがあるのに6人しか、つまり3人に1人は見つからないし、9割なら10人中1人は見つからないという状況にあるらしくて、それが検診の限界だろうと思います。レントゲンの場合ですけどね。
でも、見つかりにくいところにあったのと、見つかるはずのものが見落とされたというの では、全然違いますよね。
――後者では、なかなか納得できないですね。
長谷川 そうですね。昨年起きた、杉並区の肺がん検診での見落とし問題のように、怠慢が原因ならやりきれないですね。
田中 僕の場合は人間ドックだったので、自治体がやる集団検診とはちょっと違うと思うんです。自分でお金を出しているし、自分の病歴も知っている病院でしたから。
長谷川 ワンステップが一般への啓発用に作った冊子の中に、がん検診のコーナーがあるんです。最初は肺がん検診を勧めるつもりでしたが、患者にアンケートすると、がん検診を「やってほしい」という人が半分ぐらいしかいなくて、「がん検診では見つからない」という声も多くみられました。結局、冊子は作ったのですが、肺がん検診を勧められず、五つのがん検診はどこで受けるんですか、みたいな話に変えました。
レントゲン検査では写らない場所だった CTで判明
――肺がん検診の評判があまり良くない?
長谷川 僕らはやっぱり、「検診を受けていれば見つかるはず」と思いますよね。それなのに進行してから見つかると、「何でなんだ」って思っちゃいますよね。
――期待と現実の差が大きいということですか。
長谷川 検診が有効かどうかは、生存率が向上するかどうかがポイントになるわけですが、検診はがんを発見するためと普通は考えられていますし、そこで見つからない場合が結構あるということは、なかなか受け入れられないですよね。
鈴木(写真) 私の場合は、ちょっとまれなパターンで、夫の会社の健保組合がやっている家族健診を毎年欠かさず受けていて、レントゲン検査もあって、肺がんに関しては「それさえ撮っておけば絶対わかるはず」と思っていました。
ところが、私の場合、レントゲンに写らないんですよ。毎年レントゲン検査を受けている病院で、がんが見つかる前後のレントゲン画像を見てもらってもわからなかったんです。「もう治療が始まって、半年もたっているんですよ」と言っても、「そう言われれば、これかなあ」という程度で、「もし、何も言われなかったら、今日も『所見なし』と書いていました」と医師に言われました。
場所的に鎖骨や気管支、食道とか、いろいろあるんですね。全部かぶさっちゃっていて、その裏にあるものは写らない。こういうケースも知ってほしいと思って、今日はやってきました。ただ、がんの場所によっては、10人中6人でも拾ってもらえると思うので、聞かれれば「検診はやったほうがいいよ」って勧めると思います。
――結局、CTだから見つかったんですね。
鈴木 風邪でかかったクリニックで、「治りが悪い理由が何かあるかもね」と言われて、自分も「エコーとか、やってもらえませんか」と。その内科の先生は、「じゃあ、もうCT撮っちゃいましょう」って。「何を疑っているんだろう」と思ったんですけれども、撮ったら写ってしまったんです。CTは輪切りにして見るので、少なくとも、何かの影になって写らないということはないですよね。満遍なく見られるので。
――精度の問題ですね。
長谷川 ただ、厚生労働省は肺がん検診にCTを推奨していません。米国の研究で、ヘビースモーカーの場合は、CTを受けることで、肺がんによる死亡率がレントゲンに比べて20%下がったという報告がありますが、それ以外の人では有効性ははっきりしていません。
レントゲンで肺がんはわかると思っていた
――CTは、命にかかわらない良性の病変まで多く見つけてしまい、不要な治療につながる過剰診断の問題もありますね。
長谷川 レントゲンに比べれば、被曝(ひばく)のリスクもありますから。
田中 でも、本当に僕は、レントゲンで肺がんはわかるものだという認識がありました。
鈴木 そう思いますよね。
長谷川 早期発見すれば治るっていうのは、確かにそのとおりですよ。肺がんだって早期に見つかれば9割治るわけですが、検診を受けていても早期に見つからない場合もある。
鈴木 私は、そのパターンでした。
(注1) ステージ4…… 最も進行している状態。離れた臓器に転移があり、薬物療法が主体となる。
(注2) 肺腺がん…… 腺がんは分泌腺の細胞にできるがんで、肺腺がんは肺がんの半数以上を占める。肺の奥の末端部分にでき、非喫煙者や女性にも多い。
(注3) EGFR…… 上皮成長因子受容体の略称。EGFR遺伝子に変異があると、がん細胞の増殖の制御が効かなくなる。有効な分子標的治療薬が開発されている。
wrk***** | 6時間前
知り合いも肺がんが見つかった時にはステージ4。運良く合う薬があって、1年ほど進行は止まったけど、そのあと効かなくなって、別の薬も試したけど治療にならないくらい副作用が強くて断念。それからはあっという間に全身に回ってしまった。
最後に会った時に、タバコもやらなかったし体調も気にしてたけど癌には全く意味なかったわ、と言っていたのが今でも心に刻まれている。どうやったら防げたのか。
671 57
返信16
以前のコメントを表示(6件)
pdf***** |3時間前
ウチの親父の再発したガンの発見が遅れ、発見時にステージ4
一年以上前から違和感を医者に報告してたのに発見できなかった
医者の言い分は、レントゲンを照射した所に映ってなければ、血液検査の数値が悪くても、ガンとは判断せずに経過観察になる
決定的な物が映ってないからね
っと、大きな大学病院でした
なので、設備が最新かつ実績のある所で定期的に人間ドックを受けるようにしています
hik***** | 5時間前
去年、職場の人が肺がんで亡くなった。半年前の健康診断では異常がなかったのに、突然声が出なくなって耳鼻咽喉科を受診。病気の重大さに気付いた医師が直ぐに総合病院を紹介してくれたが、既にステージ4だった。声がでなかったのは直径10センチもの巨大な腫瘍が声帯に繋がっている神経を圧迫したから。手術は出来ず、抗がん剤も初めはとても良く効いて「奇跡」と喜んだが、やがて脳に転移し帰らぬ人となりました。たった半年でそこまで巨大になることも、無いとは言えないが、やはり検診の限界を感じます。
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返信2
名無し | 4時間前
咳が続き、かかりつけの町ヤブ医者に風邪だと言われていたけど、結局肺がんだった。
かなり放置されていたので、ステージ4。
検診も大事かも知れないけど、ヤブ医者をなくして欲しい。
医者も定年制や試験などを課して免許の更新をするべきだ。
町医者なら町医者らしく、小さな症状を見落とさず、大きな病院で検査や治療を速やかに受けられるように判断を早くして欲しい。
ヤブ医者を信じたばかりに寿命が縮まった。
誰を恨めばいいんだ?
ヤブ医者に限ってプライドが高い
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返信5
vam***** | 4時間前
従姉妹の夫が肺がんで亡くなりました。医者夫婦で、夫は癌の研究にも携わっていた人でした。
定期的な検診にオプションで腫瘍マーカーもやっていたそうですが、数値が高かったのでCTを撮ったら肺がんが見つかったそうです。ステージ4でしたが自覚症状はなかったとのこと。
肝臓に転移してしまっていて、原発は肺がんですが死因は肝臓の方だったと聞きました。1人息子はまだ幼稚園でした。現役の医師で癌を研究していたような人でも早期発見は難しいようです。
もう運なんですよね。たまたま発見しやすいところに腫瘍ができて、まだ初期の状態で、そのタイミングでちょうど検診があるっていうのは、コントロールできることではないと思います。
それでも検診で早期発見してもらえる人達も少なからずいるんだから、やっぱり検診は意味のあることだと思います。
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返信0
dai***** | 6時間前
自分は3年前の職場レントゲン検査で肺がん1aを見つけてもらったので一定年齢になったら年1回の健診は必要だと強く思う
あとは何のガンにしても進行性でないことを祈るのみかな
ヒロ☆リン | 4時間前
私の父も、12年前に地元の検診でCX-Pで肺がんと診断されました。詳しく検査する為、PETで、肺以外にも、気管分支部にもがんが転移しており、手術適応にならず、放射線と抗がん剤治療を受ける事になりました。しかし、回復の兆しもなく、日に日に弱っていく父の姿を見ながら、約2年間の闘病生活にピリオドを迎えることになったのでした。
毎年、父は検診で肺には異常はなかったので、告知を受けてからは、父もさぞかし無念だったに違いありません。
やはり、的確な判断が、医師には必要だし、様々な選択肢を提供すべきでもあると思う。
yur***** | 5時間前
私の母は市の検診でレントゲンで影があると言われて、近くの病院で観てもらい、やはりこれはちょっと大きい病院を紹介しますと言われて、大きい病院で診察した所、肺がんと診断されました。
しかし、ステージは2になる前との事で手術で左肺全摘しましたが今、6年経ちますが元気に過ごしています。
skt***** | 5時間前
伯母が、長いこと腰痛でした。クリニックを転々としても良くならず、あるとき訪ねた病院の先生が違和感を感じて大病院に紹介されました。そしたら肺がんステージ4。腰痛は転移によるものでした。
毎年がん検診を受けていたのに余命3ヶ月と言われ、それからちょうど3ヶ月後に旅立ちました。
早く血液検査などであらゆるがんや疾病を発見できるようになれば、身体的負担が軽くなるのにと思います。
ura***** | 2時間前
職場の方は、肺がんが脳に転移して腫瘍が脳を圧迫して初めて日常動作に異常が出始めてようやく調べてもらい発覚しました。
脳はガンマナイフ治療などがありますが、肺はメインは化学療法になるので辛いですね。
当初は新薬でかなり状態がよくなりましたが、だんだんそれでは効かなくなり、ついに亡くなられました。
hey***** | 5時間前
人間ドックじゃ肺ガンどころか他のガンも見つかり辛いでしょうね。私も今年に入りステージ4bのすい臓がんと診断されました。昨年の今頃に膵炎として1ヵ月入院しましたし精密検査も受けましたが医者としては癌としての検査をしていないので発見出来なかったそうです。
まぁ健康診断や人間ドックもそうですが癌検診も受けた方が良いでしょうね。
因みに医者に言われた余命は今月までですが頑張っています。
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返信1
( ^ 8 ^ ) | 5時間前
再検査の時に医者に言われました。「肺癌がレントゲンで確認できる大きさ(だいたい5ミリ以上)だったら、かなり進行してますね」って。
肋骨や臓器、血管が入り混じって交差している単純写真(レントゲン)ては、見えない部分がほとんどだそうだ。
その中で、まだ数ミリの初期の段階の肺癌が見つかる人は、レントゲンで影や結節があると疑われCTによる再検査を受けた時に、たまたま別な所に小さな肺癌が見つかった人がほとんどだと聞いた。
レントゲンは安いし、やらないよりはマシくらいに思って下さいと言われた。
sor***** | 5時間前
私はH12年の夏に市の健康診断で、肺がんのステージ1で、見つけて貰いました。
当時、市役所の方から、必ず精密検査を受けて下さいと、家にまでいらして言ってくれました。
今は無事に5年の再発期間をクリアしましたが、あの時見つけて貰わなかったら、今、生きているかわからないし、今回の方の不幸な事案は、本当に残念で悲しいですね。
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anm***** | 3時間前
私は姉を10年前に肺腺がんで亡くしました。
やはり、かかり付けのクリニックで年に1度のレントゲン検査を受けていて9ヶ月前にも受けていたのですが何も無いと言われていたのですが糸を引く様な血痰がティッシュに付いたので少し早いけどレントゲン検査を受けた所、影が有り直ぐに大学病院を紹介されCT検査を受けたら、その時点で既に病期は3Aでした。
その後、治療を受けましたが3年の闘病の末に亡くなりました。
結局は9ヶ月前に受けたレントゲンでは分かり難い心臓の陰に隠れていた様で見落とされたみたいですね。
残念ですが仕方が無かったと諦めなくては成らないのか非常にもどかしい思いはこころの中にずっと残ったままです。
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キス&ハグ | 6時間前
ステージ4で余命を宣告されてもうまく行けば助かる。私の親父も8年前に同じ様なケースで手術したあとは再発していない。もう運としか言いようがないけど、必ず前兆があるからね。そこを見逃さずに早期発見に努めましょう。後から後悔しても殆どが助からないからね。
wah***** | 6時間前
何の症状も無く普通に生活していた時、別の病気で何気にレントゲンを撮って見つかった。場所が悪く生検も出来ず、6ミリなので良性か、ガンでも早期と言われていざ手術して見ると、6ミリにも関わらず、肺に水も溜まっておりそれを調べたらガンを見つけたとのこと。播種してました。それから1年標準治療をして、再発して分子標的剤、耐性がつき又、抗がん剤、再々発、又治療、再々再発頭に転移。早期が、こんな事になっている健康診断も、血液検査と頭部から骨盤までの単純ctをうけることができたら理想です。
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mic***** | 3時間前
自分の父も毎年検診を受けていて異常なしだったが、肺がんと分かった時は既にステージ4で余命2年と告げられたが半年で逝ってしまった。
残念だが現状では肺がんはこの様なものと諦めるしかないようだ。
検診もほぼ意味がないし、生活習慣をどんなに気を付けていてもなる時はなる。
市井の民にできることなんかない。将来に期待するしかないね。
hea***** | 1時間前
会社の健康診断で影が見つかった同僚。
会社側からは再検査は会社の指示で指定の病院で受けろという対応でしかも2ヶ月後の再検査。
その後精密検査でステージ4という診断。そして2ヶ月で他界。
健康診断がなければもっと遅くなっていたと思うが、異常発見からもっと早く動いてほしかったと悔しい思いが募った。
ssopz71 | 5時間前
職場の健康診断のレントゲンでは肺がんは見つけにくそうです。同僚がレントゲンでは何の問題はなかったのに体重が徐々に減ってきたのでCTを撮ったところ肺がんが見つかりステージ4でした。
min***** | 6時間前
私は、60歳再雇用時の会社の健康診断の結果で、肺尖癌が見つかりました。その時点でもう全身に転移していて、抗がん剤治療しかできませんでた。癌が見つかるまで、何の自覚症状もありませんでした、治療をはじめから今年で3年経ちました。
50 1
返信0
********* | 5時間前
レントゲン、腫瘍マーカー異常視られず。
CT、PETグレー、気管支鏡検査結果白。
自身としては何かがある事は確かなので切除を希望した。又CT今度は一変限りなく黒。
結局切除しました。気管支鏡検査結果で安心し放置していたら多分手遅れでしょう。
全く信用出来ないです。
8 3
返信0
k_k | 5時間前
叔父さんも肺がんで亡くなりました。癌とわかってからはあっという間だった。
60過ぎたばかりだった。
前の職場の先輩は50で、亡くなった。
2人共愛煙家でしたね。周りが心配してもこればかりは仕方ないですけどね。
今の時代
やはり50.60じゃ早すぎるよなーと思った。
健康でいることって究極の贅沢かも。
12 5
返信0
さよならライ麦畑 | 6時間前
がんはやっぱり家系なのかなとは思うよ
21 2
返信0
・・・ | 5時間前
まあ身内もガンで死んだが、定期検診も確実じゃないしね。ガン細胞はバグみたいなもんだから日々発生してるのよ。免疫系が機能すれば除去されるけど失敗したら増殖する。運みたいなものだね。
気にしても仕方ない。なる時はなる。笑
だが、ガンになりやすい生活は避けるべきかな。
喫煙なんか論外だわ。喫煙者が肺ガンになっても保険効かないようにすべきだね。笑
10 17
返信0
wamikowaro | 6時間前
実父は苦しいカメラ飲んで組織検査までしたのに違う言われて、でも結局肺がんステージ3でした。
2年の闘病の末亡くなりました。
xjh***** | 4時間前
うちの母は、肺炎で入院してから10日で亡くなりました。解剖したら肺がんでした。
最先端医療をうたう大きな大きな病院で。
han***** | 2時間前
四十路の女性4姉妹全員肺がんになった話を思い出した。みんな非喫煙者。一人目は旦那が愛煙家だったが二人目は家族内に喫煙者がいないのに肺がん。結局二人ともなくなり、そこで残りの二人もヤバイと思ったのか精密検査を受けたらどっちもごく初期の肺がん。
遺伝の悪い意味での強さが出た事案ですね。
やほー太郎 | 2時間前
健康優良児そのもの、活動的な40代、咳がおさまらないので病院行ったら?と検査に行ったら、いきなりリンパと脳に転移があるステージ4と言われました。
泣いても泣いても涙が止まりません。
本人が一番つらいですが家族も本当につらいです。
この世からこのような病気がなくなることを本気で祈ります。
jfk***** | 5時間前
肺がんではないけどうちの母が胆嚢癌が解るちょうど2ヶ月前に受けたがん検診では異常無し、黄疸出て病院に行った時には末期がんでした。
病院の先生に言われましたが肺がん、膵臓癌、胆嚢癌などは他の癌とは違って見逃され易いって
rok***** | 6時間前
父は4月に会社の健康診断で異常なし、8月に頭痛と吐き気で病院へ行き風邪と診断、体調悪化し再度受診し軽度の脳梗塞の疑いで脳外科への紹介状、脳外科で大きな病院への紹介状、結果、肺癌の脳転移で余命半年でしたが半年もたず12月に亡くなりました。咳はあまり出ていませんでした。
nob***** | 6時間前
うちの親父も昨年11月下旬に肺がん(ステージ4)が見つかりあっという間に今年の2月6日に亡くなった・・・医者からはもっと早くに病院に来ていればと言われたけれども・・・亡くなってしまったものはしょうがない!
9 0
返信0
docterhawk | 7時間前
非小細胞肺がんは早期発見しても9割は治りません。
臨床病期1a で82.0%、病理病期1aで86.8%(J Thorac Oncol 2011;6:1229)です。
どうも期待が大きすぎるようですね。