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山口「八つ墓村事件」、保見光成死刑囚が弁護士にも語らなかった“田舎暮らしの地獄”
7/25(木) 11:00配信
デイリー新潮
山口「八つ墓村事件」、保見光成死刑囚が弁護士にも語らなかった“田舎暮らしの地獄”
保見光成死刑囚
田舎暮らしブームに警鐘
最高裁は7月11日、保見光成(ほみ・こうせい)被告(69)の上告を棄却した。山口県周南市で5人を連続殺害し、2軒の民家を放火。殺人と放火の罪に問われ、死刑となった一審と二審の判決が確定した。これで「保見被告」は「保見死刑囚」となる。
『誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書』(東洋経済新報社)などの著作がある、移住アドバイザーの清泉亮氏は、この3年間、手紙や面会で保見死刑囚と交流を持ってきた。その知られざる素顔や、大手メディアが報じない事件の原因、何よりも事件が浮き彫りにした田舎暮らしブームの“盲点”を、清泉氏がレポートする。
***
山口県周南市金峰にある保見光成・死刑囚の自宅の鍵は、現在、本人と相談し、私が保管している。今では、彼が守ってきた両親の墓を折々に供養しているのも私、ということになる。
事件は2013年7月、周南市の金峰郷で発生した。住民は僅か8世帯14人の限界集落。1晩のうちに71歳から80歳までの女性3人と男性2人が殺害された。どの遺体にも鈍器で殴られたような外傷があり、頭蓋骨陥没や脳挫傷が死因だった。
更に2人の被害者が住む家が全焼。捜査を行った山口県警は殺人・放火事件と断定。全焼した家の隣に保見死刑囚が住み、そこに「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」の張り紙があったことなどから、家宅捜査を行い、重要参考人として行方を捜した。
火災発生から6日目、保見容疑者は下着だけの姿で山道に座っていたところを県警の機動隊隊員が発見。任意同行を求めて事情聴取を行った上で、殺人と非現住建造物等放火の容疑で逮捕した。
平成史に残る凶悪事件として、今も記憶に新しい。精神鑑定が2回も行われたことからも分かるように、裁判では保見死刑囚の責任能力が主要な争点となった。
その一方で、保見死刑囚が5人を惨殺した動機については、3回の裁判で全容が明らかになったとは言い難い。事件直後から、集落をあげてのイジメがあったとの報道は少なくなかった。しかし公判では認められず、イジメはなかったとの結論に達している。しかし、そうだとすれば、なぜ彼が5人を殺害したのかという直接的な動機は失われてしまう。
保見死刑囚は、多分に誤解を招きやすい人物である。事件後についた国選弁護人とは一審段階からまったく話が噛み合わず、自身の弁護方針や主張の論点についても、最初から最後まで弁護人らと信頼関係が構築された節はない。
私のところに保見死刑囚から手紙が届いたのは、16年8月のことだった。高裁判決の直前というタイミングだった。
面会に行くと、私に手紙を送った理由を「あなたの本を読んだ。真面目な人だと思った」などと説明した。それからの3年間、私の元には多くの手紙が送られてきた。段ボール箱から溢れるほどの量になった。
事件のことだけでなく、内容は多岐にわたった。幼少期の回想、集団就職で東京に出てからの自分史。初恋や、その後の恋愛……。彼の手紙には、彼の人生が丸ごと記されていた。面会だけでなく、私が返事の手紙を書くことで、無数の“対話”を積み重ねてきた。
最高裁に上告するまでは、保見死刑囚が他の報道関係者と連絡を取った形跡はなかった。唯一の例外が私だった。
だが、弁護人と意思疎通が難しい状況に業を煮やしたのだろう。最高裁への上告を前に、それまでの沈黙から一転、地元山口県のテレビ局から、在京の週刊誌まで、一方的に自分の主張を書き連ねた手紙を送り始めた。
保見死刑囚は、びっしりと主張を書き込んだ直筆の手紙を、私に送ってきた。「これをコピーして送り返してほしい」と枚数も指定した。マスコミ1社1社に手紙を書く時間が惜しかったのだろう。“基本形”となる手紙を書き終えると、後はコピーを各社に送付しようとした。
私は何度も「メディアは決して、あなたの思惑通りには動かない」と忠告した。だが、保見死刑囚の決心は固かった。孤独な獄中で、それで少しでも心が落ち着くのなら、と私は協力することにした。手紙を複写し、ノートや封筒を差し入れた。
最高裁が上告を棄却すると、ネットメディアも含め、保見死刑囚の手紙や面会の内容を元にした多くの記事が掲載された。粗野で乱暴で、頭の中は“妄想”で満ちている――。そんな人物像を一部のメディアやジャーナリストは書きたてた。そうした記事を保見死刑囚に送ると、後悔の念や嘆きが手紙に記されて送られてきた。
私は、こうした報道を否定するつもりはない。保見死刑囚が5人の命を奪った事実はあまりに重い。彼を擁護するつもりもない。
とはいえ、保見死刑囚が持つエキセントリックな一面を、まるで全人格の象徴であるかのように取り扱った報道が行われたのは事実だ。それは正確な報道ではない。この原稿で私は、3年間の文通や面会で知った、保見容疑者の素顔を丁寧に記してみたい。
記憶を「被害妄想」と結論された無念
先に述べたように、保見死刑囚は多分に誤解を招きやすい人物である。どちらかと言えば内気な性格で、コミュニケーションにおける表現力は乏しい。還暦を過ぎた男にしては、その性格はあまりに無垢で純粋だ。
中学卒業と同時に集団就職。それから30年が経ち、両親の介護のため故郷にUターン。43歳の時だった。介護の日々を彼はこう振り返っていた。
「両親とも認知症です。そのほか色んな病気がありました。父に一番苦労しました。耳も聞こえません。ジェスチャーだけです。手を抜くことができません。母は痰を吸引しなければいけません。眠れませんでした。昼、デイサービスがくるので、その間、寝ていました。もちろん、おしめも換えます。慣れると簡単です。洗うことはありませんから」
介護の経験は、彼の“死生観”にも影響を与えたようだった。
「毎日病人と一緒だと、私自身、人の手を借りてまで生きようとは思わなくなった。それと私は若い時から、死ぬ時は田舎で、と思ってました。両親を看取って、75歳くらいまで生きたら、父親の生まれた近くで穴を掘って入ろうと思ってました」
田舎暮らしを重ねるにつれ、保見死刑囚の苦悩は深まっていった。20年近い故郷での生活の末、5人殺しの惨劇が起きた。
今、田舎暮らしは、大変なブームになっている。移住者の数は増え続ける一方だ。保見死刑囚が体験した悲劇は、どんな移住者にも貴重な“教訓”を教えてくれている。誰もが同じ体験を味わう可能性がある。まさに「今、ここにある危機」だ。
保見死刑囚に粗野で自己中心的な側面があるのは事実だ。弁護団は一貫して、彼を「妄想性障害」の持ち主として扱った。だが、その内面は実に繊細だ。そして、こちらが驚かされるほど相手を観察している。
強い印象に残ったのは記憶力。彼は事件当夜から山中への逃避行の間――草木1本の位置や正確な時刻さえも――何から何まで鮮明に覚えていた。手紙や面会で詳細な証言に触れるにつれ、「本当だろうか?」と疑問が湧いた。
私は殺害現場から任意同行された場所まで、GPSを片手に確かめて歩いてみた。結果から言えば、証言の全ては完全に正確だった。記憶力に関しては、ある種の特殊な才能を感じたほどのレベルだった。
自分が殺害した5人の被害者とのやり取りも――帰郷して“田舎暮らし”が始まった約20年間分を――鮮明に覚えている。保見死刑囚にとって最大の無念は、その全てが「妄想性障害」と判断されたことだった。単なる被害妄想と片付けられてしまったのだ。
彼が思い込みの強いタイプであることは否定しない。だが、彼ぐらいのレベルは、世間のどこにでもいる。さらに、思い込みが強いからといって、彼の話が全て嘘であるはずもない。必ず真実が含まれている。そこには注意が必要だ。
例えば、高齢の方をインタビューする際、私たち取材者は何度も同じ質問を繰り返し、ゆっくりと事実関係を確認していくのがセオリーだ。こちらの呼吸と相手の呼吸が合わないと、誰も心情を吐露したりしない。私は保見死刑囚も似たアプローチが必要な人物だと考えていた。
保見死刑囚の誕生日、私は自宅で「お誕生日おめでとう」とのプレートをホールケーキにつけ、火をともしたキャンドルを載せたところを写真に撮って送った。彼は「誕生日をお祝いしてもらったのは人生で初めて」と、いささか大仰な返礼の手紙を送ってきた。
彼の要望に応じて自宅に足を踏み入れ、衣類などを拘置所に届けたこともある。そして、飼っていた犬の供養も――。
山中で県警の機動隊員に発見され、任意同行を求められた1分後、彼の愛犬は突然に心臓発作で死亡している。不思議な偶然と言っていいだろう。名前はオリーブ。犬種はゴールデンレトリーバーだった。
私はオリーブの墓前に食べ物や花、たっぷりの水を供えて線香をあげた。そして保見死刑囚に送ろうと写真を撮った。見ると線香の煙の中にオリーブの輪郭がくっきりと現れていた。心底驚かされた。心霊写真の類であり、目の錯覚と言われれば返す言葉はない。
それでも拘置所の面会室で、私たちを遮るアクリル板越しに写真を見せると、保見死刑囚は滂沱の涙を流した。私もつられて泣いた。何と“監視役”として面会に立ち会っていた拘置所職員でさえ、その目にはうっすらと涙がにじんでいた。
保見容疑者は、両親の介護に半生を捧げた。独身で、妻も子供もいない。愛犬が我が子そのものだった。そして彼は裁判で「愛する犬を集落の人間に毒殺された」と主張していた。オリーブの前に飼っていた犬で、名前をチェリー。本当に毒殺されたのなら、保見死刑囚が復讐を誓った心情は理解できる気もした。
裁判では他にも「草刈り機を燃やされた」、「母親の介護でおむつを交換していると、自宅の中に入ってきた住民に『うんこくせーな』と暴言を吐かれた」といったイジメの事実を主張した。自分だけでなく、母親も侮辱されていた。しかし保見死刑囚は、介護に集中しようと、嫌がらせや暴言に耐えていたという。
こうした保見死刑囚の訴えを、裁判は「妄想」と一蹴した。だが私の取材では、同じ集落の中でもイジメの事実を認める証言が多数ある。
例えば、都会で施錠しない家は稀だ。しかし田舎では、カギをかけないどころか、窓をカーテンで覆っただけで不興を買う。「カギなんかかけやがって」、「カーテンなんかしやがって」と強烈な陰口を叩かれる。
戸締まりを厳重にし、カーテンでプライバシーを保護することは、田舎では「隣人を信用していないサイン」と見なされてしまう。だから、他人が突然、無施錠の玄関を勝手に開けて家の中に入り、居間に出現することは決して珍しくない。
保見死刑囚の「自宅に勝手にあがりこみ、おむつの件で母親と自分に暴言を吐いた」という証言は、だからこそ私は信憑性を感じる。だが、おそらく都会で生まれ育った裁判官は、そんな状況は想像すらつかなかったのだろう。
面会に訪れた私に、保見死刑囚は「死刑になるのは、さほどこだわってはいません。ただ、負けるわけにはいきません」と繰り返し語っていた。
心臓付近を刺された死刑囚
保見死刑囚の20年に及ぶ田舎暮らしの中で、03年に大きな“事件”が発生している。集落の古老による“殺人未遂”事件だ。彼の手紙から当時の状況を紐解く。
《母が12月26日に亡くなり、S(今回の事件で殺害した男性)が顔を出しに来たので、1月3日にお礼の挨拶に行きました。Sもよく来たといって酒をすすめ、私はビール、Sは焼酎に牛乳を入れて飲んでいたら、酔ってもいないのに台所の下から牛刀2本を出して『おまえケンカができるか』と聞いてきた。いい年してこの男、何を考えているのかと思いました。私が田舎に帰ってきて、はじめて話らしい話をした日です。
1本の牛刀をアゴの下にあて、もう1本は左胸に。私は本気で殺る気かと聞くと、殺っちゃると言ったので、体をひねりました。その時心臓の外側を刺されました。刺されたあと、私も頭にきたのだと思います。胸に手をやりながら殴りつけてます。
女(Sの妻)が電話をしていたので119番にしていると思い、帰りました。チェリー(筆者註:保見死刑囚が毒殺を主張した上記の愛犬)が心配して私から離れようとしなかった。私が死んでいたらチェリーがどうなるのか、私は急に悲しくなりました。血止めをしてチェリーと寝ました。
朝、警察から電話が入り、私が悪いと思われていたので、刺された事を話した。病院に行って診断書をもらって来いと言われ、1月4日、あっちこっち病院を探し、縫ってもらって周南署に行った。
右、左、前と写真を撮られ、取り調べ室で刑事に「Sも自分が悪かったと言ってるから大事にするな」と言われた。「これからあなたも田舎の人と付き合って行かなければいけない。仲良くして暮して行くように」と言われ、私もそうかと思った》
以上が手紙の引用だが、本来ならSは殺人事件で立件されてもおかしくない。だが警察は何も動かなかった。保見死刑囚も今後の生活を考え、捜査を要望することはなかった。診断書も取らず、被害届を出さず、示談もしなかった。表沙汰にすることを避けた。
しかし私との面会では、「これが逆効果だった」と保見死刑囚は嘆いた。「この後、周りの人からなめられるようになったと思います」
保見死刑囚が自宅にいることを知りながら、「こんなあ、なにもできゃせんに」と暴言を吐きながら玄関を叩かれたこともあったという。
心臓付近を刺されるというのは極めてレアケースだろうが、近隣住民とトラブルになりながらも矛を収めると、かえって人間関係が悪化したというケースは、昨今の移住ブームでもしばしば見受けられる事例だ。
例えば、私のデイリー新潮に掲載した記事「憧れの『田舎暮らし』なんて真っ赤な嘘 女性が直面する“移住地獄”とは」(19年1月4日掲載)でも、似たような例を紹介した。山口県だけでなく、全国にいくらでも散見できるのだろう。
死刑囚を“差別”した集落
保見死刑囚は周南市で、高齢者が住む居宅のリフォームを請け負ったり、頼まれれば高齢者を車に乗せ、買い物に付き合ったりするなどしていた。そのため、逮捕後でも密かに彼を慕う高齢者がいた。
「保見容疑者には助けてもらっていた」と語る老女が、私に以下のようなことを明かしたことがあった。
「保見さんが裁判で主張した嫌がらせは、すべて本当のこと。集落の人から刃物で切りつけられ、胸に大きな傷を負った時も、私は『殺人未遂でしょうに。なんで警察に行かんの』と言ったくらい。集落でイジメられて、カレーを食べて苦しくて死にそうになったことも聞いています」
ある日、保見死刑囚は外出から帰宅すると、作り置いていたカレーを食べた。次の瞬間、息が止まらんばかりに嘔吐し、床にのたうち回った。
食中毒ではないかと保見死刑囚は考えた。「誰かがおそらく農薬か化学物質を混ぜたのでは」と判断した。それ以来、彼は自宅の周辺に過剰とも思える監視カメラを設置し、自宅のベッド脇のモニターで画像を確認できるようにしていたという。
「保見さんが言っていることは、全部本当ですよ。集落の者も分かっているはずです。でも誰も口には出さんでしょうけどね。保見さんが住んでいた金峰地区だけでなく、あの集落はどこでも、後から来た者はみんなイジメられている。やっぱり保見さんは親が亡くなったら、さっさと集落を出るべきだった……」
そう言うと、老女は涙声になった。保見死刑囚の親族は、彼の献身に現在でも感謝の念を忘れない。
「父親は肩の骨が折れたりもして、歩けないことはなかったけど、心臓のほうも悪くなっていた。母親も足が悪く、身体がままならない。誰かが介護しなければというところに、あれ(筆者註:保見死刑囚)が『じゃあ自分が』と帰ってきて、面倒を見てくれることになった。あれが両親を見てくれたから、きょうだいはみんな働いたり、どこにでも行けたりしたんです」
保見死刑囚はコワモテの面ばかりが誇張されて報道されるが、慣れてくると、いささか無骨なブラックユーモアも交えて、ウィットに富んだ表現も繰り出す。《でも、今はもう田舎はダメです。骨は海です。竜宮城に行きたいと思ってます》
イジメられた背景についてやりとりをしている中で、こう書き送ってきたこともある。
《私の場合は、よそ者扱いとか無視されるとかではありません。(私は無視された方が生活しやすい)私は田舎の人に迷惑をかけないから、みんなも迷惑をかけるなと話したこともあります。私が黙っていたから調子に乗った。田舎を捨てて出て行った人間が帰ってきてでしゃばるな、こんなことだと思います。しつこい嫌がらせが続きました。それにしても、命まで危なかった。犬も殺された》
さらに、今でもはっきりと覚えているという。集落の人間から言われた恫喝の言葉である。「わしの言うことが聞けんかったら、田舎では生きちゃーいけんどー」
そう言ったとされる人物も、今回の事件の犠牲者となった。保見死刑囚に、「田舎の人」と「都会の人」はどう違うと思うかと訊ねた時のことである。彼はこう答えた。「田舎の人は無神経です。都会の人は無関心です。私は都会に長く居すぎた……」
彼は故郷で自分が疎まれた原因についても、冷静に分析していた。「A、B、C、D、E(殺害された被害者らの名前)、みな自分の味方につけようとしたけど、私が相手にしなかった。それで、多分ですが、みんなで組み敷こうとしたけどダメだった」
表向き一枚岩に見える小さな社会でも、必ず人間関係の軋轢や心情のもつれは存在する。保見死刑囚が帰郷直後、内心では微妙な集落の人間関係の中で、それぞれの住民は保見死刑囚を自分だけにより近い者として取り込もうとしたという。
しかし、それが叶わないとみるや、一転して集落全体で保見死刑囚を「組み敷こうとした」というのが、自身の扱いをめぐる保見死刑囚の分析である。おそらくその辺りの機微を経て、保見死刑囚は「村八分」同然となっていったのだろう。
保見死刑囚とは、戦後に起きた過去多くの出来事や事件についても言葉を交してきた。なかでも強く反応したのが、1997年に奈良県月ヶ瀬村(現:奈良市)で発生した「女子中学生殺人事件」について話をしていた時だった。
当時25歳だった村の青年(のちに拘置所内で自殺)が、村内の女子中学生を殺害したかどで逮捕された事件である。保見死刑囚はその青年が、出自や家庭環境によって村内で幼少期から差別を受けてきたという話に、鋭く反応したのである。
保見死刑囚は差別について、「言葉には出さなくとも、される人間は体で感じるものです」という。
絶望の地と化した故郷
保見死刑囚の育った金峰の集落には「オキへ出る」という言葉がある。オキとは集落を離れ、「町」へ出て行くことを指すのだ。付近の集落の者がこう話したことがあった。
「オキへ出て行った者は、郷里を捨てた者。都会でいい思いをして戻ってきたからといって、山の中でずっと耐えてきた者の気持ちなどわからん」
そんな言葉もまた、素直なものだろう。進学、就職というかたちで、金峰の集落から皆、オキへ出て行った。その中で、故郷に残り、過疎地となり日本全土の発展からは置き去りにされ、不便さに耐えてきたという意識が、留まり続けた者の心にはある。
それはともすれば、オキに出て“楽”をしている者たちの“犠牲”になったという意識につながりえないだろうか。それが同じ郷里の者でありながらも、一度オキに出て行って戻ってきた者に対する、どこか素直には受け止めきれない、気持ちのねじれ、付き合いのゆがみにつながってはいまいか。
保見死刑囚が辿った人生の顛末は、経済成長の果てが生んだ地域格差の、極めつけの悲劇であるようにも思えてならない。
彼が比較的、心を赦したと思しき知人の1人は、声を潜めて「保見死刑囚に差し入れてやってくれ」と言って、ある時、1冊の般若心経を私に託した。その知人もまた、若い頃に集落の外で働き、理由があって帰郷した。いわゆるUターン住民の1人だった。私との会話で彼は、「殺された者の名前を聞いて、ああ、やっぱりな、やっぱりやられたか、と思ったよ、正直」と振り返った。
「俺みたいにあくまでも下手下手に出て、要はゴマすって生き続けるしかねーんだよ、こういうところでは。ここじゃあ、人間関係は上か下かしかねーんだから。『あなたがいなければ』、『あなたがいてこそ』って、声を掛けなきゃ。でも、そこまでやったって、向こうが挨拶を返してくるかどうかはわかんねえ。その時の向こうさん次第だ。でも、とにかく向こうが気づく前に、こっちからゴマすって、挨拶をしなけりゃダメなんだ。保見はそれができないから、嫌われたんだよ。ゲートボール場とかでも言われてたんだよ。いろいろ噂して。だから、殺された者を見てね、ああ、やっぱりな、と思ったわけよ」
保見死刑囚は“妄想”に駆られて、見境なく無差別殺人を犯したかのようなイメージが流布している。だが実際の被害者は、冷静に“選別”されていたことが分かる。イジメに加担しなかった家は素通りされ、被害に遭っていない。
私が保見死刑囚の自宅を管理するため、金峰を訪れていた時のことだ。あの般若心経の知人と再会すると、彼は「俺だって、犬2匹、殺られたからな……」。
そして不穏な言葉も口にした。「俺もよ、いつ手縄がかかることになっちことをしかねないか、わかんねえからな。俺だって、明日は保見死刑囚と同じになっちまうかしれねえからな」
18年、拘置所にいた保見死刑囚のもとに、彼がかつて住んでいた神奈川県川崎市に住む少年から1通の手紙が届いた。
差し出し人は何と11歳。まだ小学生だった。授業で戦後の集団就職を学ぶ中で保見死刑囚の存在を知り、手紙を送ったのだった。保見死刑囚は「金の卵」ともてはやされた集団就職世代の1人だった。
《高度経済成長を支えて、今ある豊かさを創った保見さんのようなひとが、なぜ故郷に戻って悲しい想いをしなければならないのかわかりません》
少年はそう保見死刑囚に問いかけた。保見死刑囚はこう返信した。
「私は、故郷を捨てた者とされてしまったということです。それに気づい時に、早く村を出るべきだった」
夏休みを利用し、少年は広島の拘置所を訪れ、保見死刑囚と面会も果たした。11歳の少年に向かって、彼は次のような“助言”をしたという。
「(もしイジメに遭ったら)逃げろ。逃げるんだよ。それが勇気なんだよ。逃げることは恥ずかしいことじゃない。逃げる勇気が大事なんだよ。君はいい目をしている。立派に生きるんだよ」
しかし、保見死刑囚は逃げなかった。そして今、彼は獄中にいる。家計を助けるために集団就職で都市圏に出た世代が、懐かしきふるさとに戻った時、「故郷を捨てた者」と見なされて、謀反者さながらに扱われてしまう。それに気づいた瞬間、保見死刑囚にとってふるさとは絶望の地となったのかもしれない。
山梨県で始まる「移住コンシェルジュ」
地縁血縁がない土地に移り住む「Iターン」に対し、自身が生まれ育った場所や家族の故郷に戻る「Uターン」――移住には大きく2つの流れがある。
自治体の移住振興策は、Iターンを対象にしたものであることが多い。トラブルも、Iターン移住者による地元文化への不理解や不慣れを原因とする指摘が多い。
しかし移住ブームの蔭で、実は地域の機微に詳しいはずのUターン移住者が抱える、物心両面での苦悩も潜在化している。Uターン移住者は逆に、地元に縁が深いために遠慮と気後れが先にたち、悩みや不満が表沙汰になりにくいのだ。
ただIターンであっても、Uターンあっても、定住後のケアが最重要課題であることは言うまでもない。保見死刑囚も両親の没後、東京や神奈川といった首都圏に戻ることを何度も考えた。だが、「やっぱり両親の墓を守れるのは自分しかない」という気持ちが、再度の移住をためらわせたという。
Uターン移住者の精神状態が逼迫する大きな原因が、この躊躇だ。再び都会で生活する事を希望しながらも、実行には踏み切れない。結局、故郷での生活が続いてしまうというケースだ。
「田舎は特に、第1次ベビーブーム世代で“きょうだい”の数が多い。7人きょうだいや8人きょうだいも珍しくない。そして全員が、『実家や墓を放りっぱなしにするわけにはいかない』と考えている。でも、姉妹は全員が嫁ぎ、そちらの生活があるから故郷には帰れない。そうすると、男兄弟の中で独身という者が、Uターンするというのが最も多い」(山間地域に詳しい長野県警の警察官)
Uターン移住者は長期間の定住を果たしていても、住み心地に満足しているわけではないことがある。その点は、行政も注意が必要だろう。保見死刑囚のように「やむなく」故郷に住んでいる者も多いのだ。表向きは地域に溶け込んでいるが、内心では大きなストレスを抱えている。そして長年の鬱屈が溜まり、心身症に陥るケースも少なくない。
Uターン先の役所に勤務する職員にとっても、「移住後相談」は精神的負担の重い仕事だ。人間関係が濃密な田舎ほど、行政の指導や仲裁は難しい。
「私が小さい頃から面倒を見てくれたおじいさんに、『あなたの移住者に対する態度はイジメです。もう現代では通用しないんです』などと言おうものなら、私がつまはじきにされるだけでなく、妻や子供にもとばっちりが及びます」(山梨県内に住む、ある自治体の職員)
保見死刑囚も事件前、警察署や市役所を訪れ、相談に乗ってもらえないかと何度も訴えていた。しかし、根本的な仲裁や解決策は得られなかったという。
こうしたトラブルを、地元の人間が解決するのは無理だとも言える。トラブルの当事者から心理的にも物理的にも遠い場所に立ち、地域の人間関係から自由な第三者が相談や仲裁に乗るのが理想的だ。
とはいえ、沖縄の地域トラブルを、東京の人間が解決するのも不可能だ。距離は必要だが、当該地域の事情や心理的な機微を知り抜いている者でなければ務まらない。近すぎず、遠すぎず、という距離の者が必要になる。
山梨県では近く、こうした移住者の精神的ストレスを解決するため、県主導による「移住コンシェルジュ」制度の運用を開始する。
市町村の移住トラブルに対し、県の相談員が仲裁に入るわけだ。地域固有の人間関係に束縛されることなく、しかし、県レベルの地域性を把握しながら、客観的な見地からアドバイスするのが目標だ。県がケアすることで、市町村より強いリーダーシップを発揮することも求められている。
取材・文/清泉亮(せいせん・とおる)
移住アドバイザー。著書に『誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書』(東洋経済新報社)
週刊新潮WEB取材班
2019年7月25日 掲載
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rion | 6時間前
田舎に祖父母が持っていた家があるのですが…借家にしてましたが
数か月前から借り手がつかず、たまに掃除などにいっています。
この前掃除していたら「あんただれ!」とすごい大声が外で聞こえて、出て行ったら祖父母の名前を出して、どこのだれ!とおっさんに聞かれました。
説明したら「はぁ? なんで孫が掃除になんてくる!」と怒られました…。
近所の見知らぬおっさんになぜ怒鳴られないとダメなのか…。
何人も近所の人が大声で集まってきて根掘り葉掘り聞かれましたよ……。だから田舎の家には住みたくない…と祖父母が人に貸していた理由がわかりました。
4243 117
返信47
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zep***** |46分前
明らかに法律に違反している事でも、放置されている。
地元の法務局も弁護士も誰も声を上げない。
そもそも、周りの人間は、それが『問題』だと思わないし、『問題』だと認識できない。
『昔から そうだったから』とか言うだけ。
東京に住んでいる人が移住したら、鬱になるかも。
33 0
kor***** |43分前
>ただ一つ、良くも悪くも「純粋」な人が多いのは間違いないです
純粋です。なので、無茶苦茶やってもそれでも親は親なのでどんな
事をしても子ども夫婦が面倒…いや、尻ぬぐいするのは当然で
親孝行のひとつだと考えてます。
1 1
kqi***** |42分前
現在、愛知県田原市に住んでいます。
主人の地元で結婚を機に移り住みました。
限界集落というわけではありませんが、半島なので地域性としてとても排他的で、生活の面からも不便で、まわりの市からは陸の孤島と呼ばれています。
主人の地元なのに都会から帰ってきたということで、最初からよそ者扱いされ、冷遇されました。
治外法権の地域なのか、わが家が所有する土地に連日、車を違法駐車されていたので、車の持ち主にかなり丁重にやめてほしい旨を伝えると、車の持ち主の地域のジジイが「何が悪い! お互い様だろ! 都会のルールを押し付けてくるな!」と怒鳴ってきました。
田舎・都会に関係なく他人の土地に違法駐車することはアウトだと思うのですが。田舎は本当に腐ってると思いました。
愛知県田原市にだけは移住しないほうがいいですよ。
半島は恐ろしいです。
50 1
近所のエセ学者 |27分前
確かに「半島」は恐ろしい…
朝鮮半島、バルカン半島、アラビア半島、シナイ半島、クリミア半島、渥美半島
13 2
kor***** |23分前
>最初からよそ者扱いされ、冷遇されました。
ホント、冷遇が酷い。田舎の結婚式に呼ばれ共働きで疲れてるのに貴重な有給を
取って出席して花嫁にお祝いの言葉をかけたら、何やら捨てゼリフを吐かれた。
田舎モンに嫁ぐのが嫌で八つ当たりだったようだ。
3 0
lan***** |21分前
>ただ一つ、良くも悪くも「純粋」な人が多いのは間違いなです。
要するにバカって事だなw
5 1
lan***** |20分前
>持ち主の地域のジジイが「何が悪い! お互い様だろ! 都会のルールを押し付けてくるな!」と怒鳴ってきました。
じゃ、そのジジイの土地でBBQとかどんちゃん騒ぎとかキャンプファイヤーとか勝手にやってやりてーなw
12 0
saz@喫煙者の主張 |18分前
田舎者って怖いところあるからなぁ。
相手が何だろうが自分のルールで行くし
家族に不都合が生じようが構わず我を通す人いるじゃない?
Uターンの新入りが仲良くしようとしたら村の長の手下になるしかないんじゃないの?
でもあれだよな、田舎者って朝鮮人に弱いじゃん?
自分や家族の身も案じない我の強い村人たちが何故か仕切られちゃってる田舎ってあるじゃない?
その精神構造が不思議だよな笑
3 1
kn****** |18分前
田舎在住の義母は、親しくもない町内の人の孫の結婚相手の職業くらいまでは当然のように知っている。良い人だけど。
近所のお婆さんは裏に住んでいる人の動向を探るために、わざわざご飯を二階に行って食べたりするらしい。
そして軽トラックを乗り回しているおじさんやお爺さんには、攻撃的な顔つきをして、最低限のマナーと交通ルールとは無関係な所に生きている人も多い。
どこの田舎もそんなものじゃないの。田舎の人だから良い人なんてことは絶対にない。人好きのする人は都会でも田舎でも好かれる。人好きのしない人は都会では無関心で済むけど、田舎では虐められる可能性が高いかもしれない。
4 0
suz***** |5分前
私も同じ県出身。
母親からして偏見や妬みが酷く噂好きで自分が正しいと信じて疑わない。
寺の坊さんは男尊女卑が酷い。
高校卒業してから帰郷するのは4年に1度くらい。
とにかく関わりたくない。
3 0
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sat***** | 6時間前
こういう慣習が身についてる地域である以上
関わり合いを持つべきではないのかもしれません
若い人が田舎を捨てることに嘆く前に自分たちの考えを捨てなければならないはずですが、無理なのでしょう
限界集落になり土地のものがいなくなったら再開発は可能かもしれませんが
変に地域おこしをしたところで、このような悲劇がおきてしまうので、そっとしてそのまま淘汰してもらうべき場所なのかもしれません。
3246 84
返信12
enj***** | 6時間前
田舎だからと言うわけでもなくどこにでも起きている事ですが、特に田舎に行けば人数が少なく、他人の目がないために、酷いいじめをしても平気になる悪魔のような顔が表に出てきて、それが日常になり当たり前になる。優しい人は犠牲になるしされる。都会でも同じだけれど、田舎は他人の目がないためにブレーキがない車と同じ。他人に干渉して、奴隷のようにしたい悪魔の人間がたくさんいるのが世の中だと思います。
このケースは、気が弱い者、優しい者が犯罪者になった。そうならなければ、奴隷にされあざ笑われていた。出ていくのが正解だったけれど、保見光成死刑囚は両親も見送り、その後もう年なので、両親が眠るここで骨をうずめたいと思ったのだと思います。土地と家があればなんとか暮らせるだろうと思ったけれど村人はそうはさせなかった。
保見死刑囚は都会に出てお金がかかる生活をするには年齢と体力が心配だったのだと思いました。
2464 73
返信6
見覚えのあるレインコート | 6時間前
知れば知るほど、こいつに同情する。
2235 28
返信28
ino***** | 6時間前
こんな復讐で死刑になるなんておかしい。
情状酌量があってしかるべき事案じゃないですか?
1754 58
返信18
yfq***** | 5時間前
村人に刺されたのが事実ならそいつは殺されても仕方が無い
そして記事に書かれているように、警察に言いくるめられるのではなく、被害届を出し、厳罰を求めるべきだった
そこは彼の過ちであり弱い部分だった
しかし、事件化させなかった警察には非がある
山口県警、または警察庁に再調査を求めたい
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返信5
hit***** | 5時間前
偏見があったら申し訳ないですが、、田舎=農業をされてる方が多く、農家の方は考え方閉鎖的で偉そうな人が多いです。私の生まれ育った地域は専業農家がほとんどで、まさにそんな感じ。意味不明に偉そうな爺さんが多かった。
こういう田舎では自分たちと同じ仕事や生活スタイル、経済状況じゃなかったら白い目で見られて、仮に上とみなしたら攻撃してきたりします。
田舎の人は人が良い、温かいと思って都会からIターンしてくる方がいらっしゃいますが、都会の人の方がよっぽど常識があって付き合いやすいと田舎育ちで都会にも住んだことがある自分は思います。今はそこそこ田舎だけども農家の人が比較的少ないエリアに住んでいるのでストレスは少ないです。
1235 38
返信14
say***** | 5時間前
私もこの近くの(これ程山奥ではないですが)出身なので、雰囲気はわかりますので、そうではないかな、と思っていました。
罪を犯した事に変わりはないですが、一方的な報道ばかりではなく、もう一方の言い分が聞けた事はとても良かったです。
私も近い将来、帰郷しなければならない事になりそうで、正直こわいです。経験も、価値観も、興味の対象も違う人達と、上手くやっていける自信は全くないです。
迎える方だってそうだと思います。
若い時ならいざ知らず、ある程度の年齢を過ぎて、考え方を変えるって難しいですよね。それに田舎は人間関係の距離が取りづらいですから...゛田舎の人は無神経、都会の人は無関心” その通りです。
これからどうすべきか、真剣に考えなければと思います。
1072 10
返信6
shi***** | 6時間前
面白いと言っては、、死刑囚に悪いが、良い記事でした。濃い人間関係の
辺境で暮らすのは本当に大変で、憧れだけでは到底無理だと思います。
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返信2
lala***** | 6時間前
地方出身者は純粋とかいう人がいるけど、とんでもない!
周りの地方出身者は妬みやすく、底意地の悪いのが多いような気がする。
gobataka☆☆☆ | 3時間前
田舎だけではなく、都市でも排他的なところは未だ未だ根強く残っている。この事件は被差別の問題も一枚噛んでいそうだが。しかし、これが日本の現代の出来事なのかと目を耳を疑った。
裁判長は、以前被告が被害者の1人に牛刀で刺された出来事、作り置きのカレーを食べ直ぐ嘔吐し七転八倒した事(警察でカレーの成分の分析を依頼するべきだった)、溺愛した犬が突然命を堕とした事、農機具を焼かれた事等、これを彼の妄想が過ぎると一蹴出来るのだろうか。
集落の御仁を無差別に殺傷せず、彼を貶めていた5人に手をかけている。それ相応な嫌がらせがなければ、こんな残虐な事件はおこしていなかった筈だ。その闇をあばいて欲しかった。彼は死刑を覚悟で、この事件を実行したものだと思っている。川崎の11歳の少年は集落の異常な闇を汲み取ったのであろう。そして、彼の境遇に同情し接見に及んだ。今後、同等の事件が起きない事を祈るのみだ。
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返信0
bib***** | 5時間前
本当に良い記事です
死刑囚の方が仰ってることは、妄想などではありません
祖父の家の方がこんな感じでした
鍵を掛けない、勝手に近所の人が入ってくる
周り一帯、中卒の百姓だけの世帯
そんな時代の中、祖父は大卒の公務員。
そりゃあ大変だったらしく…
殺めてはいけませんが、責める事は出来ません
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返信1
osyaberioyaji |4時間前
それは大変でしたねえ。
あまりの環境の違いに驚かれたでしょうねえ・・・
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まりこ汁 | 6時間前
田舎は田舎でも特異な田舎が今でもあるよねぇ。
余所者には顔よくみせて、内輪では....
田舎暮らし憧れてる人となテレビでやっていますけど、良く考えた方がよい。
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返信2
moc***** | 4時間前
何故だろう。
凶悪殺人犯の話なのに涙が零れ落ちる。
それは私自身が、かつて醜い虐めにあった経験があるからだろうか。
何度、自死を選択しようと思った事か、
何度、相手を殺してやろうと思った事か、
しかし私の場合には、そうはならなかった。
それは、きっと犯人が少年に言ったように、
その場を離れたからだと思う。
願わくば、心安らかに刑の執行を受け止め、
静かに心と体を休めてほしい。
500 10
返信1
sie***** | 5時間前
玄関の鍵をかけない、隣人が家に勝手に入ってくる等々、私の母の田舎でもよくありました。ずいぶん前の話ですが、私がひとりで祖母の家に遊びに行った時も到着して30分もしないうちに、○○ちゃんの子供が来たと告知もしないのに周囲に知れ渡っていました。母はそういうのが嫌いで都会に出て、盆暮れ以外には帰省しようとしませんでした。最近では、近くでリゾート開発が進み余生をそこで過ごそうとする新住民の数が増えたことから、そういう田舎の良く言えばアットホームな、悪く言えば閉鎖的で無神経な状況はだいぶ変わったそうです。ただ、この死刑囚の集落はそうした新しい血とは無縁な土地のようなので、悪しき閉鎖性が極限まで達していたのでしょう。もちろん、そういう田舎に適した性格の人もいるのでしょうが、都会暮らしの長い人にとって田舎暮らしが難しいということが、この記事の教訓だろう。
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返信1
yor***** | 3時間前
田舎には自宅から通える距離に大学も就職先も殆ど無い。農業で生計を立てていけるのであれば、その選択はあるが、難しいだろう。
田舎の人は村社会として閉鎖的だ。これは外的や伝来の土地を守らざるを得ない歴史によるものだろう。また、田舎では時間の流れが遅く、10年以上前の事を昨日の事のように話す。
一度都会に出て、派手で便利な生活や、飽きる事のなく変化する時間を経験した者が、このような田舎に戻るのは大変だし、受け入れる方も扱い方が分らないから、不幸な状態が起こる。
保美死刑囚もこのギャップの中で、逃げる事無く、病気の親の面倒を見なければいけなかったのは、本当に我慢が必要だっただろう。その我慢が切れた時に、このような惨事が起こる。真実が分っても、解決策が見つけにくい、つらい事件だったことが良く分る。
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返信0
jun***** | 5時間前
イジメは嘘では無いだろう。私個人も親が田舎に転勤になって移り住んだがやはり同じ様な事があったまた母親が亡くなった際に地元の方が葬儀でも使う集会所を利用しようとしたら親の代から居ないと使えないと言われた。20年以上移り住んで金だけ取られていて何も利用できないと憤りを感じた。この方の心情は理解出来るし自分だったかも知れない。だとしても後悔なく本望だったでしょう。
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返信4
タダの感想。 | 4時間前
限界集落になるにはれっきとした理由があるんだな。
利便性の問題もあるが、極端に排他的だったり、災害が起きやすかったり。
この記事の内容の全てを鵜呑みにする訳じゃないが、
そこまで限界じゃない田舎町に行っても似たような話(自治会費の過剰請求や表沙汰にならない程度の嫌がらせ、勝手に家に上がられたので警察呼んだが塩対応された等)を見聞きする事はあるので、ない話ではないと思う。
サツ人に情状酌量は要らぬ…が、彼がここに至った経緯を思うと虚しくなる。
弁護士と信頼関係が築けなかったっていうのも、大方相手が自分の言い分を信じず都合よく曲解しようとした空気を感じたからなんだろうな。
文章読んだだけで人間不信になりそうな事件だ。
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返信0
chi***** | 4時間前
こうゆう田舎に税金つぎ込むのをやめてほしい。
自分達の世界で生きたいのであれば、人の手を借りないで欲しい。
殺されるような事をしておいて、ヤリ逃げ感満載。
もう一度記事として殺された人達の実名と写真を掲げて、やった事を列挙して下さい。
生命活動を停止させることだけが殺人ではない。
どこかで、友達を刺した中学生がいましたが、状況は同じようなもの。日頃から刺されるような仕打ちをしていただけ。世の中では因果応報と言います。
まだまだ江戸時代が残っているという実感が改めて湧きました。
高齢者が日本を滅ぼすんでしょう。いろんな意味で。
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返信1
nan***** | 5時間前
死刑囚にもかかわらず
世間は彼に同情している。
生前の、親に対する面倒見の良さや
動物好きな面が報道から伝わるから。
もちろんら犯してしまった罪は大変な事だけと
傷害事件や、新参者いじめを見て見ぬ振りしていた人達なのかなと思うと正直あまり同情が出来ない。被害者に感情移入するような報道が無いからかな。
限界集落の闇を垣間見た事件。
gou***** | 2時間前
この保見死刑囚さんのようなことを私も、いろいろ体験してきたので、私は半年以上に渡って復讐の機会を考えていました。
結局、目的は達成していませんが、未だに不信感を抱き続けて今日に至っています。
私は、保見さん側の人間だと思いました。
保見さんは加害者としての責任からは逃れられないものの、同時に被害者でもあり、事件を起こした理由ははっきりとあったということですね。
死刑は仕方ないとしても、動機を世間に認めてもらえなかったのは心残りでしょう。
しかし、この世は理不尽なことばかりなので、仕方ないかもしれませんね。
保見さんとしては、誰にも迷惑をかけずに静かにこの世から去っていきたいと思っているのではないでしょうか。自己主張を上手くできない人間は、世間から疎まれ、理解されず、ただ静かに宇宙のかなたに消えゆくのみです。
生物の世界では、強い物のみが生き残っていくようになっている。そういうことです。
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pop***** | 5時間前
読むのが辛い、でも最後まで読んでしまいました。差別、いじめがどの様な結果を招くのか、少しはわかった様な気がする。された側は、体で感じる。確かにそう。成仏してもらいたい。
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返信1
kuzd&/hpanyk@tjdmg | 6時間前
全ての田舎に当てはまる事では無いけど、小さな集落には今だによそ者やUターン者への偏見はあると思います。
観光地は人馴れしてるから受け入れやすいとも思う。
私もUターンしたものだけど、実家の集落は小さいため学校でいうグループ意識みたいなのが強く馴染めなかったです。
今は同じ市内に住んでて、人の出入りの多い地区だからあまり干渉もされず気楽にやれてます。
同一市内でも地区ごとに民度が違うので、田舎全般がダメな訳では無いと思いますよ。
まぁうまく立ち回れば、助けてもくれますし。
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返信4
krank◎furter☆kranzss | 3時間前
限界集落が問題視されているが。
そんな風になったのはそれなりの理由があるんだよ。
たぶんそれは上記の様な事なのだろう。
知人の両親は県庁所在地で暮らしているが、知人父が退職後は実家がある田舎で暮らしたい…と言うのを、知人母はガン!として受け入れなかった。
「絶対にいや!行くならあなた一人で!」とまで。
知人が理由を聞くと、ほぼ上記の様な事があるから、と。
日本中の田舎、どこにでもある事なのだ。
でも、マスコミは移住に成功した人の事しか報道しない。
田舎の人は狭量だ。
狭い世界で暮らしていたので、それは仕方ないかもしれないが。
井の中の蛙である。
そこに都会の人間が入り込むと大抵はこうなるのではないか?
それでも『田舎暮らし』にあこがれるのか?
169 3
返信0
mag***** | 1時間前
限界集落も最後の限界を超えて消滅してゆく。これが少子高齢化の日本の必然だ。無理やり生き長らえようと努力してもいずれ消滅。里山は原野に戻っていく。これが自然の流れ。限界人数で濃密過ぎる人間関係から自他の区別もつかなくなって、人同士の適正な距離感を超えてしまいイジメや支配が目立って来ても、いずれ消滅の憂き目。イジメる側も順次いなくなる。あと数十年もすれば、現在限界にある集落も大半が消滅するだろう。仕方ないが元には戻らない。これが現実。行政も限界集落の存続など、非効率でムダが多いから真剣には考えないだろう。限界集落の住人がいよいよ消滅の危機を迎えたら、ある程度まとまった人口集積地に移住を促す方が理にかなっている。
37 0
返信0
kaz***** | 6時間前
ド田舎の人間関係の問題は、
今の75~の戦前教育の方々が亡くならないと解決は難しいでしょうね…
~75は戦後教育で、情報社会の中に生きてきた世代ですし、
交通手段も発達して都心への行き来もある方々ですから、少しは…
そこに代替わりすれば過疎化対策も良くなってくるかもしれません。
273 20
返信4
app***** | 5時間前
この記事とは関係ないことですが東京都会と比べて地方の田舎は風習やしきたりがあります。お祭りやイベントはほぼ強制的に参加しなくてはいけない。生活もいろいろな決め事がある。ある意味では東京都会で暮らした方がいいですね。地方の田舎は息苦しく誰かに監視されているような感じがする。ストレスが出る。私は先祖代々から東京生まれの東京育ちで私も同じ東京生まれの東京育ちの人間です。仕事で中部地方で約3年間暮らしたことがありますが当時住んでいたところはいろんなお祭りやイベントイベントがあり絶対に参加しなくてはいけなかったです。風習やしきたりもありました。一年後に相当なストレスが出ました。休まる日は少なかったです。二度と仕事で住んでいた地域には絶対に行きたくないです。
tjx***** | 5時間前
限界集落は限界集落になるべきしてなるものだとこの記事を読んでもわかる。
私は死ぬまで田舎の無神経より都会の無関心を選択する。
270 1
返信0
cos***** | 5時間前
多分、収監後はこんな風な内容の記事は、絶対に読めなくなる記事です。
なぜなら死刑囚は外部との手紙のやり取りが著しく制限され、面会も難しくなるからです。
(これも法律ではなく、随分前の大臣通達によるので、問題ではある)
保見死刑囚と清泉氏がどれほど望もうとも、清泉氏が養子縁組をしない限りは無理でしょう。
オウム事件死刑囚でさえも、「防犯のために、今後の同種事件防止のために研究材料とさせてくれ」といった学者からの嘆願さえも、中川智正の例外を除き認めようとはしませんでした。
(中川にしても希望したのが海外の学者だからかもしれません。
言いたくはないが、「外圧」ですね)
娯楽化は避けるべきですが、かと言って死刑囚から何かを得ようとする試みをすべてシャットアウトするのが正しいとはどうしても思えません。
178 5
返信2
ora***** | 2時間前
『実家やお墓を守る』という考えは、昔は当然だった。もちろん今でも普通にあり、私自身もその考え方は理解できる。
しかし、そのために自分を犠牲にする必要はあるのだろうか?
もちろん、自身が望むもなら問題ない。それが真にその人の気持ちならば。
だが、『お墓を守るために』、『実家を継ぐために』、生活環境や仕事が制約される事など、あってよいのだろうか?
たとえ『先祖あっての自分』だとしても、自分の人生を我慢だけで終える事を、ご先祖様は望んでいるのだろうか?
少子化もあり、田舎も都会も後継者問題は切実だが、やはり『今生きている人』を自他共に尊重できなければ、望まぬ束縛が生まれ、果ては悲劇に繋がるのかも知れないと思った。
保見死刑囚も、昔からの考えに基づく『当然』に囚われなければ、もっと自由でいられたのではないかと思うと、やり切れなさを感じる。
53 0
返信1
believe | 5時間前
田舎の人は「都会の人間は楽をしている」と思ってる人が多い気がします。
私も関東の実家の祖母が身障者の娘(母の妹)を看てると言うと「でも(畑も仕事もせず)遊んでるんでしょ」と言われ腹が立ちました。
確かに祖母は無職でしたが、そんなこと言われる筋合いはありません。
さすがにうちはガラッと開けて上がり込む親戚はいませんが、高齢者はお互いみんないきなり戸を開けて上がり込みますね。
殺人が許し難いとはいえ移住でなくUターンなのにここまで追い込むのは異常だと思います。
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返信0
(U´;ω;) | 4時間前
>逃げろ。逃げるんだよ。それが勇気なんだよ。逃げることは恥ずかしいことじゃない。逃げる勇気が大事なんだよ。君はいい目をしている。立派に生きるんだよ
言葉の重みが違うなぁ
逃げることも勇気、本当そうだと思う
愛犬がなくなったとき、両親がなくなったときにすぐ出ていればと本当にそう思う
こういうところは村八分にしている方々が亡くならない限り変わらないのだろう
変わる前に人が減り、村自体が先になくなるのかもだなぁ……
237 2
返信2
sor***** | 3時間前
この記事が本当なら、メディアは事の真実を隠ぺいしたと同じだな。五人も殺したんだ、死刑になるのは仕方がないし、本人も覚悟の上だったろう。けど、これほどまでに陰湿で閉鎖的なムラ社会が原因なのと、妄想癖が無差別に殺戮したのではまるで意味が違う。農薬カレー、飼い犬の毒殺。殺された被害者の業は?と思う。それで判決が変わるとは思えないが、死刑を確実にする為に不都合な真実は語らない今の司法とメディアに危機感を感じる。
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返信0
kamekame | 4時間前
玄関に鍵をかけない、は普通にあります
うちの実家もそうです
親を見て知った田舎は、移住者に冷淡だ、ということ
うちの親も会社都合の移住者だったけれど、地域住民が水道を使わせないと言ってかなり揉めた経緯があるそうです
子供会も、お祭りも、全部地域住民とは別口で親世代が準備してくれました
酷い苛めは確かにあります
うちの親世代のように、数百単位の世帯が集まって一集団を作って立ち向かわない限り、もともと住んでいる住民たちとは対等に話し合いもできないでしょう
人を殺したこの人の罪は罪として、それとは別に、排他的な田舎の習慣は減刑の考慮に値します
簡単に口を割らないだけで、苛めは存在するのですから
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返信0
dee***** | 3時間前
代々東京の私の立場としては守る土地というのは自分の家が建ってる場所だけですが、田舎の人はそう簡単にはいかない。歴史を辿っても元々はその田舎に住んでいる人の土地で、戦後の農地解放だけでなく、騙されて土地を取られたケースもあるようですし、そこに地縁のない方々が住まわれると、ネガティブな感情が出てくる可能性も想像できます。この事件も後から移り住んできた人たちに実権を握られたようです。田舎に不満を持たれている方は、ご先祖がどういった経緯で田舎に住まわれたのかということが最も気になるところです。関東の他県の話ですが、後から移り住んできた一族が地主面して有力代議士を輩出して実権を握っている地域もありますから。閉鎖的な田舎暮らしのご苦労も想像できますが、中立的な意見として。
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tab***** | 5時間前
この事件、住民が保見死刑囚が刺されたことを示唆してここでは日常茶飯事と答えてたインタビューが放送されてましたよね?
それも妄想だと?釈然としないですね…
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返信3
jyu***** | 4時間前
可愛がっていた飼い犬を殺されたり
その他長きにわたって必要なイジメが
あったと事に疑いがない気がする。
この事件は本当の被害者は死刑囚だと思ってる
人が多いと思う。
ang***** | 1時間前
線香の煙の中に浮かぶオリーブの輪郭、
保見死刑囚の優しさを一番知っているからこそ、
心配が募り、いまだに成仏出来ていないのかと思ってしまいました。
同窓会に出ても、田舎から出た事ない人と、都市部に出た人の間にはどうしても隔たりを感じる。価値観に差が出てくるのは仕方のない事で、どちらが良い悪いではなく。
自身の経験から、田舎といわれる人口が少ない市でも、大企業の工場が誘致されていると、逆に都市部からの転勤者が多いので、比較的閉鎖的な部分が和らぐというメリットもあったりするけれど、今回事件のあった高齢者ばかりの限界集落では独特の陰湿さと鬱屈さを兼ね備えた複雑な環境になってしまうのでしょう。
知人の愛犬も2匹殺された話、もう異常ですね。
お世話になったとの老人の証言、
最後に少年にかけた言葉、
保見死刑囚の優しさの全てだと思うと、殺めてしまったとはいえ、
腑に落ちない結末の事件です。
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返信0
ben***** | たった今
なんか、この記事が読めて良かった・・と思ってしまった。
この事件は、ずっと気になっていた事件だった。
前から同情する部分はあったのだけど、
それでも、この記事を読まなければ、
この保見死刑囚に対して多く誤解したままだったと思う。
いじめていない人の家は、スルーしたんですね・・。
現実に刺されて、
犬を殺されたこともあり得ると思う。
複数人を殺してしまったから無理なのはわかるけれど、
情状酌量の部分もあるでしょ?とも思ってしまう。
彼自身が、あの地獄から逃げれば良かったっと
後悔しているからなのかな?
いじめに対しての子供へのアドバイスがものすごく心を揺さぶられる。
集落で彼を慕う人がいる事も知ることができた。
亡くなった人たちには申し訳ないけれど、
出来る限り、心穏やかに最後の時が来るまで過ごしてほしいと
願ってしまう。
0 0
返信0
myt***** | 17分前
‥冷静に。感情移入してはいけない。そう思いながら記事を読み進めていきましたが どうしても涙がこみ上げてきた。
誰が 、どちらが悪い、ではないのかもしれない。
そのコミュニティで生きてきた人間には 正しい人間の道理がわからなかったのだろう。死刑囚は 多少なりとも自分の故郷以外の土地を見てきた。
相互の折り合いがつかなかったのだろう。しかし 愛犬を殺害される。これは なにかが自分の中で音を立てて壊れても仕方ないのではないだろうか。
殺人は絶対いけない。でもその背景にあったものが見えてくると、単純に物事を決めつける事への疑問が自分の中で沸いてきます
6 0
返信0
mat***** | 4時間前
田舎に前住んでたけど
近所トラブルがすごかった
地区役員、子供会役員、若妻会
特に若妻会は、嫁にきたら強制される
で、そのなかから地区役員を強制的に
選出される
しかし田舎も急速に人口減少してるので
いまから水道も民営化になるし
消費税も高くなり
医療費破綻、所得税も上がる
ほとんどの世帯が生活苦になるから。
ただ若い人は田舎に住んではいけない
自分の自由な時間を
田舎の役員で潰してはいけない!
もっと人生楽しめ!
150 3
返信1
yuk***** | 5時間前
田舎住みだけど、この人の言っている事全て本当に聞こえる。有り得る話だと思いますよ…
201 1
返信0
urw***** | 5時間前
周南市近くのど田舎の出身です。
この記事を読めば読む程、田舎にいた頃のことを思い出します。
良い思い出はありません。
いろいろあって、母も田舎を出ました。
田舎って、そうゆう所です。
199 2
返信0
fat****** | 3時間前
似たようなことは現実にあります。高齢者だけではなく,若い人たちも同じ。そこだけ30年位前の時代みたい。悪口しか娯楽はありません。地元から外に出たことがないから社会性がまったくない。U,Iターンで上手くやって行こうと思うなら,その人たちに染まるしか方法はない。なので,他所から嫁いできた人たちも似たような感じになっていきます。そうじゃないとそこでは暮らせないから。一緒に悪口言わない人を標的にします。
洗濯物をいつ干した,どこに干した,ゴミ捨てをいつ,だれが,どうやってやってるか等々,ずーっと見てて幼稚園バス停での話題にしてました。話す話題がないからです。気に入らない人の家に洗濯物がかかったまま雨が降ってくると,「ざまあみろ」と。心底しょうもな!と思いました。
経験してなかったら,本当にそんなくだらないことや,酷いことする人いるの?って思ってしまうけど,本当にあるのが田舎です。妄想ではない。
101 1
返信1
hs6***** | 30分前
田舎に人が住まない理由をよく表している悲しい事件だと思います。
田舎は、決して良い場所ではありません。こういう事件が起きる下地は何処の田舎にもあるでしょう。
日本中どこへいっても同じルールで、生きていくことができれば、いろいろな生き方ができるのではないでしょうか。
これがユニバーサルという意味で、地方自治など、とんでもないことです。
勝手にローカルルールを作り、勝手なことをやっているから、誰も近づかないのです。
もし人に来てほしければ、地方自治などというおかしな発想をやめ、ユニバーサルルールに則り、おかしな地方のルールを破壊することが必要なのです。
この事件は前から関心がありましたが、何で無罪じゃないの?と思います。死刑などとんでもないことです。裁判官は頭がどうかしてるんじゃないのかなと思います。おまえだったらどうするのか聞きたいです。
8 0
返信0
ron***** | 3時間前
仕事で暫く長野にいた時も酷かった。
会話は無し、連絡は来ず、細かい(ミスとは言えないような)違いを探してはネチネチ。
自分のミスを指摘(と、いっても名指しせずやんわりとですが)されると、烈火の如く逆ギレ。
それが特定の一人じゃなく、部署の多くの人間が同じ傾向。
長野といってもそこまで僻地じゃないそこそこの街でこれでした。
唖然となると共に、これがよく言われる田舎の閉鎖性かと、恐ろしくなりました。
もう二度と行きたくないです。
y_5***** | 3時間前
やったことの責任は重大だけど、この人には同情してしまう。
犬まで殺されるとか、田舎とかの前に人ととしてどうなのって問題。自分がこの人の立場だったたらどうだろう。
死刑になってもいいや。全員に復讐してやるってやっぱり思うかも。
もっと情状酌量とかあってもいいんじゃないのかなあ。
88 0
返信0
jud***** | 5時間前
田舎暮らしに憧れている人は、坂東眞砂子さんの「くちぬい」という小説を読んでみることをおすすめする。
そして田舎暮らしのデメリットを理解した上で移住するかどうか考えた方がいい。
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返信0
謎ズラ謎ズラ | 2時間前
田舎には田舎の、都会には都会のいい部分はあるし嫌な部分がある。
自分に合った土地を見つけるしかないのだと思う。
Uターンで友人が地元に残っていればマシかもしれない。
自分の拘りがあって変化が嫌な人は、点々とするしかないのかも・・・
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返信0
jea* | 5時間前
限界集落なんて近づかない事だよ。多地域移住のプロジェクトで色々と経験したけど、マジで監視されたり、嫌がらせされた人がたくさんいた。彼らの頭にあるのは恐怖と劣等感だけ。
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返信0
oos***** | 4時間前
田舎の方は祭とか地域の集まり事に参加してれば口下手で人づきあい苦手な人でもやっていけるけど個人主義だとダメかもなって思う。でもここまでの嫌がらせは無いけど言葉で思い切り嫌味は言われるよね。本当だとしたら死刑は可哀想な事件だし殺された人に何も同情の気持ちがわかない。
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返信0
kam***** | 2時間前
オリーブの姿が写った写真を公開して欲しい。疑うわけではないが、自分もオリーブのことがすごく気にかかっている。幸せに成仏して欲しいし、保見さんが死んだ時にはオリーブと再会して欲しい。
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返信0
rsq***** | 5時間前
他所者だ、故郷に出戻ってきやがっただの言って、嫌がらせをして、何か得することがあるのかね?人口が減って、限界集落になるのがオチでしょうに。
確かに、田舎の義実家を解体してたら、昔からあった大きな家が何軒も空き家になってた。
記述通りのルールがあるから、子供達は戻ってこようにも戻れないんだと地主さんが言ってたなぁ。借地でよかった。
義母がちょっとボケた時に、S学会の人に200万盗まれた。内密に、地域の長が取り返してくれたが、「田舎なもんで、警察沙汰にはしないことをわかってください。」と言われた。
了承したからと言って、舐められたこともなく、むしろ、そのことがきっかけで、特養に入る手続きを教えてくれて、とても助かった。
その長も亡くなった今、やっぱり元通りらしい。
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返信0
mr7***** | 3時間前
記憶力が高い、という所で思ったのだが彼はサヴァン症候群ではないか?
自閉症の人間が閉鎖的で排他的な限界集落で上手く生きていけるわけがない。
本人が言うように逃げるべきだった。
なんともやりきれない事件だね。