海外だがヤマハ155は、水冷で車体が125よりかなりデカイ。リアがドラムブレーキ。
10万5000ペソでヤマハ専門デーラーで(ヤマハは系列専門デーラーでしか流さない)更に11万5000ペソで全然デザインが異なるnーMAX(リアがディスクブレーキ)
両車両ともラジエーターが後ろの横についている。
因みにスズキは125スカイドライブという格好がいいのを(2灯式ヘッドライトにポジションランプもある)67000ペソ≒14万円で売ってる、、うちにある。
どうも日本メーカーはアジア市場と日本市場を差別して日本市場のほうが旧式で高価なのを売ってるようだ。
【ヤマハ NMAX155 試乗】“通勤快速”に革命!? 30cc増しで朝のコーヒーもゆっくりと…青木タカオ
7/21(日) 12:00配信
レスポンス
【ヤマハ NMAX155 試乗】“通勤快速”に革命!? 30cc増しで朝のコーヒーもゆっくりと…青木タカオ
ヤマハ NMAX155
コンパクトで身のこなしの軽い“原2”(125cc)スクーターをベースに、エンジンだけをパワフルに。それがヤマハ『NMAX155』だ。
[関連写真]
全長1955mm、全幅740mm、全高1115mmの車体サイズは「NMAX」(125cc)とまったく同じ。車両重量は127→128kgで、わずかに1kgほど増えているものの、前後13インチの足まわりやシート高765mmに違いはない。
それでいて排気量を124→155cc化し、最高出力を3PS、最大トルクを2Nm向上。数値はわずかに感じるかもしれないが、パワーウェイトレシオを考えれば31cc増しの恩恵は絶大で、加速がより力強く、走りに余裕をもたらしている。
「BLUE CORE(ブルーコア)」とネーミングされるSOHC4バルブエンジンは、アルミ鍛造ピストンやオフセットされたオールアルミ製シリンダー、さらには可変バルブ機構(VVA)が採用され、“走りの楽しさ”と“燃費・環境性能”の両立を高次元で実現。6000rpm以下ではローカム、それ以上ではハイカムにし、トルク特性を最適化するといった芸当も見せ、精巧で賢いパワーユニットとしているのだ。
◆155版にて設計され、安定感ある走りが自慢
眼光鋭い二眼ヘッドライトは、ハイビームでは真ん中のライトも点灯し、トリプルライトとなって迫力満点。ポジションランプもある吊り目のフロントマスクは、スポーティさを演出している。
また、バックビューも精悍で、LEDが帯状に光るブレーキライトやウインカーのクリアレンズが先進的。『TMAX530』や『XMAX』(250cc)と同じように、センタートンネルをホールドして乗れ安定性も高いが、スタイルも“MAX”シリーズで共通イメージとしたもの。
ねじれに強いフレームが用いられ、車体もクラスを超えた剛性感がある。155cc化によってどこかに無理をきたしているという印象は皆無で、速度が上がっても車体は落ち着いていて、どちからというと155版がベーシックなのだと気付く。
250ビッグスクーターにはない軽快感、イージーな取り回し性がありつつも、走りは上のクラスに匹敵するものがあり、2人乗りでも非力さを感じさせない。ほかに「マジェスティS」や「トリシティ155」をラインナップするが、155ccクラスをヤマハが充実させていることも納得がいく。
また、シート下のトランク容量はおよそ24リットルで、フルフェイスヘルメットが1つ入る大きさ。フロントポケットには500mlペットボトルが収まり、収納力に不満はないが、USB電源があればなおさら嬉しい。
◆高速道路で距離を稼げる
普通自動二輪(軽二輪枠=126~250cc)となったことで高速道路も走ることができ、特に都市部に住むライダーに重宝されるだろう。首都高速、名古屋高速、阪神高速など都市高速を利用できるからだ。
もちろん、3車線ある本格的な高速道路も一番左の車線を大型トラックとノンビリ走る分には問題ない。長距離ツーリングに出掛けようとは思わないが、都市高速で一気に郊外に出たり、あるいはその逆ができるのは非常に助かる。
通勤の足としても活躍してくれるはずで、たとえば会社に遅刻しそうなとき高速で時間を短縮し、それは10分かもしれないし30分かもしれない。ただ言えることは、朝の時短で余裕を持ってコーヒーが飲めたり、仕事の準備に時間を使えるようになるのだ。メリットは計り知れない。
■5つ星評価
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
コンフォート:★★★
足着き:★★★★
オススメ度:★★★★
青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。
《レスポンス 青木タカオ》
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