陽射しはだいぶ強くなってきたけど
風はまだまだ冷たい
大橋を渡って
雛あられと桃の花を買ってきた
午後は
ツバキ文具店の文庫本を
惜しみつつ読み終えた
如何にも
妻が好きな心あたたまる素敵な内容の本だった
続編が
あと2冊あるが
今すぐにでも
これまで素通りしてきたお店やお寺のある
鎌倉の町をまた歩き回りたくなった
男の炎のすべてを燃やし
愛したつもりだ 悔いなどないさ
春をめざし あなたよかがやけ
薄れ陽を仰ぐ 針葉樹の
まなざしのように
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