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近畿一帯に晴れ渡っているが一昨日から黄砂が飛来し海山が少し黄色く霞んでいる。 桜も終り、5月に入ると全国各地で五穀豊穣を願い町ぐるみの春祭りが行われ連休にあわせた祭りが開催される。 家の近くに五毛天神社があるが2~3日と春祭りがあった。
五毛神社の正式名は摂津の国なのに“河内国魂神社”である。 元々は天神様を祀っていたが江戸時代に摂津国は大阪奉行の直轄(天領)だったが地元の庄屋が大阪奉行に呼び出され、無理やり名前を押し付けられた経緯がある。 五毛天神は神戸市に合併される以前は五毛・上野・篠原および畑原の旧町村の氏神様だった。
旧地域には4基の“だんじり(山車)”があり2日の宵祭りには地元の摩耶小学校に集結し神事があり夜には其々の地元に引き返したようだ。 昨日3日の憲法記念日の午後からはだんじりが各町の子供が街中を曳き回した。 だんじり(壇尻)はかづきだんじり・船だんじりがあり、曳きだんじりは近畿や西本に多いと言われている。 河内国岸和田のだんじりは日本を代表する“曳だんじり”で有名ある。 神社前には五毛の「だんじり」がヒ曳き回しの準備をしていた。
生まれ故郷越後新発田にも諏訪神社大祭に奉納される6基の“台輪(山車)” と呼ばれる“だんじり”があったが大きさはほゞ同等だが豪華さや飾りは五毛の方が良いように思う。久しぶりに見る子供の曳くダンジリに家内と一緒に途中までついて行った。 ダンジリ曳きは小さな子供もいるので岸和田のダンジリのように曳き車のスピードや大きな動作はないが時々山車を煽る程度である。
金沢は近年旧市内の各町会の祭りは老齢化と子供不足で氏神への奉納神輿の若衆がおらず休止状態が続いていたが、五毛天神祭りは近辺に住む神戸大生が参加しており途中に上野のダンジリに出会い、上野のダンジリにはは外人さんもダンジリの真ん中で汗を流して曳いていた(我が町会は上野の氏子のダンジリだと判った。)
神戸灘区や東灘区には各地で“だんじり”を曳く祭りがあり来週8日(日)JR六甲道北側に両区のダンジリが集結し水道筋までダンジリパレードをする予定になっている。
こちらの五穀豊穣の祭りは春なんですね。
私の郷里・愛媛県西条は秋です。
かつぎダンジリで高山ほどではありませんが豪華なものです。
しかもその数約100台、全国一だと思います。
西条は数では「かづきダンジリ」が100台、日本一ですか、一度見たいものですが、かづくのは神輿でしょうか?