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今日は「子供の日」で五節句の一つで端午の節句とも呼ばれる。そもそもは旧暦の5月5日に祝われていたが現在は「こどもの日」に統一され今日は大型連休の最終日で各地の行楽地は子供中心のイベントで賑わっている。 関西や関東では節句には柏餅とちまきだが越後はまだ春になったばかりで子供の頃の端午の節句は季節の関係で新発田では一ヶ月後れの6月5日だった。 端午の節句には各家庭で笹団子とちまきを造るが団子の表皮にはヨモギの草餅なので当時は5月に草餅に混ぜるヨモギの新しい新芽が出揃わらないからであろう。
神戸の旬の季節にイカナゴを各家庭で炊くのと同様で当時は生活用品が統制管理され砂糖が品薄だったので笹だんごの餡の甘さやちまきの大きさが違うのである。 端午の節句になると団子やチマキを大量に作るので朝食または昼食は笹団子とちまき(きな粉をまぶして食べる。上画像左)だったがそれが3ヶ日も続くと飽き飽きしてくる。 当時は冷蔵庫がないため長期保存が出来ないので梅雨入り前に食べてしまうのである。 現在は家庭で作るのは稀で和菓子店に必要分を外注すしているとかで新潟県に旅をすると主要都市の和菓子店には季節を問わず販売してるそうだ。 JR新潟駅売店では“笹だんご”は新潟土産として年中販売している。
昭和42年夏初めて京都祇園祭を観たが鉾や山車から投げられた厄除けチマキを運よくキャッチし子供の土産として持ち帰ったが、中をむいてみたら食べ物らしきものは無く子供ががっかりしていた。 翌日会社で同僚に聞くとそれは魔除けの縁起物でお守りとして1年は効き目あり、食べるチマキは昔は保存食として常用され現在は京和菓子として特定の和菓子店で売っていると大笑いされたものである。 新潟の笹団子も久しく食べたことは無いが神戸では笹団子は売ってないだろう。
※上画像の鯉のぼりは埼玉加須(かぞ)市の日本一のジャンボ鯉のぼり・皐月武者人形は新発田市月岡温泉“華鳳”の大浴場に飾られた人形飾り。
残念ながら内孫がいないので、あまり関係はなくなりました。
5日は、私の誕生日というだけになりました。
春の金沢は観光客に喜ばれるきせつです。
百掘りや兼六下の”つつじ”が見事なのが今でも目に焼き付いています。
福島も越後と同じ、ちまき・笹だんごです。甘党の私には大好物です。
今の時代、ネットショッピングで笹だんご買えます。
その内に何処かで新潟物産展があるでしょうから