拙宅の小庭

30/24℃
　台風17号と秋雨前線南下の影響で雨続きで外出もまゝならず小庭も雑草で見苦しいく、昨日から秋の気配を感じる朝夕となったが日中は陽射しが強く夏日だ。　暦を見ると明日11日は「二百十日」となっている。　戦前の子供の頃、父は9月に入ると210日に台風に備えて屋根瓦や庭木の点検していたのを思い出す。　210日は江戸時代に釣り好きな著明な学者が船で釣りをしていたら老漁夫が「明日は210日、台風が来る」と言ったがその通り大きな台風となり、学者が210日は「台風が来る」と言ったので街中に広まって210日頃は台風に注意となったそうである。　210日は老漁夫の経験的なもので気象学的には全く関係ないようだが、戦後しばらくは信じらていたが気象学が発達した現在は「210日の強い台風が発生する」事は迷信となっている。　だが、この頃から大なり小なりの台風が発生し日本列島には毎年平均20本前後の台風が接近してくる（今年はすでに17号の台風）。　拙宅の小庭は長雨で夏の雑草が生え見苦しくなったので一昨日から除草と芝刈りをやったのだが芝のランで芝庭の様相をしてきた。　金沢の芝庭造りは田圃を埋め立てた土地で水はけが悪く、3～4年も要したが小庭は台地で水はけ良いのだろうか画像のように、手入れ次第で10月頃にはまだ伸びるだろうと思う。　僅か15㎡であるが、後期高齢者になると立ち、座りの動作が難儀で芝刈りに時間がかるのである。　それも、手刈りだから虎刈りである。

　この春、家内が小庭の縁に小さな草芽（上画像）を見つけ、花が咲くと思うから除草しないでくれと言われていたが、先月下旬、花かぶ大きくなり小さな可憐な花が咲いてきたが遅い午後には蕾んでしまう。　家内も我輩も花の名前は知らないのである。　この所3連続で週末は雨だったが、敬老の日の3連休もお天気は崩れる予報のようだ。