
時々
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来場者は100人以上いたと思うが、説明者と踊り手の指導で手の振り方、足運びのレッスンをうけた。手の振り方は沖縄の伝統的盆踊り「エイサー踊り」は太鼓に合わせて手を横に波型に動かし激しく踊るが、阿波おどりは縦型で手首を微妙にくねらせ男女の振り方が違うようだ。 レッスンが終わり、太鼓・三味線・笛や鐘が鳴り響き踊りの開始された。
女房殿も舞台で《アーヤットサーヤットサー ア ヤットヤット》
《アーラエライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ)》
踊る阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら 踊らにゃ損々
阿波おどりは手の振り方は縦型で男女の振り方も違うようで、足運びは女性は女物の浴衣に編笠を深く被り、草履ではなく下駄を履き内股運び艶っぽく色気がある。 男性は半天を着て踊る半天踊りと、男物の浴衣をしりからげに着て踊る阿波おどりがある。 団扇や手ぬぐいなどを使っていることが多い。 阿波国の藩主のご先祖様は野武士集団の野(夜)盗の頭目である蜂須賀小六だが、この日の男の踊りの頭の手拭いは“盗人かぶり”で月夜の家に忍び込み高価なハマグリかアワビを盗みとる仕種にも見える、
舞台では10回ほど、輪踊りして進行説明者は突然踊りの中止を告げ、コンテスト優秀者を発表した。
優勝したのはお隣の讃岐国生まれで讃岐育ちで優勝旗と表彰状を貰らった大阪在住の女性、二位はやはり大阪在住の若いお兄さんで、三位は聞き逃したが女性で表彰状と徳島の産物の記念品だった。
お囃子に合わせて入賞者は踊りながら観客に戻り、観客席から大きな拍手をうけた。 阿波踊りは単純な踊りだが、太鼓、鐘を打ちならし、笛と三味線でテンポの早いリズムで観ていても陽気になり楽しい踊りである。 九州熊本県の「牛深ハイヤ踊り」は、リズムが早く、やはり陽気で動きの早い踊りだ。 阿波踊りのルーツは「牛深ハイヤ(現熊本県天草市)」と言われているが、日本の民謡は黒潮に乗り北上し、その黒潮が日本海に北上すると、このような民謡は出雲の「どぜう掬い」くらいまで賑やかだが、北陸へ来ると「山中節、越中おわら節」・「佐渡おけさ」とテンポの緩やかなリズムと踊りとなり、何故か侘びしい唄と踊りとなる。 金沢にいた頃、「加賀ハイヤ節」なる唄と踊りを白山市で観たがそれっきりで、山中節や越中終わら節におされてあまり普及してない。 焼酎とお酒それに南と北国の気候によるものと思っている。 阿波踊り会館で1F「徳島の物産」売り場を見回りホテルへ戻ったのが18時を過ぎていた。
コメント
神戸では四国物産店や神戸祭りなどのイベント等で「阿波踊り」が観られますが、遠く離れた越後の田舎町,新発田では「阿波おどり」観られるのは殆んど不可でしょう。
神戸でも写真を撮るのは人々で難しい。
阿波踊りの本場に来て、こんな機会に「写真撮らなきゃ、そん損」でカメラシャッターを押しました。
ぶらり二人旅、踊る阿保に見る阿保 同じ阿保なら、
踊らなゃ損々 やってきましたね! 新発田美人も
飛び入りで!!!