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昨日は突然の雷雲で午後から雨で今日は好天だが、南の沖で台風6号が発生し数日後のお天気は変わってくるようだ。 今日はお盆(新盆)の入りの日だが、お盆の時期との感覚は全くない。 お盆は仏教の行事で明治6年の新暦を採択するまでは江戸時代の旧暦7月15日だった。 現在、新暦で行うお盆は東京・横浜・金沢市(旧市街)など一部の都市に限られているようだ。 ネットで調べると次の表があった。
この表をみて東北地方は新暦で行うとあるがチョット理解できなかったが、お盆の行事は新暦の“7月盆”(新盆)、新暦の“8月盆”(一月遅れ)と“旧盆”(旧暦の上で毎年変動します)で区別され各地域の風土、習慣にあわせて実施しているようだ。 新暦で行うお盆は明治6年、明治政府が政令でお盆は新暦の7月と決めたが、実施したのは少なく実施はしたが、まだ梅雨も明け切れず、農作業も忙しく学校も夏休み前でお盆どころではなく、旧暦か一か月遅れのお盆としたのが実情のようだ。 戦後66年を経た21世紀の現在は8月15日が第二次大戦の終戦記日で政府が犠牲者を慰霊する日でもあり、夏日(猛暑)の続く8月を事業所などが長期夏期休暇としての“8月盆”が全国に定着している。
金沢市に20年余も住みながらお盆の時期が今でも理解できないのである。 北陸の浄土真宗王国、金沢の主に旧市街のお盆は7月(金沢のブロ友)、後の石川県内の市町村は8月なのである。 ある人に聞くと明治6年の新暦に切り替わると、旧暦の7月15日を新暦にそのまま当てはめ、この日を「新盆」とするようになったと聞いたが、当時のお寺さんが早く盆供養のお布施が早くいただけるとの裏話もある。 世界の大抵の国でも先祖の霊を迎える風習や行事があるよだが、仏教の発祥地インドはには無く、仏教が中国に渡り儒教と結びつき“中元節(農歴の7月15日、現在は台湾のみ)があり、日本に盂蘭盆会として渡来したとあり、韓国では“秋夕(陰暦8月15日” があるそうです。 7月の神戸はまだ、お盆の雰囲気の気配は全くありませんが、いずれにしても日本は7月は夏祭りで、気象状況からみても、お盆は1ヶ月遅れの8月15日(または旧暦)が妥当であろう。
二度もお盆は大変ですね。(費用も掛かることだし)