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北上してきた梅雨前線で昨夕から降り出した雨も9時過ぎには上がったがむし暑い。 スーパーの特売日で家内と行ったのだが食品売り場は若い子連れのお母さんや高齢者夫婦などであい変らず込み合っている。 不景気風で全国何処のスーパーでも低廉価格で売り上げ競合していいると報じているニュースを聞いた覚えがある。 お菓子の特設コーナーで饅頭が山積みなっている金沢では明日、7月1日は“氷室饅頭”を食べる風習なのだ。 金沢の方ならこの風習の云われは皆ご存知ですが、昭和46年初めて金沢に赴任した時、外で昼食を済ませて帰ると全てのの机の上に饅頭がのっている。 女子職委員に尋ねると金沢では
「7月1日は加賀前田家が氷室に貯蔵していた氷を江戸の将軍に献上した日で、この日に饅頭を食べると病気にならないよう氷室饅頭を食べるのが習慣になっている。」と説明してくれた。
ネットで調べたら 「昔禁中の行事に,氷室の節会(旧暦六月一日)があった。 江戸時代,加賀藩はこの氷室の節句に間に合うよう,江戸まで氷室の「雪氷」を運び,徳川将軍家に献上していた。 明治維新後は,夏場の天然氷や冷蔵庫の冷却用氷等として利用されていた。ここ湯涌地区には,昭和三十年ころまで氷室があった。歴史的,文化的遺産として復元したこの氷室は,間口三メートル,奥行き四メートル,深さ二・五メートル,屋根組みなどは,昔そのままの,工法で造られています。
昭和六十一年二月吉日
湯涌温泉観光事業協同組合
記事があり、金沢市民は古い伝統風習を生活行事として守り続けている。 別のコーナーでも数店の老舗菓子舗のワゴンがあったが老舗舗の饅頭は値が少し高い。
山積みのは@105円で色違いの饅頭3個買った。 氷室饅頭は外側の色によって中身が違って、ピンクが白の漉し餡、白は茶色の漉し餡、緑は粒餡と家内が云っていたが食べてみると全部、漉し餡であった。
女房殿曰く「氷室饅頭は7月1日食べるもの・・・・」どうも明日も氷室饅頭を食べる事になりそうだ。 メタポには饅頭の食べすぎは怖いが年に一度の“無病息災”の縁起物、偶(タマ)には良いだろう 明日はしっかりWalkingだと思うのだがのようだ
※広辞苑」には「氷室の節句」という呼び方で、“江戸時代、6月1日に、旧臘(きゅうろう)の雪氷で製した粉餅(へぎもち)または氷餅などを祝って食した行事。”とあります。
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