12/10℃
今日は朝から冷たい小雨で徐々に中降りとなり終日90%の降雨の予報で気温は12月下旬の気候とかで暫らく続きそうである。 先週の土曜の夜、娘宅で“松葉蟹のスキ鍋”を馳走になった。 数日前から娘の家には西オーストラリア州ケアンズの女子大学生がホームステイで滞在していて帰国前の夕食パーテイだった。
蟹の産地といえば松葉蟹(島根、鳥取)・越前蟹(福井)が昔から有名だが、学名はズワイガニで日本海の山口県~富山県の沖合い(ロシア領ベーリング・オホーツク・日本海でも採れるようだ)で採れる蟹で味は変わりは無いのである。 ただ、松葉・越前蟹は昔から高級進物として要職者に高級進物として名が通っているからであろう。 近年産地表示がうるさくなってから加賀・能登・越中沖で水揚げされたズワイガニを“加越蟹”として出荷されている。 ただ、富山県と新潟県境以北で採れる蟹はベニズワイ蟹(生きている時から赤色で味はさほど変わりは無いが)であまり重宝視されていない。
ホームステイの学生はズワイガニを見るのは勿論の事、食するのも初めてゞある。 昔、郷里の菩提寺の住職が戦時中日本軍に軍属として徴用され東南アジア各国を訪れたそうだが各国の現地住民は当時の先進国イギリス・スペイン・オランダ・フランス等の国の植民地化(太平洋戦争中日本軍が全域を占領:1942-45年)の影響で2~4ヶ国語を話さないと子供でも生活ができないと聞いた事がある。
彼女はマレーシア国籍の中国人3世でケアンズの大学に留学し名はKatrinaでハリケーンと同じ名前で、医療を学んでいるがマレーシアの公用語のマレー語の他に中国語・英語そして訛りの無い日本語(難しい単語を入れると首を傾げるが)の4ヶ国語の会話ができる。
境港で水揚げされた松葉蟹が5杯用意されており、蟹刺身・焼き蟹と蟹鍋食として食べたが、カトリナと孫はご飯に焼き蟹味噌をかけたのがお気に入りでお代わりをした。
カメラを持って行くのを忘れ画像が無いのが残念だがカトリナが後日メールで送信してくれるので楽しみにしている。
翌朝カトリナは関空からマレーシアに帰国するので持ち合わせの九谷焼の湯のみをプレゼントし写真を1枚。
シンガポール・マレーシアなどの東南アジア諸国はIT産業中心に急成長している。 日本は単一民族の国だから語学力の弱い後進国といえるかも知れない。
・血圧 116/69mmHg
思いだいました。福井県三国の“望洋楼”で味わったことを。
1人当たり2匹で、「腹いっぱい食べたい!」との予てからの夢を実現いたしました。
福井三国町は越前ガニの水揚げ量が1番です。
毎年、宮内庁はじめ官公庁に12月20日ご用達しておりそれを過ぎると値が安くなります。2度ほどクリスマス前に買いに行きました。
北陸はこれから脂ののった鰤の季節ですが、一般的には祝い事は「えび、かに、タイ」ですが北陸は「えび、かに、ブリ」です。