人間万事塞翁が馬。
「禍福は糾える縄の如し」ともいうが。
「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」はちょっと意味が違うが。
人間万事塞翁が馬。
私が中学1年の時の「漢文」の授業で習った「座右の銘」といってもよい言葉です。
わかりやすく言うなら「良いことがあったと言って浮かれるな、悪いことがあったといって落ちこむな」といったような意味である。
「災い転じて福となす」も似たようなものか。
で、今私が住んでいるところは、過疎化が進行中の住宅団地で、交通の便も生活インフラもあまり良いとは言えません。
そう、若い世代だと住みたいとは思わないだろう。
なので、近隣に若い人は極めて少ない。
が・・・・。
これが今回の新型コロナウイルスではプラスに働いているのです。
まさに「災い転じて福となす」なのです。
過疎化が始まっているので、「三密」の心配はありません。
近くを散歩してもほとんど人と会うこともなく、普段と大差のない生活ができる。
交通の便や生活インフラの整った都市部ではこうは行かない。
何が良くて、何が悪いのか。
まさに「人間万事塞翁が馬」なのです。