へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

「新たな責任の時代」

2009年01月21日 17時12分54秒 | Weblog
オバマ氏のアメリカ大統領就任演説の主な意見あいとして夕刊一面に大きく書かれているのだが、「新たな責任」とは一体何なのであろうか?。
テレビ中継の同時通訳を聞いていて私が感じたことは、オバマ氏自身が「自分一人の力では何も出来ない、国民の自己責任と協力がなければ無理だ!」と言う事を言いたかった様に思うのだが。
「自己責任と協力」、今の日本に一番欠けていることではないだろうか?。
日本とアメリカでは選挙制度そのものが違うので一概には比較できないのだが、「一年で総理(大統領)が変わる」と言うことは考え難く、尚且つ「自己責任」と言うことに対してもかなり理解されているように思うのだが・・・・。
日本で民主主義と言うと「多数決」と言う言葉が帰ってくることが多いようなのだが、アメリカでは「相手の話を良く聞くことだ!」と言うそうである。
「相手の話を良く聞く」、これも日本人には苦手なことだろう。
「自分の意見を主張する」と言うことは重要なことではあるが、日本人の場合は「自分の意見を主張するより、相手の意見を攻撃する」と言うことの方が多いように思えてならないのだが・・・・。
相手の話を良く聞けば自分の話も聞いてもらえるだろうが、「相手の意見を攻撃する」と言うことをすれば当然の結果、「相手も自己防衛をするか反撃をする」と言うことになり、中東の「パレスチナ問題」と同じようなことになってしまうのである。
自民・民主が激しくぶつかり合う中で、「公明党の動き」と言うものも大きな問題の火種になっているだろう。
公明党の場合、表向きは「政教分離」などと言っているが、「支持母体は創価学会」であることは如何ともし難く、「創価学会の信者の顔色を伺う」と言うことは避けて通れない問題で、「政権与党の一部」ではあるが、「信者が嫌がるような政策」には「総理の足を引っ張る」と言うこともするのである。
このように考えてゆくと、「日本の将来」と言うものに期待が持てなくなってしまうのだが・・・・。
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