かつて「お客様は神様でございます」などと言う人もいたが、その意味をはき違えて悪用する愚か者が最近増えていて、「カスタマーズハラスメント(カスハラ)」という言葉も生まれている。
が、そもそも「神」とはいったい何なのであろうか。
で、私は神の存在を否定はしないが、肯定もしない。
ちなみに、日本では古来より「八百万(やおよろず)の神」という言葉があるように、非常に多くの神が存在することになっている。
八百万の神。
「八百万」
これを「はっぴゃくまん」と読んだ人もいるが、本当は「八百」と「万」は切り離して考えないといけない。
「八百」は「八百屋」と同じ意味で使われ、「万」は「万屋」と同じ意味になる。
「八百」は「沢山」という意味で、「万」は「様々」という意味に。
ということで「八百万の神」は「沢山の様々な種類の神」という意味に。
なので、「七福神」のように目出度い神もいるが、「疫病神」「貧乏神」もいるのだ。
もちろん、「死神」だっているのだ。
それでは、御客はどのような神になるのだろうか。
「福の神」になる人もいるにはいるが、最近は「疫病神」が激増しているように思えてならないのだが。
ちなみに、私は「疫病神」だけにはならないようにしているのだが・・・・。