へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

咲くやこの花

2010年01月10日 03時42分52秒 | Weblog
NHKの新番組「土曜時代劇」のタイトルなのだが、この番組の主役の女の子が口にする「目立ちたくない」と言う言葉だが、私も基本的には目立ちたくないと思っているのだが、「気が付くと目立っている」と言うことになり、非常に苦労しているのである。
世の中には「目立ちたいのに目立たない」と言う人も多いのだが、私は正に正反対で「目立ちたくないのに目だってしまう」と言う悪い癖?が有り、その事が原因で数々の嫌な思いもし、最終的には離婚する事にもなってしまったのである。
「そんな事で離婚?」と思われるかもしれないが、妻は「目立ちたがり屋でちやほやされたい」と思っているのだが、困った事に「目立ちたくない私が目立ってしまい、妻の影が薄くなる」と言う事で何時も喧嘩になってしまうのであるが、それを決定的にしてしまったのは、子供が中学に入るに当たり、私が中学のPTA本部役員(任期は3年)を引き受けてしまった事が原因になるのである。
私自身はそれ程深く考えずに引き受けてしまったのだが、私が知らないところで「これで2年後は○○さんがPTA会長だね!」とささやかれ、地元で生まれた妻の耳にも入っていたのである。
そんな事とは知らない私は一生懸命に任務をこなしていたのだが、2年目に入ったときに妻から「次期会長候補と言われていい気になっている」とののしられ、PTAの集まりが有るたびに大喧嘩になってしまうのである。
私は会長になる気など全く無く、一緒に役員になったもう一人の男の人の方が相応しいと思っていたのだが、校長、教頭などが裏で現会長と相談していたようで、私の思いとは逆の結果になってしまいったのである。
会長になる前から大喧嘩になっている事を考えればとても引き受けるわけには行かないのだが、周りの雰囲気はとても固辞できる状態ではなく、止むを得ず最終手段を取るしかなかったのである。
「目立ちたくないのに目立ってしまう」、目立ちたい人には何とも羨ましい話かもしれないが、目立ちたくない人にとっては何とも困った問題なのである。


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