特別今に始まったことではなく、小泉政権時代から顕著になり始めてはいたのだが、民主党政権になってからは更にひどくなってしまった。
歳をとって一人暮らしだと言う事も大いに関係してはいるのだが、それ以上に大きな原因は「日本の財政状況の悪化」と言うことである。
多くの有権者が民主党に「景気回復の夢」を託した事が「財政の悪化」に拍車をかけてしまい、日本の借金である「国債」が「雪達磨式」に増えようとしているのである。
「デフレスパイラル」と言う言葉があるが、これは正に「借金スパイラル」と言ってもよい状態で、いい加減で目を覚まさないと「借金地獄」に陥ってしまうだろう。
以前にも書いているが、国債の発行額が増えるに従い、「利払い」と言う厄介な問題が大きく立ちはだかり、ただでさえ不足している財源を圧迫するようになり、「その穴を埋めるために国債を発行する」と言う悪循環に落ちいてしまい、それにつれた日本と言う国の「国際的な信用」も失墜してしまうのである。
このように国際的な信用が失墜してしまえば「国債の引き受け手がなくなる」と言う事態に陥り、その先に待っている物は「発行済みの国債の償還が出来ない」と言う、所謂「債務不履行」と言うことになり、日本の財政は破綻してしまうのであるが、これは企業の倒産と同じ事で、一般家庭に当てはめれば「破産」と言うことになるのである。
私は18歳の頃と26歳の頃の2回、「高利貸しの取立ての現場」を目撃した事があるが、取り立て屋のあまりの酷さに目をそむけてしまい、その時に借金の恐ろしさを身に沁みて実感しているので、借金は出来る限りしないように勤めているのである。
毎年3万人を超える自殺者が出ているのだが、その中には「借金を重ねた末、多重債務に陥った人」もかなりいることからも、安易な借金の恐ろしさを理解する必要があるだろう。
かく言う私も、31で家を建てた直後に「第一次石油ショック」の荒波をまともに受け、努めていた会社が倒産と言う憂き目に会い、結果として住宅ローンの返済に窮した事があるが、そのときは生活の質を極限まで引き下げて乗り切ったものである。
どの程度まで引き下げたかと言うと、家での食事の多くは「袋入りのラーメン(5袋198円のときに買い貯めた物)に卵1個とモヤシを入れただけ」でしのいだのであるが、貧しい時代に育った私だからできることで、豊かな時代に育った今時の人には難しいかもしれないが、気を付けないと「否応なしに!」と言うことにならないとも限らないのである。
今在の日本の置かれている現状を考えると、「景気回復・日本の発展を望む」と言うことには、その裏に、このような危険が潜んでいる事を十分に理解する必要があると思うのだが・・・・。
歳をとって一人暮らしだと言う事も大いに関係してはいるのだが、それ以上に大きな原因は「日本の財政状況の悪化」と言うことである。
多くの有権者が民主党に「景気回復の夢」を託した事が「財政の悪化」に拍車をかけてしまい、日本の借金である「国債」が「雪達磨式」に増えようとしているのである。
「デフレスパイラル」と言う言葉があるが、これは正に「借金スパイラル」と言ってもよい状態で、いい加減で目を覚まさないと「借金地獄」に陥ってしまうだろう。
以前にも書いているが、国債の発行額が増えるに従い、「利払い」と言う厄介な問題が大きく立ちはだかり、ただでさえ不足している財源を圧迫するようになり、「その穴を埋めるために国債を発行する」と言う悪循環に落ちいてしまい、それにつれた日本と言う国の「国際的な信用」も失墜してしまうのである。
このように国際的な信用が失墜してしまえば「国債の引き受け手がなくなる」と言う事態に陥り、その先に待っている物は「発行済みの国債の償還が出来ない」と言う、所謂「債務不履行」と言うことになり、日本の財政は破綻してしまうのであるが、これは企業の倒産と同じ事で、一般家庭に当てはめれば「破産」と言うことになるのである。
私は18歳の頃と26歳の頃の2回、「高利貸しの取立ての現場」を目撃した事があるが、取り立て屋のあまりの酷さに目をそむけてしまい、その時に借金の恐ろしさを身に沁みて実感しているので、借金は出来る限りしないように勤めているのである。
毎年3万人を超える自殺者が出ているのだが、その中には「借金を重ねた末、多重債務に陥った人」もかなりいることからも、安易な借金の恐ろしさを理解する必要があるだろう。
かく言う私も、31で家を建てた直後に「第一次石油ショック」の荒波をまともに受け、努めていた会社が倒産と言う憂き目に会い、結果として住宅ローンの返済に窮した事があるが、そのときは生活の質を極限まで引き下げて乗り切ったものである。
どの程度まで引き下げたかと言うと、家での食事の多くは「袋入りのラーメン(5袋198円のときに買い貯めた物)に卵1個とモヤシを入れただけ」でしのいだのであるが、貧しい時代に育った私だからできることで、豊かな時代に育った今時の人には難しいかもしれないが、気を付けないと「否応なしに!」と言うことにならないとも限らないのである。
今在の日本の置かれている現状を考えると、「景気回復・日本の発展を望む」と言うことには、その裏に、このような危険が潜んでいる事を十分に理解する必要があると思うのだが・・・・。