『Space Battleship ヤマト』を試写会で観た。
以下は俗にいう「ネタバレ」である。
ご注意頂きたい。
例えば、ヤマトが緊急発進し巨大ミサイルを波動砲で迎え撃つ場面。
「回頭反転180度!」
「目標ヤマトの軸線に乗りました!」
普通は、艦橋内でのこのやり取りの前後に、ヤマトとそれに向かって突進する巨大ミサイルを同時に捉えた画が登場すると思う。それが演出として普通だろう。だがそれが無い。
普通ならここでこういう画が一枚入るだろうと思うところでその一枚の画が無い、と感じる場面が結構多かった。
製作費が足りずに作れなかったか、作っても上映時間の都合でカットされたのだろう。(戦闘装備のアナライザーはガミラス・イスカンダル上陸作戦の現場で初めて登場したが、エンドロールの”おさらい場面集”には上陸作戦直前にヤマト格納庫内で古代進と敬礼を交わす戦闘アナライザーの姿が登場した。上映時間の都合と戦闘アナライザー登場の観客へのインパクトを考慮した結果カットされたのだろう。)
DVD・BD発売の際は、カットされた場面を収録して(また、出来れば、CG映像を追加作成して)、「特別編」を出して頂きたい。