挫折と諸話 2023-10-08 | 物語 (電車で読める程度) また書ききれなかった。読んだこともない若い才能を恨んだ。自分のことは棚に仕舞い込んで、放火魔の逆恨みが反射した。友人の晴れの日に期限切れだった。兄弟よ、どうか落胆しないでくれ。どうかまだ私と肩を並べておくれ。妻の誕生日さえも忘れそうなほど日々はあっという間で、手紙のひとつも儘ならなかった。所詮言い訳探しと秋の匂いがなじった。