またまた早朝。でもこの夜は10時に帰宅後、朝3時まで泥のように眠る。目が覚めて仕事再開。でもあるソフトのインストールに時間を要するので、その間に読みかけの「人きり以蔵」短編集の続読。その中の一編「言い触らし団右衛門」の一節。
『大将の器量とは一座の者の心を読んで、その雰囲気の中で中心になれる器をいう。とすれば、鉄牛(主人公)どのは、しょせんは一騎駈けの武者であろうか』
うわー、これってほんとうによくわかる。科学者の中でも、ただただ「俺が俺が、最初にそれを、これも、あれもーー」と目立ちたがるものがいる。一方で、ほとんど無言だが、極めて本質的なところで「ボソッ」。断然後者が、ものごとを進める中心となる。いやはや、命を賭けた白兵戦の世界もそうだっていうのは、どこでも皆一緒だ。
この大将のありさまって、きっと集団で身を守る時の本能だね。だれがボスとしてふさわしいかを瞬時にして見分ける。
ボスをあやまると集団が滅びる。かの国の首領様のように。サル学の中にもあるのではないかな?
これだから、司馬もの小説はやめられない。
おっと、インストールが終わったので、現場へ復帰します。
では、また
『大将の器量とは一座の者の心を読んで、その雰囲気の中で中心になれる器をいう。とすれば、鉄牛(主人公)どのは、しょせんは一騎駈けの武者であろうか』
うわー、これってほんとうによくわかる。科学者の中でも、ただただ「俺が俺が、最初にそれを、これも、あれもーー」と目立ちたがるものがいる。一方で、ほとんど無言だが、極めて本質的なところで「ボソッ」。断然後者が、ものごとを進める中心となる。いやはや、命を賭けた白兵戦の世界もそうだっていうのは、どこでも皆一緒だ。
この大将のありさまって、きっと集団で身を守る時の本能だね。だれがボスとしてふさわしいかを瞬時にして見分ける。
ボスをあやまると集団が滅びる。かの国の首領様のように。サル学の中にもあるのではないかな?
これだから、司馬もの小説はやめられない。
おっと、インストールが終わったので、現場へ復帰します。
では、また