金魚日和

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標準レンズ、まとめ

2011年05月02日 | カメラ・撮影

Nikon D90 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G


つづき

ネット上の書き込みや販売サイトのクチコミなどを見ていると、
エクザイルのCD並に売れていそうな感じの『AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G』なわけだが、
実際にエクザイルのCDを持っている友人・知人が存在しないように、
街中で35mmな人になど出会ったことが無い。

ま、
それでもニコンの単焦点レンズとしては売れているのであろう『35mm f/1.8G』、
使用者の大半を占めるDXフォーマットユーザーにとっては52.5mm換算の標準レンズである。

FX版としては『Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D』がそのポジションにあたると思われるのだが、設計も古くなり、
新しい標準廉価レンズとしてこの先を担うべく登場したモノが『AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G』なのだと思われる。

よってFX機ユーザーが評価してナンボ、というレンズなのだとは思うのだが、
個人的な観点からすると、  …ちょっと補足:

  カメラに興味が無い人を混乱に陥れる為にあえて説明すると、
  ニコンの“現行”レンズ・ラインナップには、『50mm』という焦点距離のレンズだけで、
  AF用が「f/1.4G、f/1.4D、f/F1.8D、新しく発表されたf/1.8G」の4本、
  MF用が「f/1.2S、f/1.4S」の2本、計6本もある。
  エクザイルにおける踊り専門職の方々以上に見分けがつかない状態だ。

らすると、
廉価で明るい中望遠レンズ(50mm=換算75mm)として「欲しいか」と聞かれれば微妙である。
というのも、その焦点距離での選択ともなれば、『AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED』が視野に入ってくる為だ。

「…比較対照にすらなってないやん、、」などと言う真っ当な意見など、聞く耳持たず。


マクラーとしては、
“60mm=換算90mm”と“50mm=換算75mm”の違い、“f/2.8”と“f/1.8”の違いよりも、
“マクロレンズとそれ以外のレンズであること”の違いの方が遥かに大きいのである。

最近は街中でもタムキューさん(90mmマクロ)1本でスナップることも多い為、よりその思いは強い。
極端な話し、今の自分のスタイルなら、60mmマクロが1本あればすべてを賄えるのでは、とすら思うのだ。


そうやって勘違いして一本立ち:ソロになり、
やはりエクザイルあっての自分だったのだな、などと反省しながら生きる人生もまたオツなものである。 【完】