正社員のクビを切りやすくする改革は受け入れられるか【辻広雅文 プリズム+one】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
辻広雅文氏の論には、目からウロコが落ちた。
この論にあるような発想は持ち得なかった。
それは自分自身が正社員であり、自分の身分を脅かすような発想は、微塵も持てなかったからだ。
「虐げられた人びと、ワーキングプアたちを救えという声は多く聞こえるが、正社員の雇用に手をつけるという視点は、世の中のどこにもない。それは、メデイアを含めて影響力のある人びとの多くが正社員という既得権者であるからだ。」
というのは、正にその通り。
様々な人々が既得権益に固執する醜さに辟易することがあるくせに、自分自身が実は既得権益に守られているという発想は無かった。
既得権益という鎧を身にまとい、
「ワーキング・プアなんていうイヤな言葉が生まれる日本に誰がした!?」
と問うても、ただ滑稽なだけであることには思いが至らなかった。
正社員を非正社員にしやすくする法律が施行されたとき、果たして自分は正社員でいられ続けるのか?
改めて自分の来し方を振り返り、行く末を見定めなければならない。
自分が“労働市場”に放出されたとき、“武器”となるものはあるのだろうか?
「今日本に最も必要な改革は、実は最も困難な改革でもある。自分自身が抵抗勢力であることを見つめ、まず、議論を起こしたい。」
今の自分の“市場価値”を評価したとき、“抵抗勢力”から抜け出す自信はあるか…?
辻広雅文氏の論には、目からウロコが落ちた。
この論にあるような発想は持ち得なかった。
それは自分自身が正社員であり、自分の身分を脅かすような発想は、微塵も持てなかったからだ。
「虐げられた人びと、ワーキングプアたちを救えという声は多く聞こえるが、正社員の雇用に手をつけるという視点は、世の中のどこにもない。それは、メデイアを含めて影響力のある人びとの多くが正社員という既得権者であるからだ。」
というのは、正にその通り。
様々な人々が既得権益に固執する醜さに辟易することがあるくせに、自分自身が実は既得権益に守られているという発想は無かった。
既得権益という鎧を身にまとい、
「ワーキング・プアなんていうイヤな言葉が生まれる日本に誰がした!?」
と問うても、ただ滑稽なだけであることには思いが至らなかった。
正社員を非正社員にしやすくする法律が施行されたとき、果たして自分は正社員でいられ続けるのか?
改めて自分の来し方を振り返り、行く末を見定めなければならない。
自分が“労働市場”に放出されたとき、“武器”となるものはあるのだろうか?
「今日本に最も必要な改革は、実は最も困難な改革でもある。自分自身が抵抗勢力であることを見つめ、まず、議論を起こしたい。」
今の自分の“市場価値”を評価したとき、“抵抗勢力”から抜け出す自信はあるか…?