面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

アイデンティティの喪失

2008年02月22日 | ニュースから
No. 14 アナキズム批判 その3(WIRED VISION) - goo ニュース


「アナキズム」という単語には、もっと先鋭的な…というか過激な思想の薫りを感じるのは、もう古いのか?
コラムを読んでみると、「無政府主義」という単語の持つ緊張感の無い、単なる「ノンポリ」の延長線上のようなアナキズムに対するコメントとして面白かった。

最近の学校では、日本史は選択科目なのに世界史は必修科目だとか。
日本に住んでいながら、そんな教育があるか!?
自国を深く知らずして、どうして他国民と対峙できるのか?

国語もちゃんと使いこなせない小学校低学年のうちから英語をガンガン教えるべきだ!という考えがあるが、それを唱える御仁は、日本語でまともなコミュニケーションがとれない日本人の若者としゃべってみればいい。

アメリカの巧妙な“大和民族愚鈍化戦略”は、いよいよ最終局面に差しかかっているのではないだろうか、という発想は杞憂?はたまた妄想??
「日本人」というアイデンティティを放棄して、どこへ行こうというのだろう。

「日本沈没」とは、何も物理的に海の底へ日本列島が沈んでいくことだけをさすのではないことに気付いた。
こんな「国家」の殺し方があったのか…。