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5年生は最初の山がそろそろ

きていますね。

これから割合、速さ、円周率と進みます。
今までは整数でそこそこ解けていたものが、とたんに面倒になってくる。ここで分数、小数の計算の力量が問われてくるのです。

計算練習は、必要です。

しかし、塾で計算を習うわけではない。まして練習をするということもあまりないでしょう。

したがって家庭で練習するしかないわけですが、それがなかなか進まない。そうすると、算数はわからなくなります。

一般に5年の壁といわれている時期は、最近少しずつ早くなっています。カリキュラムを前倒しして、早く慣れさせようとしている部分はありますが、逆に早くなってまだ十分に計算力のついていない子どもたちが音を上げます。

そういうときは、やる問題をしぼって、よく考える、納得するということを中心にしてください。

そうでないと、何がわかっていて、何がわかっていないのか、が不鮮明になる。夏休みに復習をしようと思っても、全部やり直さなければいけないという話になると時間が不足します。

わかるところまではきっちりわかる。

というやり方が5年の壁の越え方です。

中学受験・合格して失敗する子、不合格でも成功する子
田中 貴
講談社

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