中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
メタンとプロパン(後編)
問1 ポイントは水です。
水は水素が燃えて酸素と結びついて出てきます。
その比は水素2gに対して酸素16gで水が18g
メタンは水が36g出ていますから、上の式が2単位ある。つまり水素4gが酸素32gと結びついて水が36g出ているのです。ということはメタンに含まれる水素は4gになるから、炭素は16-4=12gになります。したがってメタンの場合は炭素:水素=12:4=3:1です。
一方プロパンは水が72g出ています。ということは上の式が4単位ある。つまり水素8gに対して酸素が64g結びついて、72gの水ができたわけです。
ということは水素が8gあるので、炭素は44-8=36gあることになりますから、
炭素:水素=36:8=9:2ということになります。
(答え)メタン 炭素:水素=3:1 プロパン 炭素:水素=9:2
問2
これは1gあたりの発熱量で「つるかめ算」をやります。
メタンは1gあたり212÷16=13.25キロカロリー発熱するのに対して、プロパンは528÷44=12キロカロリー発熱します。
もし19gがすべてプロパンだったとしたら、12×19=228キロカロリーしか発熱しません。混合気体は238キロカロリー発熱しましたから、
238-228=10キロカロリーが残りになり、これを13.25-12の差で割って
10÷(13.25ー12)=8gがメタン。したがって19-8=11gがプロパンということになります。
(答え)メタン8g プロパン11g
とまあ、解いてしまうとこういうことになるのですが、メタン、プロパンが炭素と水素だけでできているということに着目して、水から水素の量を計算し、炭素の量を出すというのは、やはり慣れていないと難しいかもしれませんね。
理科計算は、問題を通して内容を理解するということが一番ですから、理科計算が多く出題される学校を受験する場合は、なるべく問題演習をしっかりやることでしょう。
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水は水素が燃えて酸素と結びついて出てきます。
その比は水素2gに対して酸素16gで水が18g
メタンは水が36g出ていますから、上の式が2単位ある。つまり水素4gが酸素32gと結びついて水が36g出ているのです。ということはメタンに含まれる水素は4gになるから、炭素は16-4=12gになります。したがってメタンの場合は炭素:水素=12:4=3:1です。
一方プロパンは水が72g出ています。ということは上の式が4単位ある。つまり水素8gに対して酸素が64g結びついて、72gの水ができたわけです。
ということは水素が8gあるので、炭素は44-8=36gあることになりますから、
炭素:水素=36:8=9:2ということになります。
(答え)メタン 炭素:水素=3:1 プロパン 炭素:水素=9:2
問2
これは1gあたりの発熱量で「つるかめ算」をやります。
メタンは1gあたり212÷16=13.25キロカロリー発熱するのに対して、プロパンは528÷44=12キロカロリー発熱します。
もし19gがすべてプロパンだったとしたら、12×19=228キロカロリーしか発熱しません。混合気体は238キロカロリー発熱しましたから、
238-228=10キロカロリーが残りになり、これを13.25-12の差で割って
10÷(13.25ー12)=8gがメタン。したがって19-8=11gがプロパンということになります。
(答え)メタン8g プロパン11g
とまあ、解いてしまうとこういうことになるのですが、メタン、プロパンが炭素と水素だけでできているということに着目して、水から水素の量を計算し、炭素の量を出すというのは、やはり慣れていないと難しいかもしれませんね。
理科計算は、問題を通して内容を理解するということが一番ですから、理科計算が多く出題される学校を受験する場合は、なるべく問題演習をしっかりやることでしょう。
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