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下弦の月

一昨日、自宅の窓から東の空低い位置に下弦の月が見えました。

「おや、そうか、もう真夜中なんだ。」

梅雨明けで、久しぶりに夜空がきれいですが、下弦の月は実にしっかり見えます。下弦の月は午前6時ごろ南中しますから、東に出るのは、真夜中。西に沈むのは正午ごろ。低くみえるので、比較的観察がしやすい月でしょう。

ただ、月の満ち欠けは、ぜひ図を覚えてほしい。満月の南中は真夜中、みたいな知識よりもなぜ、そう見えるのか、原理的に理解してほしいと思うのです。

よく私が子どもたちに聞く質問のひとつにこんなのがあります。

「どうして北半球では月をみるとき、正面が南になるんだろうか」

知識で覚えている子は、まず答えられないでしょうね。答えは簡単で、背中が北極を向いているからです。だから南半球では、背中が南極を向いているから正面は北になる。

月の満ち欠けは、太陽の光の方向と月と地球の位置で決まります。だから図の描き方さえ知っていれば、まず答えられるので、一問一答で覚えるよりも、理論的な理解を深めてほしいと思います。

子どもたちによく聞く質問をもうひとつ。
「北半球で、三日月だったら、南半球ではどう見えるでしょう?」

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田中 貴
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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