中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
理系女子を育てる
近年、女子校が共学化するケースが相次ぎました。かつては女子校の方が数も総定員も多かったので、どうしても競争が厳しくなる。
そこで、女子校を共学化することによって、不足する男子の定員を増やし、女子の定員を圧縮する、ということで学校のレベルを上げる、という路線がひとつのトレンドになりました。
しかし、創学の理念を考えると、共学化はちょっと、という学校もあるし、「女子校だからこそ、できることがある」と考える学校も少なくありません。ただ、何もしない、というのではやはり学校のレベルが下がっていく可能性があるので、何か方向性は出したい。
ということで、次に上がってきたのが「理系女子を育てる」という流れです。
特に受験校では理系に特化したプログラムを作ったり、理数系の授業時間を増やす、あるいは習熟度別クラスを導入する、などの試みが行われてきました。
ただ、それだけではやはり理系女子は育たない、ということがだんだんわかってきた。
元から女の子はどちらかといえば、文系にいきやすい。ということは、理科に興味を持ってもらう、あるいは好きになってもらうということが必要です。
そこで、考えられたのが実験。
学校設備を整える段階で、理科の実験室を強化する。あるいはパソコン、インターネットなどの情報機器をそろえる。あるいは工作室を作る。
今まで、どちらかといえば男子校に必要だと思われていた理系の教育施設を充実させて、実際に作業をしてもらう。
コンピューターのプログラムを作ったり、エンジンを組み立てたり。あるいは化学の実験をしたり、生物の解剖をやったり。
ただ、当然苦手な子もいるわけだから、なるべく取り組みやすいところから始めていく。できる、わかる、ということが積み重なればおもしろくなる。
そういう地道な努力が少しずつ、子どもたちの教育にプラスになって、理系女子が育ち始めているようです。
こういう状況は、学校に行って説明会を聞いたり、実際に学校見学をしてみないとわからないところです。
秋に機会があれば、どんな実験室があるのか、よくご覧になってみると理系女子が育つ環境かどうか、おわかりになるだろうと思います。
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特に受験校では理系に特化したプログラムを作ったり、理数系の授業時間を増やす、あるいは習熟度別クラスを導入する、などの試みが行われてきました。
ただ、それだけではやはり理系女子は育たない、ということがだんだんわかってきた。
元から女の子はどちらかといえば、文系にいきやすい。ということは、理科に興味を持ってもらう、あるいは好きになってもらうということが必要です。
そこで、考えられたのが実験。
学校設備を整える段階で、理科の実験室を強化する。あるいはパソコン、インターネットなどの情報機器をそろえる。あるいは工作室を作る。
今まで、どちらかといえば男子校に必要だと思われていた理系の教育施設を充実させて、実際に作業をしてもらう。
コンピューターのプログラムを作ったり、エンジンを組み立てたり。あるいは化学の実験をしたり、生物の解剖をやったり。
ただ、当然苦手な子もいるわけだから、なるべく取り組みやすいところから始めていく。できる、わかる、ということが積み重なればおもしろくなる。
そういう地道な努力が少しずつ、子どもたちの教育にプラスになって、理系女子が育ち始めているようです。
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