中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
飛び級
一時、飛び級がはやったことがあります。
飛び級というのは自分の学年よりも1年先の授業をうけること。最終的には6年生を2回やることになるわけですが、6年生でやることが一番入試に出るから、それを2回やれば結構良い結果がでる、と思われていたのかもしれません。
実はこれにはカリキュラム的なカラクリがありました。同時の受験カリキュラムというのは4年生の3学期からおよそ1年半ですべてのカリキュラムを学習し、最後の半年は問題演習をするというものだったのです。
で、それに先だって3年生からの1年が補足的に作られていたわけですが、これが4年生の3学期から5年生の1学期のカリキュラムとダブったのです。
ここで2回同じ事をするぐらいなら、先にいった方が良い、というので飛び級する子どもたちがいたわけです。
ただ飛び級はメリットばかりではない。飛び級すれば逆に半年分飛ばすわけだから、5年生の夏休みまでが相当しんどいことになるわけで、万人に薦めるような話ではない。
しかしながら・・・
今のカリキュラムはほぼ、そんな感じになってきています。
つまり全員が飛び級をしているようなもの、ということなのです。
5年生で一通り終わる、ということは入試1年前にほぼほぼ終わっているわけだから、飛び級しているのと同じになっているわけです。
だから、しんどい部分はどうしてもあるので、塾のペースについていけないからといって悲嘆する必要はありません。
むしろ上手に手を抜いて、最後帳尻を合わせていく方法を考えてあげた方が良いでしょう。
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