2020年3月12日のブログ記事一覧-中学受験で子どもと普通に幸せになる方法

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gorillatanaka
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田中　貴（たなかたかし）　東京教育大付属駒場中・高を経て、慶応義塾大学経済学部卒業。元修学社（学習指導会）社長。退任後複数の塾のプロデュースを担当。フリーダムオンライン主宰。

私大は半数以上がAOか推薦入試

2020年03月12日 / 中学受験で子どもと普通に幸せになる方法

今年の中学受験でも、大学附属校の人気が高かったようですが、実は、私立大学の入学試験でも大きな変化が出てきています。

私立大学の入学者の半数以上がAO入試もしくは推薦入試。すなわち、学科の入学試験を受験せずに入学しているのです。

文部科学省の指導によって学則定員を厳守するようになった私立大学は、余分な増員ができない分、しっかりと定員を埋める必要があります。したがって、確実に生徒を集めなければならない。

そのために附属校を拡充してストレートに自分の大学に上げる方法をとるところもありますが、そう附属校を増やすことはできない。なので、各受験校に推薦枠を出したり、AO入試で先に生徒を確保する動きが出ているのです。

だから、そうなれば別に附属でなくとも附属校と同じように大学入試を経ずに大学に行ける、ということになっているのです。

これから受験校を調べるにあたって、推薦枠を調べておくのも大事なことかもしれません。首都圏の中高一貫校はそれなりに各大学の推薦枠を持っていますから、附属ばかりにこだわる必要はない部分もあるのです。

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