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カリキュラムを前倒しする塾の弱み



ここ数年で、さらに1年受験カリキュラムを前倒しした塾があるそうです。

3年生の3月から始めるでも早いと思っていたのですが、このカリキュラムは2年生の3月からスタートするそうで、受験準備期間が4年間。多分受験準備期間としては過去最長のものでしょう。大学受験だってせいぜい3年ですから。

なぜ子どもたちの負担も顧みず、こういう手を打つのか。

当然それなりの弱みがあるからです。4年生の3月からでも十分間に合う受験準備をさらに2年加える理由は、それだけ生徒が集まっていないから。

少子化で生徒が集まらなければ、空き教室が出てきます。塾としては当然それを埋めないといけないわけですが、しかし、既存学年では埋まらない

埋まらないから新学年で埋めるしかないわけです。土台、生徒がいっぱいのところは入室を断らざるを得ないですから、前倒しはしません。

なので、ここは良く見極めた方が良い。3年生では間に合わない、と不安に陥れる、というのは塾が不安産業と呼ばれる所以ですが、そろそろそういう脅しは見抜いてもらいたいと思います。




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