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復習しよう

算数ができるようになるためのコツ。

これは復習です。

できなかった問題をやり直す。

私は昔カードを勧めていました。
京大型カードというのがあります。これ一枚を1問に使います。
表に問題、裏に解答を書き写す。面倒であれば、コピーしてはってもいいでしょう。できなかった問題だけ、カードにします。

そして、やり直す。できたら、できた箱へ。できなければできなかった箱へ。
2つ箱を用意しておいて、できた箱のカードの数が増えれば、必然、力はついてくるでしょう。

できなかった問題、これが一番大事な教材なのです。


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子どもと勉強するのは楽しい?

お子さんを家庭で指導しながら、中学受験に向かわれているご家庭で、ブログを書かれている方は多いものです。

私もときどき、読ませていただいていますが、いろいろあるけれど、貴重な、そして楽しい経験をされているように思います。

ただ、お忙しい方にとっては、なかなか子どもの勉強に付き合うということは難しい。

昨年もあるお父さんから、最期にご挨拶をいただいたときに
「本当に、先生にお任せしてばかりで、何もできず申し訳ありませんでした。」
と言われ、まあ、そうだろうなあと思います。

お子さんといっしょに勉強する機会は多分、中学受験が最期のように思います。うちの子たちも、中学進学後は質問に来たことがない。

当然親父が煙たい時期ですから、普通のことですが、だからこそ小学生のときに、ご両親がお子さんといっしょに目標に向かってがんばるというのは楽しい経験だと思うのです。

仕事も忙しいのは、確かにその通りですが、ぜひ時間を作ってお子さんといっしょに勉強してあげてください。

楽しい経験になると思います。ただし・・・

「怒っちゃだめですよ」

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講習はとらないといけないもの?

春期講習を休んだお子さんが、次の夏期講習で
「講習をとらなかったのは、お子さんだけでしたよ。次は、必ずとってくださいね。」
と先生に言われたそうです。

なるほど。

これが6年生なら、もっともな話だなと思います。
これが5年生なら、わからなくもないが、理由によってはとらない授業があってもいいのではないかと思います。
これが4年生なら。
うん、別にとらなくてもいいかもしれない、と思うのです。

いわれたお子さんは4年生ですから、私には営業とはいえ、ちょっと?と思いました。

6年生の夏休みは確かに受験勉強がんばらんくちゃね。
でも5年生はまだ遊びもやれるようにしておこう。
4年生は元気良く遊ぶ方が大事だと思うのです。

私は息子も娘も中学受験をさせました。確かに5年生と6年生で大きな旅行にいけないだろうなと思ったので、息子が4年生のときに家族で1週間ぐらい旅行に行きました。4年生から夏休みがつぶれてしまうのは、いかがなものか、と思います。

塾の先生からしたら、
「全部の休みが講習ではないし」
という話になると思うのですが、最近はセット型の講習が圧倒的に多いので、何日間連続、間に1日休みをいれて、また何日間か。
というと、まとめて休めるのはお盆のときしかない。

お盆は高いし、混むんです。

だから夏休み中とはいえ、少し時期をずらしたいと思うのが本音でしょう。

私の塾はもとから4年生のコースはありません。

姉妹校ではありますが、4年生では家庭でしっかりやってもらうことが多いので、なるべく負担のないようにしてもらっています。

基礎力をしっかり身につけ、本を読んだり、昆虫採集をしたり、サッカーの練習をしたり、そう、他にやることはいっぱいあるのです。

それを家庭がどう選択するか、そちらの方が大事ではないでしょうか。

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いつ本気になるの?

特に男の子を見ていると、そんな気になるお母さんも多いのではないでしょうか。

子どもたちにとって受験勉強は初体験です。したがって、いつ、どうがんばっていいか、はっきりしない。だから塾に通っているわけですが、4年生から本気になるわけはないのです。

そして、いったん塾に入ってしまうと、またそれが普段の日常になりますから、本人としてはがんばっている気になるわけです。

で、これまで多くの受験生を見てきて、子どもが本気になるのは6年生の11月だと思います。あと3ヶ月。100日きった、この辺から
「いかん、がんばろう」
というような感じになってくる。

ですが、逆にがんばろうという気持ちになってくれば、それこそ力はついてくるので、この時期に伸ばすということを私は考えます。

とすると、それまでに基礎的な準備はしっかり積んでおく必要はあるわけです。ただ、基礎的な準備にある程度志望校の対策を盛り込んでおく。記述が出るなら、記述を多めに、問題数の多い算数なら、計算力をつける、というようなことです。

それまでの間は、子どもたちはがんばっているとはいっても、まあ、そこそこといえるでしょう。それで順位をつけてしまうと、本当の力かはわからない。

だから中学受験はやり方次第で、大逆転がおこるのです。年令が上に行けば、そういう逆転はなかなかおきにくくなります。ただ、子どもですから、
「合格する」
という気持ちが前に出れば、一気に力をつける子はいるので、そのときまでにいかに「疲れさせないか」「消耗しないか」を考えることも、大事なことだと私は思っています。

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やりきれる量が適正量

5年生も新しい学年になり、毎週のペースがつかめてきたのではないかと思います。

しかし、ここからよくご相談を受けるのが「宿題や課題が終わらない」という問題。実際に、塾から渡される課題は多いし、プリントも山のようにあるというのが現実でしょう。

保護者のみなさんにまず理解していただきたいことは、
「これだけやれば合格する量」
というのは存在しないということです。

ある子が5やって合格したとしても、ある子は1でも合格するし、10やっても合格しない子がいます。

ポイントは、その子の能力開発に十分な学習量であればいいという点です。一生懸命やっても終わらないという量は、十分な学習量ではなく、むしろ弊害の多い量といえるでしょう。

終わらせることにポイントがいけば、ひとつひとつの理解は十分でないので、当然結果はでないのです。

一生懸命やって、よくわかると子どもが自信を持てる量。

というのを考えていく必要があります。当然、毎週すべてができるわけではありません。だから、優先順位があり、優先すべき科目があるのです。

例えば5年生で、
1 四則計算、分数、小数の計算は問題なくできる。
2 文章を読むのは好きで、漢字も良く覚えている。

という状況であれば問題はないのです。そして5年生では算数がどのくらいの成績になるか、できる限り集中して学習することがポイントでしょう。算数が1点突破できれば、残りの教科はある程度おいておいても十分に上位校を狙っていけます。逆に算数に自信がないと、なかなか成績を上げられないでしょう。

5年生は、やり切れる量に絞り、算数を中心に学習を進める、ということに徹してみてください。

もちろん、組み分けテストの成績はぱっとしないでしょうが、わざとそうしているのだとしたら、何も問題はないのです。

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6年受験用DVD教材 「これでわかる比と速さ」のお知らせ

これでわかる比と速さというDVDをリリースしました。

速さの問題というのは、多くの学校で出題される頻出テーマです。
しかも問題文が非常に長くなる傾向があり、題意を理解するのが難しい。それに有効なのがグラフを使って解く解法です。

いわゆるダイヤグラムを描くことによって、どこで出会うのか、どこで追い越すのかがはっきりわかります。

また旅人算で速さを出して解かずともグラフ上で相似形を使って解く方法もあるので、比を使いこなせるようになると一気に解ける問題の幅が広がります。

このDVDでは
(1)同じ時間、動くところ
(2)同じ距離、動くところ
に着目して、速さの比やかかる時間の比を出し、グラフ上に応用して問題を解く解法を詳しく解説しました。

速さは苦手という子は少なくないので、ぜひ使える解法を増やして、速さの問題を得意になってほしいと思います。

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考えないのはなぜか?

昨日、ある図形の問題を解いていました。これが難しい。
しばらく考えていましたが、ちょっと休憩。
場所を変えて、また考えていたら、やっと解けました。うーん、これはやはり難しいなあと思いながら、考えていく過程を振り返ってみたのです。

力がつくためにはある程度、考える時間が必要です。しかし、たくさんの問題を与えられてしまえば、一問にそんなに時間をかけられるはずがない。それが繰り返されるとどうなるか。

考えない子になるのです。

ムリだ。どうせ、できない。それにまだたくさんあるし。

私もきっとあと20問もこういう問題があったら、うんざりして考えないと思うのです。

だから、できない子には少しずつ与えていかないといけない。私は少なくとも本人が燃えてくるまで、(つまり勉強しようという意思が強くなるまで)はあまりたくさんの問題を与えません。

これが終わったら遊びに行ける程度を考えるのです。

遊びに行けるとなれば、がんばるし、解こうと思えば、考える力は確実につくからです。

たくさん与えるというのは、子どもの意欲を削ぐ危険性があるので、やっている問題数には十分注意してください。特に5年生は気をつけて。

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6年生対象 田中貴.net  理科特別授業のお知らせ

田中貴.netでは以下の日程で6年生を対象にした理科の特別授業を行います。

田中貴.netオリジナル 理科重要問題集をテキストに、田中貴が直接指導する理科の特別授業です。夏前に理科の重要範囲をしっかり学習して、理科を得意科目にしてほしいと思います。

(日時)
平成21年6月5日(金)・6月12日(金)・6月19日(金)・6月26日(金)
午後6時から午後8時45分

(テーマ)
6月5日(金)電気
6月12日(金)水溶液
6月19日(金)
6月26日(金)天体

(担当)
田中 貴

(定員)
12名

(会場)
慶應進学館(東急東横線日吉駅下車徒歩1分)
地図はこちら

(費用)
4回分 16000円(教材費、消費税込)

(お申し込み方法)
以下のサイトからフォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。
受講のご案内、ならびに受講手続き方法について事務局よりご連絡申し上げます。

(お申し込みサイト)
こちらから

(お問い合わせ)
以下のサイトよりお問い合わせください。
田中貴.net事務局お問い合わせフォーム

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ずいぶん昔の話なのですが、

有名校の合格者の保護者にアンケートをとったことがありました。

お子さんを評して、どういうお子さんだと思いますか?という質問があったのですが、非常に多かった回答が
「明るい」
ということでした。

それが印象に強かったので覚えているのですが、明るい子は積極的な子であり、まあ、くよくよしない。多少成績が悪くても「何かの間違いだ」ぐらいに思っている。そして最期まで「僕はうかる」と思っている子だろうと思うのです。

受験勉強は大変です。特に中学受験はまだ体力的にも十分でない子どもたちが中学2年程度までの学習を先取りするわけですから、しんどい。

けれども、そのしんどさをはねのけていかないと、なかなか前へは進まないのです。

明るい子、元気な子であることは親にとってはありがたいことです。その意味でその明るさをできるだけ保ってあげてほしいと思います。


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背がのびるとき

6年生の男の子が、突然背が伸び始める時期があります。

呼応して、とにかく眠い。
当たり前ですが、成長するということは細胞の分裂が活発になるわけだから、体は休息を求めます。

だから夜遅くに勉強するのは間違い。

小学生は中学生や高校生のように受験勉強を夜遅くまでやってもあまり効果はありません。

ただ興奮して目がさえてしまっている状況。疲労興奮です。

背が伸びたら(そうでなくても、)勉強は朝型にするのが一番。
塾から帰るのが10時過ぎ。どんなにがんばっても11時にしか寝れないというのはあるでしょうが、できる限り早く寝て、早く起きる。

そして朝ごはんをたべて、勉強する。

その習慣をつけた方が、体にとっては負担が少なくなるはずです。

それに中学入試は夜遅くはありません。朝からですから、朝型のリズムが理にかなっているのです。

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