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スケジュールが立て込む子

この頃からスケジュールが立て込んでいる子が増えてきます。

まだ、最初のうちは、習い事やクラブ活動があって、夏休み中に練習があったり、試合があったりするので

「すいません。明日休みます。」

みたいな話で、それはそれで大事なことだと思っているのですが、後半ぐらいになってくるとやれ、個別だ、やれ、家庭教師だ、ということになってくる。

塾も複数あって、ホームの他に学校別だけのクラスに通う場合もあるでしょう。

で、まあ、それぞれ家庭の考え方ではあるものの、例えばひとつ習う場所が増えると、それを体得するための時間がまた別に必要になる、ということは忘れないようにしてください。ただ、通えば力がつく、というわけではない。

例えばそこでやった問題を復習する時間がなければ、ただ練習して終わるだけになるから、できることを確認する、だけの時間になってしまい、できないことをできるようにする、という過程を作ることができなくなります。

親としては「行っていれば何とかなるんじゃないか」という思いがあって、だんだんスケジュールが立て込んでくるわけですが、復習する時間がなければどんどん苦しくなってくる。後半は自分で知識を覚えたり、過去問をやらなければいけない時間も必要なので、本当にスケジューリングは慎重に考えてください。

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規則性の問題
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7月21日の問題
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規則正しく

例えば、今日やらなければいけないことが、まだ終わっていない、という場合はあるでしょう。

ちょっとスタートが遅かった。見たいテレビがあった。ついゲームをやる時間が長くなった。

まあ、それで押してしまった以上、計画を達成するにはがんばるしかない、と思って夜遅くまでがんばるかもしれません。

でも、長い夏休み、そう、同じようなことはしてられない。

結果として睡眠不足や疲れがたまって、調子が悪くなってくるのです。根本的に小学生は体力がない。

いや、確かにここのところ大きくなった、と思われるかもしれませんが、大きくなる分だけ代謝が多くなっているわけで、ということは疲れやすいのです。

だから、小学生が受験勉強をやるにあたって効果が高いのは「規則正しく」勉強すること。

パワープレーなんかやってはいけない。

ここはちょっとがんばる、と思っても、その後必ず勉強ができなくなる時間がくるのです。

だから、無理はしない。

規則正しくやっていくことが、一番能率が良い方法なのです。

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読んで、考えて、答えを書く
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式を書いたら、その式をすぐ見る
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第一志望が決まらない

6年生だから、この夏休みは過去問をがんばらないといけない。

過去問をやる、ということは当然、第一志望、第二志望あたりの学校は決まっていて、その学校の過去問をやることになるわけですが、まだ決まらない、という場合があるかもしれません。

成績が足りないから、本当に狙って良いのかわからない。

というのが最大の理由のようですが、しかし、そんなことを言っていたら何も始まらない。

そこに入ってもらいたい、入りたいという気持ちがあるのであれば、まず勉強しないといけないわけで、ここは思い切ってやるべきです。

よく「成績を度外視して、志望校は決めるべきだ」とお話しします。どこに入ってもいいよ、と言われたらどこにするか。

というのは、成績を気にし始めると、「やっぱり届かないのでは」が先に来て決められないからです。

決められない、ということは手が遅くなるわけで、さらに決められなくなる。

だから決めてしまいましょう。

安全校は、併願校で考えればいい。

まずはここを狙おう、というのを決めて、過去問の準備を始めてください。

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省エネだからなあ
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中学受験 算数オンライン塾

7月19日の問題
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なぜイライラする?

夏休みになると、子どもたちは学校に行きません。(当たり前か)

で、だから家にいることも多いし、お父さん、お母さんと顔を合わせる時間も増えるでしょう。ということで親はつい、イライラするのです。

なぜ?

やはり「何かしてあげないといけないのではないか」という義務感があるからです。そしてその一方で、そうやって気を使っているのに、子どもたちは大して感謝することもないからでしょう。

その結果として、日々バトルを繰り返す、という家もあるかもしれません。

「あーあ、早く夏休み終わらないかしら」

と思われる気持ちもわからないわけではありませんが・・・。

しかし、別に休みだからといって何かをしてあげなくてもいいでしょう。その分、もっと一緒に楽しい時間を過ごす、ぐらいに思った方が良いのではないでしょうか?

多くの皆さんがこの段階では気がついていませんが、多分中学に入ってしまうと、子どもたちは部活があり、友達ができ、ということでそう多くの時間を家族と過ごすことはありません。実は小学校時代というのは、ある意味家族の時間をゆっくり楽しめる最後の時間とも言えるのです。

そういう時間をイライラして過ごすのはもったいない。

だから、何かをしてあげなければいけない、という義務感は捨てて、子どもとどうやって楽しもうか、という感覚に変えてください。もちろん受験生は勉強しなければならないわけですが、一緒に勉強する時間もこれが最後、ぐらいの感じなので、大切に過ごしてください。

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力のつりあいの問題
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知らないことに平気であれ
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読書感想文のためではなく…

読書感想文は、学校の夏休みの宿題の定番でしょう。

まあ、一冊ぐらい読んで、さっと書いちゃおう、他の勉強もたくさんあるし、宿題もあるからなあ、って、その通りなのですが。

しかし本来、本を読むのは別に読書感想文のためではありません。

本を読んでいると、自分の知らないことをたくさん知ることができるし、自分が考えもしなかったことを教えてもらえる。

あるいは、自分が今後もなかなか経験できそうもないような話を読んで、さらに見聞が広まるかもしれません。

だから大いに夏休みは本を読んでほしい、と思うのです。

ちょっと暇があったら、本を開いている、みたいな子どもたちはその間に多くのインプットを得ていく。

それはやがて子どもたちにいろいろな力をプレゼントしてくれるでしょう。

やはり読書は良いものですから、読書感想文のために読むのではなく、自分の楽しみのために読んでください。
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たくさんやる、ということに目を向けない
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中学受験 算数オンライン塾

7月17日の問題
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なぜミスをしたの?

夏休み前の模擬試験や組み分けテストの結果が帰ってきて、やり直しをさせてみると相変わらずというかミスがたくさんある。

で、つい
「なぜミスをしたの?」
と言ってしまう。ただ本人はミスをしたくてしているわけではないから、ムッとしてそのまま部屋にこもってしまう、という場合もあるでしょう。

これは理由を考えるのではなく、単純に
「どうすれば、このミスをしないで済んだか?」
を考えるべきです。

多くのミスは慌てるからおきます。問題を読み飛ばすのも、計算間違いをするのも、条件を勘違いするのも慌てているから起きる。

でも急いでやらないと終わらない、と子どもたちは思っているから、ミスはなくならない。

要は「急がずに」「ほぼできる問題を解答する」にはどうすればいいのか?を具体的に考え、練習することです。

問題文の条件に下線を引いたり、計算をその場で見直すのもすべてその方法ですから、それを適宜実行しながら「ミスを防ぐ」方法を編み出していかないといけない。

そういう練習がこれからのポイントになりますから、子どもたちといっしょに考えてあげてください。

「なぜ?」と責められても、答えは出ませんから。

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過去問と学校別対策授業
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計算力をつけるには
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できない、わからない、は恥ずかしくない

「え、そんなのもできないの?」

「これができないで、良くこのクラスにいるねえ。」

なんてことを言う子がたまにはいるものです。

それにまわりが調子づいてきていじめられた、なんて経験のある子もいるかもしれません。その結果として、「できないと言ってはいけない」「わからないと言っては恥ずかしい」という気持ちになったとすれば、それはとてもまずい。

逆にそれを隠すようになってしまうと、何がわかって何がわからないか突き止めなければいけなくなる。

しかし、子どもは隠そうとしますから親も指導する方も困ってしまう。

だから、決してそう思わせないことです。

「できなければできるようにすればいい」

「わからなければ、これからわかるように勉強しよう」

でいいのです。

最後、できるようになっちゃえばいいんですから!

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第196回 組み分けはもういい
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中学受験 算数オンライン塾

7月15日の問題
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同じ問題は出ない

塾としては、なるべく全員が同じカリキュラム、同じ教材で進む方が経済的合理性があります。

たくさんの種類の教材が要らないし、毎年同じカリキュラムで進めばいいわけだから、それほど準備も要らない。しかし、子どもたちの受験校に合わせて対策を始めると、毎年の生徒に合わせていろいろ組み合わせを変えたりしないといけなくなる。

過去問の勉強も、毎年、違う問題の質問が出てくるわけだから、対応するのが大変になるので「同じ問題は出ませんから」というので統一のカリキュラムで勉強させようとする。

まあ、最近はそんなことをやっていたら、あっという間に受験生がいなくなる、ということなので、それほど多いわけではありませんが・・・。

同じ問題が出ない、というのはその通りでしょう。

ただ、同じ問題が出なくとも、同じ傾向の問題はずっと出ているわけで、それを勉強するのが何よりも一番効率的な勉強であることは間違いない。

中学入試の範囲は非常に広いので、できる限りやることを絞りたい。だから受験する学校の出題傾向に絞るのが一番合理的なのです。

すべての学校に対応する必要などありません。

一番行きたい学校に入れれば、それでよいので、しっかりと的を絞ってください。

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容積に関する問題
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慶應湘南2016年度募集要項抜粋
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したいことに突き進む子

したいこと、というよりは夢といってもいいかもしれません。

ただ、この子たちからすると、夢ではない、やはり「したいこと」なのです。

〜中学のサッカー部に入る。

碁のトーナメントで勝ち進む。

プログラマーになって起業する。

だから、今は一生懸命勉強する、という感じ。その中学に入ったらやりたいことが決まっているので、それをしたいがために、今勉強をがんばる、という子どもたちです。

こういう子はまだ決して多くはない。何となく言われて勉強している、受験に向かっている子の方がやはり多いでしょう。

でも、もしそういうことが決まっていたら、それは勉強を進めるにあたっては非常に大きな推進力になるのです。

そして実際にそういうことを成し遂げていく子どもたちを見ていると、やはりプラスのエネルギーは大事だとつくづく思います。

子どもたちがしたいことを口にしたら、これは飛躍のチャンスです。

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過去問の記録をつける
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7月13日の問題
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夏は体力を消耗する季節

そろそろ梅雨明けが近づいてきています。

もうこの時期、晴天になると一気に気温が上がりますね。で気温は昔に比べてかなり高くなっている、と思っていいでしょう。したがって、室内でクーラの中で過ごす日々が多くなると思いますが、それでもやはり暑いから、当然、子どもたちは体力を消耗します。

しかし、特に運動しているわけでもないので、大人が気がつかない。

ただ暑いだけで、消耗している、ということに気がつかないのです。そして、当然のことながら、子どもたちは体力がそうあるわけではないから、やはり具合が悪くなってしまうことがあるのです。

ということで、これぁら夏休みに入っていくわけですが、体調管理には気をつけてください。

夏休みに体をこわして、勉強ができないとやはりつらいところがある。無理をせず、コンスタントなペースで勉強できればいいのです。

夏はまだ天王山ではありません。子どもたちのできる範囲のことをていねいにやっていきましょう。

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入試問題はどうやって作るの?
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同じ慶應でも
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