中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
返事だけ良い子
「今度はがんばらないとね。」
とか
「来週はここまでやってきてね」
とか言うと、元気の良い返事が返ってくる子がいます。
しかし、じゃあ、やってくるかというとそうではない。まあ、いつも忘れるわけではないが、だからといってちゃんとやっているわけでもないのです。
じゃあ、最初からやる気がないか、といえば、そうではないのです。ちゃんと返事をしたときは、当然やると思っている。
勉強しなきゃいけない、ということも知っている。
しかし、結果が出ないのは、実行力がないから。
ある意味とても幼いのです。
幼い子の特徴は頭でわかっていることができないこと。
だから少しずつでもいいから自分でできるようにしていくことが大事なのです。
ただし、最初から多くを求めてはいけません。少しずつでいいから、自分でできることを増やしていく。
ずっと側にいて、やることを監視していても、何も変わりません。
監視しなくてもできるようになることが大事なのです。いつでも監視できるわけはありませんから・・・。
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ことばづかいの大切さ
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学校別対策の考え方(国語編)
さて今回は国語ですが、最近の国語の出題はどの学校も読解中心になっています。
いわゆる言語体系(知識分野)の出題は減少し、文章を理解し自分の考えを表現するというところに視点があります。
私は大きく3つに分けて考えます。
1つは完全記述型。
これは難しい男子受験校に多い分類ですが、長文を1題出題し読解の設問をすべて記述で答えるもの。出題される文章は物語文のみという場合もあれば、論説文、説明文、物語文がその年によって選択されて出てくるものなどがあります。
2番目は記述、選択併用型。
これがあてはまる学校が一番多いでしょう。長文も2題程度出題されて、その中で選択肢や適語選択、文中の表現の書き抜き、そして記述問題が問われます。記述がすべてではないにしろ、自分のことばで説明する問題が出題の3分の1程度は求められています。そのかわり、知識分野の出題はそれほど多くないという型です。
実は多くの学校のパターンがこの2番目にあてはまります。
長文の出題は2題で、物語文と説明文。それに漢字の書き取りや言葉の問題が若干。電話帳をめくってみると、これに類する学校の問題はすぐ見つかるでしょう。
3番目は選択、知識型。
自分のことばで書く問題はほとんどなく、選択肢と言葉の知識が出題される類型です。最近はこのパターンがめっきり減りました。それでも採点のしやすさがあるので、2番目のパターンのうち、記述問題を1題か2題にしてしまうのはこの分類に入れた方が良いと思われます。
大体の学校はこの3つのどれかにあてはまります。
したがって、対策はこの類型にあてはまる問題練習を積み重ねていくということに尽きます。
ただし、最初のうちは十分に文章が読めるということではありませんので、音読をしたり、語彙を教えたりしながら子どもたちが文章の内容を十分に理解する手助けをします。
その上で問題を解いてもらい、答え合わせ→検討→清書と進みます。特に記述では解答の清書が重要な学習になります。
模範解答を読んでいるだけでは、本当によく理解できたかどうかわかりませんが、書かせてみると割と頭に入っていくし、その答えが子どもたちの語彙につながっていきます。
国語は、つい後回しにされがちですが、コツコツ積み上げていかないとなかなか力がつきません。ですから最初からやる曜日や時間を決めて、毎週最低1回は国語の長文読解の練習を進めてください。
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気体の発生に関する問題
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詰襟
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「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)
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いわゆる言語体系(知識分野)の出題は減少し、文章を理解し自分の考えを表現するというところに視点があります。
私は大きく3つに分けて考えます。
1つは完全記述型。
これは難しい男子受験校に多い分類ですが、長文を1題出題し読解の設問をすべて記述で答えるもの。出題される文章は物語文のみという場合もあれば、論説文、説明文、物語文がその年によって選択されて出てくるものなどがあります。
2番目は記述、選択併用型。
これがあてはまる学校が一番多いでしょう。長文も2題程度出題されて、その中で選択肢や適語選択、文中の表現の書き抜き、そして記述問題が問われます。記述がすべてではないにしろ、自分のことばで説明する問題が出題の3分の1程度は求められています。そのかわり、知識分野の出題はそれほど多くないという型です。
実は多くの学校のパターンがこの2番目にあてはまります。
長文の出題は2題で、物語文と説明文。それに漢字の書き取りや言葉の問題が若干。電話帳をめくってみると、これに類する学校の問題はすぐ見つかるでしょう。
3番目は選択、知識型。
自分のことばで書く問題はほとんどなく、選択肢と言葉の知識が出題される類型です。最近はこのパターンがめっきり減りました。それでも採点のしやすさがあるので、2番目のパターンのうち、記述問題を1題か2題にしてしまうのはこの分類に入れた方が良いと思われます。
大体の学校はこの3つのどれかにあてはまります。
したがって、対策はこの類型にあてはまる問題練習を積み重ねていくということに尽きます。
ただし、最初のうちは十分に文章が読めるということではありませんので、音読をしたり、語彙を教えたりしながら子どもたちが文章の内容を十分に理解する手助けをします。
その上で問題を解いてもらい、答え合わせ→検討→清書と進みます。特に記述では解答の清書が重要な学習になります。
模範解答を読んでいるだけでは、本当によく理解できたかどうかわかりませんが、書かせてみると割と頭に入っていくし、その答えが子どもたちの語彙につながっていきます。
国語は、つい後回しにされがちですが、コツコツ積み上げていかないとなかなか力がつきません。ですから最初からやる曜日や時間を決めて、毎週最低1回は国語の長文読解の練習を進めてください。
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学校別傾向の考え方(理科編)
理科の出題に関しては、生物、地学、化学、物理という分類があるわけですが、知識か計算か、で分類をすると次のような形に分けることができます。
【知識分野】
生物、人体、地学、天体の一部
【計算分野】
水溶液、力、電気、天体の一部
つまり、覚えればある程度、得点できる分野と、算数のように練習を積み重ねる分野があるわけです。
で、出題傾向を分けるときに、この知識分野がどのくらいあるか、ということがひとつの分かれ目になります。
一般的に言えば、知識の問題が7割程度という学校が多く、残りの3割が計算問題だったり、記述、実験関連だったりするのです。こういう出題傾向の学校ではまず知識を優先していく必要があります。ただ、何もかも全部覚えるわけにはいかない。ので、覚える内容は良く出題される内容に絞る必要があるわけですが、その選別をしてくれているのが塾の暗記用テキストです。
私はよく全出題範囲の3割が出題の7割を占める、というお話をします。つまり3割覚えれば7割は得点できる、ということなので、優先順位としてこの3割を覚えれば良い。この3割は各塾が研究して、この暗記用テキストに絞ってくれているので、他のことは考えず、しっかりこれを覚えることです。それである程度この形の入試問題には対応できるようになります。
ところがこの知識分野が5割を切る学校があります。あるいは0という場合もある。例えば資料を提示して、そこから作業をさせて、結論を読み取らせる。あるいは実験結果を見せて、そこから推論させる。
この場合、解答を記述で書く、あるいはレポートのような形式にする、など各校独自の解答形式があります。これは入試問題を過去にさかのぼってみれば、良くわかるでしょう。
こういう問題を出題する学校を第一志望とする場合は、知識を覚えたからといって得点できるわけではないので、やはり入試問題を中心に対策を考える必要があります。
塾もそういう学校の対策のプリントを用意したり、特別な授業をしたりしているので、それを利用するのも良い方法だと思います。
まずは志望校の問題をよく見て、研究することが大事です。
知識について言えば、分野が集中することはあまりなく、いろいろなテーマに分散しているので、やはり暗記テキストを集中して覚えて、その後過去問の練習をすると良いでしょう。
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つまり、覚えればある程度、得点できる分野と、算数のように練習を積み重ねる分野があるわけです。
で、出題傾向を分けるときに、この知識分野がどのくらいあるか、ということがひとつの分かれ目になります。
一般的に言えば、知識の問題が7割程度という学校が多く、残りの3割が計算問題だったり、記述、実験関連だったりするのです。こういう出題傾向の学校ではまず知識を優先していく必要があります。ただ、何もかも全部覚えるわけにはいかない。ので、覚える内容は良く出題される内容に絞る必要があるわけですが、その選別をしてくれているのが塾の暗記用テキストです。
私はよく全出題範囲の3割が出題の7割を占める、というお話をします。つまり3割覚えれば7割は得点できる、ということなので、優先順位としてこの3割を覚えれば良い。この3割は各塾が研究して、この暗記用テキストに絞ってくれているので、他のことは考えず、しっかりこれを覚えることです。それである程度この形の入試問題には対応できるようになります。
ところがこの知識分野が5割を切る学校があります。あるいは0という場合もある。例えば資料を提示して、そこから作業をさせて、結論を読み取らせる。あるいは実験結果を見せて、そこから推論させる。
この場合、解答を記述で書く、あるいはレポートのような形式にする、など各校独自の解答形式があります。これは入試問題を過去にさかのぼってみれば、良くわかるでしょう。
こういう問題を出題する学校を第一志望とする場合は、知識を覚えたからといって得点できるわけではないので、やはり入試問題を中心に対策を考える必要があります。
塾もそういう学校の対策のプリントを用意したり、特別な授業をしたりしているので、それを利用するのも良い方法だと思います。
まずは志望校の問題をよく見て、研究することが大事です。
知識について言えば、分野が集中することはあまりなく、いろいろなテーマに分散しているので、やはり暗記テキストを集中して覚えて、その後過去問の練習をすると良いでしょう。
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学校別対策の考え方(算数編その2)
出題の形式は
(1)完全記述型
(2)単答難問併用型
(3)単答基礎型
の3つです。
次に出ている問題を以下の8つに分類してみてください。
(A)比と割合
(B)数の性質
(C)規則性
(D)平面図形
(E)立体図形(容積と体積)
(F)速さ
(G)場合の数
(H)表とグラフ
その型にあわせてよく出る範囲がわかります。例えば(1)でよく出るのは規則性、数の性質、速さ、図形の4分野です。逆に(3)の場合は(A)から(H)まですべての範囲が出題される、という傾向にあると思います。ただし、その問題レベルが難しくはない、という状況でしょう。
そうすると、まず(1)か(3)かで、やるべき内容が変わります。
(1)の場合は、テーマはある程度しぼられるものの、問題が難しい。したがって、そのテーマをかなり掘り下げなければいけない。
(3)の場合は、テーマは全部におよぶものの、難しい問題はいらないので、まず確実に得点できるように、基本問題を中心に勉強する。
(2)の場合は中間ですが、後半の2問の正解率は決して高くはありません。ただ前半の(3)形式の問題の正解率は高いので、ここで失点してはいけない。だからまず(3)に準じた勉強を始めるべきだ、ということになります。
例えば、(1)の場合で、「空間図形」がいまひとつ、だとすれば、ここをまず集中して勉強する必要があるわけです。他のテーマに不安があるかもしれないが、出題される確率を考えると、このテーマの方が高い、と考えられるのであれば勉強の優先順位もその分、上げていかないといけないでしょう。
逆に、(3)の場合、難しい問題を宿題に出されたとしても、それはちょっと棚上げした方が良い。その時間を、まだ不確かなテーマの基礎習得に充てた方が良いということになるのです。
こうやって考えてみると、いろいろな強化の方法が出てくるでしょう。それぞれの志望校と現状に合わせた学習方法を見つけていくことが重要になってくるのです。
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(A)比と割合
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(C)規則性
(D)平面図形
(E)立体図形(容積と体積)
(F)速さ
(G)場合の数
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その型にあわせてよく出る範囲がわかります。例えば(1)でよく出るのは規則性、数の性質、速さ、図形の4分野です。逆に(3)の場合は(A)から(H)まですべての範囲が出題される、という傾向にあると思います。ただし、その問題レベルが難しくはない、という状況でしょう。
そうすると、まず(1)か(3)かで、やるべき内容が変わります。
(1)の場合は、テーマはある程度しぼられるものの、問題が難しい。したがって、そのテーマをかなり掘り下げなければいけない。
(3)の場合は、テーマは全部におよぶものの、難しい問題はいらないので、まず確実に得点できるように、基本問題を中心に勉強する。
(2)の場合は中間ですが、後半の2問の正解率は決して高くはありません。ただ前半の(3)形式の問題の正解率は高いので、ここで失点してはいけない。だからまず(3)に準じた勉強を始めるべきだ、ということになります。
例えば、(1)の場合で、「空間図形」がいまひとつ、だとすれば、ここをまず集中して勉強する必要があるわけです。他のテーマに不安があるかもしれないが、出題される確率を考えると、このテーマの方が高い、と考えられるのであれば勉強の優先順位もその分、上げていかないといけないでしょう。
逆に、(3)の場合、難しい問題を宿題に出されたとしても、それはちょっと棚上げした方が良い。その時間を、まだ不確かなテーマの基礎習得に充てた方が良いということになるのです。
こうやって考えてみると、いろいろな強化の方法が出てくるでしょう。それぞれの志望校と現状に合わせた学習方法を見つけていくことが重要になってくるのです。
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学校別傾向の考え方(算数編その1)
出題傾向をどう考えるか、ということになると、いろいろパターンがあるわけですが、大まかにまず3つに分けてみる方法があります。すなわち
(1)完全記述型
(2)単答難問併用型
(3)単答基礎型
です。
(1)の完全記述型というのは、男子難関校に多いパターンですが、大問で4題程度。すべての問題で、解法を記述しなければなりません。問題数が少ないのは、当然一問一問が難しいからで、したがって合格点は5割から6割程度のところになります。
記述式にするのは、答えだけだと点数がかなり低くなり、差がつかないので、部分点をつけるからです。解答が間違っていたとしても、途中までいって、最後で計算間違いをした、という場合もありますし、まったく手がつかなかった場合もあります。その差をはかるために、記述式にして、子どもの力を見るのです。以前、採点者側が思いもつかなかった解法を編み出して、満点以上の点数をもらった受験生もいましたが、こういうことができるのも、この形式ならでは、ということができるでしょう。
(3)は標準的な問題を比較的多く出題する学校。女子校の入試傾向では良く見られるパターンです。答えを出せば良いのですが、問題数が多いので、一問一問はそれほど難しくない。その分、ミスをすると差が開いてしまいます。(1)のような問題が出題されることはないので、標準的な問題をきっちりミスなく解き上げる、という技術が必要になります。問題数としては10題前後出題されるといっても良いでしょう。合格点は7割程度。8割まではいかないと思います。
(2)は(1)と(3)の融合型。問題数にして6問から8問の間。前半は(3)の形式。後半2問が(1)の形式ということになって、最近はこのパターンが増加する傾向にあるだろうと思います。合格点は6割から7割。
どの学校の問題も、この3つのうちのどれかにあてはまります。(多少バランスの問題はあるでしょうが。例えば記述式は多いのだけれど、計算問題とかもちょっと出る、というような場合もあり得るわけです。ただ、この場合は当然(1)に分類していいわけですが。
これは入試問題を見れば、すぐわかるでしょう。志望校の学校が(1)~(3)のどのパターンにあたるか、まず調べてみてください。
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勉強時間で計らない
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(1)完全記述型
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です。
(1)の完全記述型というのは、男子難関校に多いパターンですが、大問で4題程度。すべての問題で、解法を記述しなければなりません。問題数が少ないのは、当然一問一問が難しいからで、したがって合格点は5割から6割程度のところになります。
記述式にするのは、答えだけだと点数がかなり低くなり、差がつかないので、部分点をつけるからです。解答が間違っていたとしても、途中までいって、最後で計算間違いをした、という場合もありますし、まったく手がつかなかった場合もあります。その差をはかるために、記述式にして、子どもの力を見るのです。以前、採点者側が思いもつかなかった解法を編み出して、満点以上の点数をもらった受験生もいましたが、こういうことができるのも、この形式ならでは、ということができるでしょう。
(3)は標準的な問題を比較的多く出題する学校。女子校の入試傾向では良く見られるパターンです。答えを出せば良いのですが、問題数が多いので、一問一問はそれほど難しくない。その分、ミスをすると差が開いてしまいます。(1)のような問題が出題されることはないので、標準的な問題をきっちりミスなく解き上げる、という技術が必要になります。問題数としては10題前後出題されるといっても良いでしょう。合格点は7割程度。8割まではいかないと思います。
(2)は(1)と(3)の融合型。問題数にして6問から8問の間。前半は(3)の形式。後半2問が(1)の形式ということになって、最近はこのパターンが増加する傾向にあるだろうと思います。合格点は6割から7割。
どの学校の問題も、この3つのうちのどれかにあてはまります。(多少バランスの問題はあるでしょうが。例えば記述式は多いのだけれど、計算問題とかもちょっと出る、というような場合もあり得るわけです。ただ、この場合は当然(1)に分類していいわけですが。
これは入試問題を見れば、すぐわかるでしょう。志望校の学校が(1)~(3)のどのパターンにあたるか、まず調べてみてください。
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入れる学校を受ける、という考え方
塾の指導の元、6年生の秋までいろいろがんばってみて、その上で入れる学校を選ぼう、という考え方があると思います。
実際に今から志望校といわれても、入るかどうかもわからない。子どもに力がないにもかかわらず、難しい学校を志望して結局届かない、ではかわいそうだから、本人の
力に合わせた学校を選ぼう。
しかし、この考え方はあまり良くないと思うのです。
なぜか?
子どものモチベーションをどうやって出すかが考えられていない。模擬試験や組み分けで良い成績を取ることがモチベーション?
いや、それはやはり弱いでしょう。
中学に入ったらこういうことができるようになりたい、と思えば、それはそれなりに本人の気持ちにプラスに働く。そして、志望校が決まれば、その学校の入試傾向に合わせることでやるべきことを絞ることができる。
だから、やはり最初に志望校を決めていった方が良いのです。
届くかのかは当然、まだわかりません。ただやってみないと、わからない、とも言えるのです。
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第231回 答え合わせのやり方
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2016年湘南結果
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実際に今から志望校といわれても、入るかどうかもわからない。子どもに力がないにもかかわらず、難しい学校を志望して結局届かない、ではかわいそうだから、本人の
力に合わせた学校を選ぼう。
しかし、この考え方はあまり良くないと思うのです。
なぜか?
子どものモチベーションをどうやって出すかが考えられていない。模擬試験や組み分けで良い成績を取ることがモチベーション?
いや、それはやはり弱いでしょう。
中学に入ったらこういうことができるようになりたい、と思えば、それはそれなりに本人の気持ちにプラスに働く。そして、志望校が決まれば、その学校の入試傾向に合わせることでやるべきことを絞ることができる。
だから、やはり最初に志望校を決めていった方が良いのです。
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ついていけない、と感じたら
今の塾のカリキュラムの進度はとても速いのです。
だから、ついていけない、と感じることがあったとしても慌ててはいけません。立て直す方法はいくつかあります。
1)教科をしぼる
量的についていけないのならば、量的に減らすしかないわけですが、その場合、まず暗記科目を減らしてしまう、と良いでしょう。
確かにそれで組み分けテストの点数は取れないかもしれないが、逆にそれて上のクラスに上がったとしても暗記科目以外の教科ができないとなると、さらにわからなくなる。ならば、むしろ算数や国語をがんばってやって、暗記科目は授業時間だけで勝負する、みたいな感じにしてもいいのです。
暗記はいずれにしても忘れてしまう。入試前に覚え直さなければいけないのだから、ここはいったん捨てて、算数や国語を重点的にやるようにしましょう。
2)問題数を絞る
量的に絞るのには、もうひとつやる問題を絞る方法があります。クラスで練習問題までやっていかないといけない、とかいくつかルールがあると思いますが、実際にできないのであれば、塾の先生と相談してやる問題を絞る。
たくさんの問題がいい加減になるより、少しの問題でも確実にわかるようにする、ことが大事でしょう。
3)いったんスローダウンする
塾をいったん離れて、まずは自分でわかるところからやり直す、という手もあります。
ここで塾を辞めたら受験にならない、と考える必要はありません。山に登る方法はいくらでもある。大事なことは、自信をなくしたままにしないこと。
まずは何ができるかをしっかり確認して、そこから再スタートすればいいのです。とにかく速いのですから、しんどいと思ったらスローダウンしましょう。
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やらされる子
受験勉強をまだ「やらされる子」はまだたくさんいるでしょう。
もちろん始めるきっかけは自分だったかもしれない。「塾に行きたい」と言ったかもしれないし、~中学に行きたいと思ったかもしれない。
しかし、だからといって自分で勉強するわけでもなく、塾の成績も芳しくない。
どこかでまだ「自分でやる」という切り替えがついていないのです。
しかし、この切り替えはこれまた自分でやるしかない。自分がなんとかしたいと思わないと、切り替わることがないのです。
中学受験の難しさはここだと言ってもいいかもしれません。つまり幼い子ほど、この切り替えができない。
勉強しないといけないということはわかってはいても、ついやらない。
なぜ?
他のことをしたいから。
え?と思われるかもしれないが、この論理が幼い子ほど強いのです。
それが切り替わるまで、待っていなければいけないところがある。
最後まで切り替わらない、という子は滅多にいないが、しかし、その時期はやはりいろいろだから、やはりいろいろ話して働きかけていくことが必要でしょう。
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過保護な塾と戦わせる塾
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ピンとこないのが普通
この時期、まだ受験の厳しさ、みたいなものを子どもたちが感じることは少ないでしょう。
あのとき、ゲームをやらずに勉強してれば良かった、などということは決して思わない。今、目の前にあるゲームをやる時間の方が、勉強する時間よりよほど大事に見えているでしょう。
それが普通です。
今の時期からその厳しさを感じている子は、例えばお兄ちゃんやお姉ちゃんが失敗したのを見たりしている。
だから自分は何とかしないと、と思うかもしれないが、それとても、本当にそういう思いが続くかと言えばそうではない。
でも、続かない方が良いのです。
そんなプレッシャーの中で1年間やったら、多分神経が持たないでしょう。
でも、だからといってずっとゲームをやっていていいわけではない。
その辺の切り替えを自分で出来るようになれば、本当に力強さを感じることができるのですが、まあ、なかなかそうはいかないものです。
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天気に関する問題
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あのとき、ゲームをやらずに勉強してれば良かった、などということは決して思わない。今、目の前にあるゲームをやる時間の方が、勉強する時間よりよほど大事に見えているでしょう。
それが普通です。
今の時期からその厳しさを感じている子は、例えばお兄ちゃんやお姉ちゃんが失敗したのを見たりしている。
だから自分は何とかしないと、と思うかもしれないが、それとても、本当にそういう思いが続くかと言えばそうではない。
でも、続かない方が良いのです。
そんなプレッシャーの中で1年間やったら、多分神経が持たないでしょう。
でも、だからといってずっとゲームをやっていていいわけではない。
その辺の切り替えを自分で出来るようになれば、本当に力強さを感じることができるのですが、まあ、なかなかそうはいかないものです。
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春休みの目標
新学年が始まって、もう最初の講習が始まります。
時間がたつのはあっという間。この間にいろいろやったことはあるかもしれないが、しかし成果が出ているでしょうか?
春休みはこの1ヶ月半ぐらいの成果をもう一度振り返るのに良いチャンスです。最近は学校の都合で、春期講習の期間が非常に短くなってきました。昔は10日ぐらいはとれたと思いますが、今はその半分ぐらいになってきているかもしれません。
だから、できるだけうまく時間を使う必要があるし、いったん春期講習に出るならばしっかりと復習はしていきましょう。講習に行く以上、その時間を活かすためには、最低限しっかり復習をしないといけない。
できなかった問題はしっかりやり直さないといけないのです。
で、それ以外にこの1ヶ月半あまりの勉強で本当にわかっていないところがなかったか、も確認しておくと良いでしょう。
春休みが終わるとゴールデンウィークまで、学校が新学年になって気ぜわしくなり、しかしゴールデンウィークが終わると夏休みまで「空白の3ヶ月」がやってきます。
何となく毎週勉強をしているものの、本当に力がついているか検証が十分でないので、夏休みに入って「全然力がついていない」ということが起こりうる。
だからこの春休みに勉強の仕方をある程度確定させる必要がある。
それが春休みの最も重要な目標です。しっかり振り返って、この先の時間を上手に使えるように、勉強方法をしっかり検討することが大事です。
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高校生を間近に見る
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時間がたつのはあっという間。この間にいろいろやったことはあるかもしれないが、しかし成果が出ているでしょうか?
春休みはこの1ヶ月半ぐらいの成果をもう一度振り返るのに良いチャンスです。最近は学校の都合で、春期講習の期間が非常に短くなってきました。昔は10日ぐらいはとれたと思いますが、今はその半分ぐらいになってきているかもしれません。
だから、できるだけうまく時間を使う必要があるし、いったん春期講習に出るならばしっかりと復習はしていきましょう。講習に行く以上、その時間を活かすためには、最低限しっかり復習をしないといけない。
できなかった問題はしっかりやり直さないといけないのです。
で、それ以外にこの1ヶ月半あまりの勉強で本当にわかっていないところがなかったか、も確認しておくと良いでしょう。
春休みが終わるとゴールデンウィークまで、学校が新学年になって気ぜわしくなり、しかしゴールデンウィークが終わると夏休みまで「空白の3ヶ月」がやってきます。
何となく毎週勉強をしているものの、本当に力がついているか検証が十分でないので、夏休みに入って「全然力がついていない」ということが起こりうる。
だからこの春休みに勉強の仕方をある程度確定させる必要がある。
それが春休みの最も重要な目標です。しっかり振り返って、この先の時間を上手に使えるように、勉強方法をしっかり検討することが大事です。
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