計画とともに記録も

この時期、学習の計画を立てて実行することをお勧めしているわけですが、もうひとつ大事なこととして記録をつけて振り返る、ということが大事だと思うのです。

概して計画を立てるときは、ちょっと無理な計画になりがちで、実際にやってみるとすぐ破綻する、ということが多いのです。
しかし、そこで振り返り、やはりこの勉強は後回しにしよう、あるいは手を出さないようにしよう、とか、いろいろ調整すれば、スムーズに勉強が進むようになります。

またテストについても同じことが言えて、点数とか偏差値よりも大事なのは

「何を間違えたのか？」「どういうミスをしたのか」

という点をしっかり認識することです。

時間が足りなくて今月は覚えきれなかった、ということであれば、間に合うためにどうすればいいか、を考えればいい。

計算ミスをした、ということであれば、どうやったらミスをなくせるのか工夫すればいい。

問題を読み違えた、ということであれば、確認するタイミングをどうするか、ということを工夫すればいいわけで、そのためには現状、こうであった、という記録が必要です。

良くスポーツ選手が練習ノートをつけていますが、やはり何をやってどういうことができるようになったのか、何がわかるようになったのか、を認識することは、意欲を高める上でもポイントになります。

ぜひ計画とともにその記録も作っていきましょう。

この記録はこのあと、いろいろなプラスを生んでくれると思います。

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