中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
夏休みの課題を絞り込む
塾の夏期講習のパンフレットを見ると「夏こそステップアップ」とか「夏は受験の天王山」みたいなことが書かれています。
まあ、確かに受験前、これほど多くの時間をさけるタイミングはないわけですが、だからといってそれほど自由になる時間が多いわけではない。
当然夏期講習があり、夏期講習になれば、本人ができる、できないにかかわらず、重要だと塾が考えることをやらされ、さらにお盆を過ぎたらもう過去問まっしぐら、という感じになってしまうでしょう。
だから過大な期待をしていはいけないのです。
あれもやろう、これもやろう、と言ったってできる時間はそう多くはない。
だから、むしろ「これだけはやろう」と考えてください。
最も重要で優先順位の高い勉強は何か?
それがひとつ、ふたつできればもう十分だ、と考えた方が良いでしょう。
フリーダム進学教室 夏期講習案内
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自分で答えを出すことにこだわる
6年生の教室から
まずは一行問題の習得に力を入れる
中学受験 算数オンライン塾
6月20日の問題
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まあ、確かに受験前、これほど多くの時間をさけるタイミングはないわけですが、だからといってそれほど自由になる時間が多いわけではない。
当然夏期講習があり、夏期講習になれば、本人ができる、できないにかかわらず、重要だと塾が考えることをやらされ、さらにお盆を過ぎたらもう過去問まっしぐら、という感じになってしまうでしょう。
だから過大な期待をしていはいけないのです。
あれもやろう、これもやろう、と言ったってできる時間はそう多くはない。
だから、むしろ「これだけはやろう」と考えてください。
最も重要で優先順位の高い勉強は何か?
それがひとつ、ふたつできればもう十分だ、と考えた方が良いでしょう。
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開き直る子
最近、「どうせ、僕はできないから」という子が増えているように思うのです。
早くから塾通いを始め、毎月組み分けテストを受けていく過程で、できない経験が増えていくうちに、だんだんそういう意識になっていく。
確かにできない、と開き直った方が精神的に楽になるからでしょう。
しかし、その結果として、すぐあきらめてしまう。
これは難しい。
これはわからない。
そうなるとなかなか力がつかない。
本当は、逆の経験を積むことが一番良いのです。つまり、できる、わかるという経験が多いと気持ちが積極的になるし、解けるかもしれないと思うからがんばる。
早くから塾を始めるより、まずはそういう経験をしっかり積んだ方が良いでしょう。
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まだこれからという気持ちを持つ
5年生の教室から
誰が見ても合っていると思う字を
今日の慶應義塾進学情報
使っていない条件はないか
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早くから塾通いを始め、毎月組み分けテストを受けていく過程で、できない経験が増えていくうちに、だんだんそういう意識になっていく。
確かにできない、と開き直った方が精神的に楽になるからでしょう。
しかし、その結果として、すぐあきらめてしまう。
これは難しい。
これはわからない。
そうなるとなかなか力がつかない。
本当は、逆の経験を積むことが一番良いのです。つまり、できる、わかるという経験が多いと気持ちが積極的になるし、解けるかもしれないと思うからがんばる。
早くから塾を始めるより、まずはそういう経験をしっかり積んだ方が良いでしょう。
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社会の学校別対策
社会の問題用紙というのは、他教科に比べても長い。教科別の電話帳(各校の入試問題集)を比べてみると、同じ収録校数なのに社会と国語はずばぬけて厚い。最近は国語の著作権の問題があるので、収録できない場合もありますから、今後は社会が一番長くなるかもしれません。
もとから社会は、問題文も長くなるし、資料や統計、あるいは地図と織り込むものが多いので、問題文を読み解く力も必要になってきましたが、しかし、問題をよく見てみるとやはり大きく分けて3つに分類することができるでしょう。
(1) 知識単答型
(2) 資料読解型
(3) (1)と(2)の融合型
(1)はずばり、知識を問う。問題の形式がどうであれ、最後に知っているか、知らないかで勝負が決まる問題です。地理にしても歴史にしても、知っているか、知らないかで問題の答えが出る学校。やはりこの類型が一番多いとは思います。
(2)は知識も必要なのだが、しかしそれだけでは解けない。考える必要がある、あるいは資料から読み解く必要がある問題を出題する学校。
(3)は(1)と(2)の両方を出す学校。しかし、この類型はやはり知識の比重が大きいと言えるだろうと思います。
男子受験校では(2)が比較的多くみられるが、しかし、形式に惑わされてはいけません。良く問題を見てみると、「なんだ、これは知らないとできないじゃないか」という問題が案外多いものなのです。大学受験をさせる学校では、比較的細かな知識を問う場合が多い。「日本地理は、中学受験のころの知識で大学を受けた」という強者もいるくらいですから、ある程度細かいことを出す学校もあります。
だから、いったいどのレベルまでの知識が必要になるかを考えないといけないわけですが、これは学校の入試問題を見てみればわかります。多くの学校の場合は塾が用意する暗記テキストで充分なはずです。それ以上に細かいことは、中学校の歴史の教科書を読んだり、あるいは問題を通して覚えていくしかないわけです。しかし、基礎が充分でないのに、そちらに手を出しても意味がない。まずは基礎力をしっかり養うことでしょう。
その上で(2)の学校を受ける場合は、過去問を練習することです。あるいは似た出題傾向の学校も練習すると良いでしょう。逆に(1)の類型であるならば、もうシンプルに覚える、ということに注力することです。
ただ、知識は覚えても忘れるのが早い。その分繰り返さないといけないので、あまり早くからやるのではなく秋に力をつけていければよい、と考えるとよいでしょう。
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電気に関する問題
6年生の教室から
わかる問題を増やす
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もとから社会は、問題文も長くなるし、資料や統計、あるいは地図と織り込むものが多いので、問題文を読み解く力も必要になってきましたが、しかし、問題をよく見てみるとやはり大きく分けて3つに分類することができるでしょう。
(1) 知識単答型
(2) 資料読解型
(3) (1)と(2)の融合型
(1)はずばり、知識を問う。問題の形式がどうであれ、最後に知っているか、知らないかで勝負が決まる問題です。地理にしても歴史にしても、知っているか、知らないかで問題の答えが出る学校。やはりこの類型が一番多いとは思います。
(2)は知識も必要なのだが、しかしそれだけでは解けない。考える必要がある、あるいは資料から読み解く必要がある問題を出題する学校。
(3)は(1)と(2)の両方を出す学校。しかし、この類型はやはり知識の比重が大きいと言えるだろうと思います。
男子受験校では(2)が比較的多くみられるが、しかし、形式に惑わされてはいけません。良く問題を見てみると、「なんだ、これは知らないとできないじゃないか」という問題が案外多いものなのです。大学受験をさせる学校では、比較的細かな知識を問う場合が多い。「日本地理は、中学受験のころの知識で大学を受けた」という強者もいるくらいですから、ある程度細かいことを出す学校もあります。
だから、いったいどのレベルまでの知識が必要になるかを考えないといけないわけですが、これは学校の入試問題を見てみればわかります。多くの学校の場合は塾が用意する暗記テキストで充分なはずです。それ以上に細かいことは、中学校の歴史の教科書を読んだり、あるいは問題を通して覚えていくしかないわけです。しかし、基礎が充分でないのに、そちらに手を出しても意味がない。まずは基礎力をしっかり養うことでしょう。
その上で(2)の学校を受ける場合は、過去問を練習することです。あるいは似た出題傾向の学校も練習すると良いでしょう。逆に(1)の類型であるならば、もうシンプルに覚える、ということに注力することです。
ただ、知識は覚えても忘れるのが早い。その分繰り返さないといけないので、あまり早くからやるのではなく秋に力をつけていければよい、と考えるとよいでしょう。
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電気に関する問題
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読んで考えて書く
国語の力を考えてみると
1 読む力
2 問いの答えを考える力
3 答えを書く力
の3つが考えられます。
まずは読解だから文章が何を言いたいのか、読み取れないといけない。文意を把握する、言葉の意味を知っている、筆者の主題を捉える、という課題に取り組まなければなりません。
しかし、文章の意味がわかっても、次に問いに答えられないといけない。
問いのパターンはいくつかあり、文中から該当することばや表現を探す力、文中の内容から選択肢を見分ける力などが必要でしょう。
そして3番目は記述式で答える場合。意味の通る日本語で解答を書けなければいけない。せっかく答えを思いついたとしても、ちゃんと意味が通る文章でなければ伝わらない。伝える力、も必要なのです。
だから、この3つの力を同時に鍛える必要があるわけです。
そのためには、読んで、考えて、答えを最後まで書く、という練習が不可欠であって、空欄を作ってはいけない。
知らない漢字や文学史はしかたがないが、そうでない読解の答えはとにかく最後まで答えを書き切る。
答えを書き切るということは、この3つの力を鍛える練習を最後までやりきったのだから、それなりに力をつけることにプラスになっているわけです。
子どもたちが良く記述の問題を空欄にしてしまうことがありますが、あれは全く訓練にはなっていない、ということなのです。
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真似る相手がいるか
5年生の教室から
テスト復習ノートを作る
今日の慶應義塾進学情報
社会の復習
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1 読む力
2 問いの答えを考える力
3 答えを書く力
の3つが考えられます。
まずは読解だから文章が何を言いたいのか、読み取れないといけない。文意を把握する、言葉の意味を知っている、筆者の主題を捉える、という課題に取り組まなければなりません。
しかし、文章の意味がわかっても、次に問いに答えられないといけない。
問いのパターンはいくつかあり、文中から該当することばや表現を探す力、文中の内容から選択肢を見分ける力などが必要でしょう。
そして3番目は記述式で答える場合。意味の通る日本語で解答を書けなければいけない。せっかく答えを思いついたとしても、ちゃんと意味が通る文章でなければ伝わらない。伝える力、も必要なのです。
だから、この3つの力を同時に鍛える必要があるわけです。
そのためには、読んで、考えて、答えを最後まで書く、という練習が不可欠であって、空欄を作ってはいけない。
知らない漢字や文学史はしかたがないが、そうでない読解の答えはとにかく最後まで答えを書き切る。
答えを書き切るということは、この3つの力を鍛える練習を最後までやりきったのだから、それなりに力をつけることにプラスになっているわけです。
子どもたちが良く記述の問題を空欄にしてしまうことがありますが、あれは全く訓練にはなっていない、ということなのです。
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今のうちに
子どもが不得意だ、と感じている分野があるでしょう。
ある程度ここまで勉強してそれでもわからない、ということになると、その後はだんだん避けていくようになるものです。
結果として、試験中にその分野が出てくると、もう手を出さない、ということになったりするわけですが、良く見てみると結構簡単だったりすることもある。
したがって、不得意なものから逃げてはいけないのです。
そういういやな分野があるときは、徹頭徹尾勉強してみるべきです。
例えばもう一度その分野のテキストを開いて集中して勉強してみる。そのとき、「なんとかしてやろう」という気概を持つべきです。
全部わからなくてもいいが、ここまでは何とかなる、という目処が立てば良い。それでも全く避けるよりはプラスが多くなります。
これはきらい、わからない、ということがもしあったら逃げないで、集中して克服してください。
今のところは、まだまだ克服する時間的余裕は充分ありますから。
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きれいなノート
6年生の教室から
学習の管理
中学受験 算数オンライン塾
6月16日の問題
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ある程度ここまで勉強してそれでもわからない、ということになると、その後はだんだん避けていくようになるものです。
結果として、試験中にその分野が出てくると、もう手を出さない、ということになったりするわけですが、良く見てみると結構簡単だったりすることもある。
したがって、不得意なものから逃げてはいけないのです。
そういういやな分野があるときは、徹頭徹尾勉強してみるべきです。
例えばもう一度その分野のテキストを開いて集中して勉強してみる。そのとき、「なんとかしてやろう」という気概を持つべきです。
全部わからなくてもいいが、ここまでは何とかなる、という目処が立てば良い。それでも全く避けるよりはプラスが多くなります。
これはきらい、わからない、ということがもしあったら逃げないで、集中して克服してください。
今のところは、まだまだ克服する時間的余裕は充分ありますから。
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復習する時間がない?
できなかった問題を復習すれば、間違いなくできるようになります。
しかし、この復習の時間がない、という話を良く聞きます。
なぜかと言えば、毎週やることが多いから。
宿題なり、課題なりをやっていると、もう「できなかった問題をやり直す」ことすら難しくなってくる。ましてや2週間前の復習など、到底及ばない。
大量のプリントを丹念にファイリングしても、じゃあ、そのプリントを見直したりやり直したりする時間があるか?といえば、まずないでしょう。
しかし、これはやはり優先順位が違う。
できなかったものは、子どもひとりひとりが違うわけだから、それを無視してやる課題は「できるところは相変わらずできて、できないところはできないまま」になりやすいわけです。
「課題さえやってもらえれば、復習は必要ありません。」という塾もあるそうですが、これも変な話でしょう。
できる問題を何回も繰り返すより、できない問題をできるようにすることに集中した方が効率が上がります。その辺は塾の先生と良く相談をして、宿題に振り回されないようにしてください。
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第275回 個別指導のわな
5年生の教室から
子どもにやってもらう
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知識問題
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しかし、この復習の時間がない、という話を良く聞きます。
なぜかと言えば、毎週やることが多いから。
宿題なり、課題なりをやっていると、もう「できなかった問題をやり直す」ことすら難しくなってくる。ましてや2週間前の復習など、到底及ばない。
大量のプリントを丹念にファイリングしても、じゃあ、そのプリントを見直したりやり直したりする時間があるか?といえば、まずないでしょう。
しかし、これはやはり優先順位が違う。
できなかったものは、子どもひとりひとりが違うわけだから、それを無視してやる課題は「できるところは相変わらずできて、できないところはできないまま」になりやすいわけです。
「課題さえやってもらえれば、復習は必要ありません。」という塾もあるそうですが、これも変な話でしょう。
できる問題を何回も繰り返すより、できない問題をできるようにすることに集中した方が効率が上がります。その辺は塾の先生と良く相談をして、宿題に振り回されないようにしてください。
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あきらめてはいけない
受験準備が長くなっている弊害のひとつに、「簡単にあきらめてしまう」子の増加があります。
最初の方は、慣れていないと勉強がうまくいかない。やらされる勉強が多いこともあり、なかなかできるようにならない。
そのうち、「どうせ、できないから」という感じになってきて、あまり考えない。勉強もしない。
ただ、これでは当然、できるようにはなりません。
長いこと苦しんでいる分、本人があきらめるのもわからなくはないが、しかし、やはり流れは変えないといけない。
なので、とにかく少しでもいいから自分で考えて解ける問題を増やすことです。
ここまでくるともうカリキュラムはそれほど進むわけではない。復習の段階に入っているので、もう一度5年生のところから戻ってもいい。
粘り強く勉強していくことが大事です。
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規則性に関する問題
6年生の教室から
楽しく勉強する
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6月14日の問題
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最初の方は、慣れていないと勉強がうまくいかない。やらされる勉強が多いこともあり、なかなかできるようにならない。
そのうち、「どうせ、できないから」という感じになってきて、あまり考えない。勉強もしない。
ただ、これでは当然、できるようにはなりません。
長いこと苦しんでいる分、本人があきらめるのもわからなくはないが、しかし、やはり流れは変えないといけない。
なので、とにかく少しでもいいから自分で考えて解ける問題を増やすことです。
ここまでくるともうカリキュラムはそれほど進むわけではない。復習の段階に入っているので、もう一度5年生のところから戻ってもいい。
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終わらせる、から脱する
この時期はあまり塾の方でイベントがないので、毎週決まったペースで勉強が進んでいくわけですが、こういう時に、あるわなに陥ってしまうことがあります。
毎日、決まった勉強を終わらせるために勉強するようになるのです。
特に塾の宿題が多いと、宿題が終わることが重要になってきます。やっていかないと、先生に叱られるかもしれない。だからとにかく終わるために勉強をするようになってしまうのです。
このわなに陥ると、成績はぜんぜん上がりません。
「勉強しているのに、成績が下がる」ということが起こってしまうのです。なぜでしょうか?
問題を考える、とかしっかり文章を読む、ということに注意が行かなくなるからです。わからなくても、何となく答えを書けば、まあ問題は終わります。
しかし、それではまったく考えたことにならないし、できるようになるはずがないのです。そういう無駄な勉強をしている子が案外多い。特にあれも、これもとやらせてしまうとこのわなに陥ります。
まずは一問一問しっかり考えることが大事。力をつけるために勉強していることを子どもたちが忘れないようにしてください。
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記述問題対策
5年生の教室から
学校見学
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急がせない
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毎日、決まった勉強を終わらせるために勉強するようになるのです。
特に塾の宿題が多いと、宿題が終わることが重要になってきます。やっていかないと、先生に叱られるかもしれない。だからとにかく終わるために勉強をするようになってしまうのです。
このわなに陥ると、成績はぜんぜん上がりません。
「勉強しているのに、成績が下がる」ということが起こってしまうのです。なぜでしょうか?
問題を考える、とかしっかり文章を読む、ということに注意が行かなくなるからです。わからなくても、何となく答えを書けば、まあ問題は終わります。
しかし、それではまったく考えたことにならないし、できるようになるはずがないのです。そういう無駄な勉強をしている子が案外多い。特にあれも、これもとやらせてしまうとこのわなに陥ります。
まずは一問一問しっかり考えることが大事。力をつけるために勉強していることを子どもたちが忘れないようにしてください。
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不安ではあるが勉強はしない子
このまま行くとまずい、自分が行きたい学校には合格しないかも知れない、という漠然とした不安は受験生ならば誰でも感じるでしょう。
だから、がんばらないといけないわけですが、しかしそう素直に考える子ばかりではない。
不安は不安だが、だからといって勉強はしない。だって他にやりたいことがあるから・・・。
これは親からすると信じられないかもしれない。せっかく勉強するチャンスがあるのに、なぜやらないのか、わからない。
でも親はこれまでにいろいろな経験をして、勉強をした方が良いと思っているから、そうするだけの話であって、子どもにはそういう経験がないからわからないかもしれないのです。
でも、どの学齢でも、そういう子はいます。
中学生でも、高校生でも。
でも、やがて、「ああ、あの時がんばってれば良かったんだ」と思うことはあって、まあ、そこからがんばれば良い、ということではあるのです。
こればかりは本人が自覚する以外に道はないので、親も何とかしたい、と思うよりは、「そのうち自分でやるようになるだろう」ぐらいに構えておいた方が良いかもしれません。
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一発勝負
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入試に間に合わせる
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理科の学校別対策
理科の出題に関しては、生物、地学、化学、物理という分類があるわけですが、近年かっきり4題出題する学校が増えてきました。
考えてみると中学・高校の先生は各科目おられるわけですから、したがって各科目から1題作る、というのはある意味合理的である、といえるでしょう。
しかし、そうなると知識問題と計算問題がおよそ半々になる傾向があり、したがって従来よりも計算問題の比重が高くなっている、ということになります。
これは理系に強い子を採ろうという方針の反映であるかもしれないし、またその分、理科があまり得意ではない子どもたちにとっては厄介な問題かもしれません。
ただ計算問題は算数に比べるとある程度範囲は絞られる。例えば中和の問題は水酸化ナトリウム水溶液と塩酸の中和が出題のほとんどだし、そうなるとどちらかを固定して、どちらかを加えるという2つのパターンに限られてくるから、そこをまずしっかり練習する、というような対策が取れるようになります。
したがってまずこれまでの出題をしっかり勉強するのが良いでしょう。もちろん同じ問題が出るということではありませんが、出題の先生が限られていることから、やはり傾向は似てくる、と思います。
一方知識問題については、これもある程度範囲が限られてきます。全出題範囲の3割が出題の7割を占める、という感じでしょうか。つまり3割覚えれば7割は得点できる、ということなので、優先順位としてこの3割を覚えれば良い。
この3割は各塾が研究して、暗記用テキストに絞ってくれているので、他のことは考えず、しっかりこれを覚えることです。それである程度知識中心の入試問題には対応できるようになります。
一方で数は少ないが、知識も計算もあまり出題しないという学校があります。こういう学校は、例えば資料を提示して、そこから作業をさせて、結論を読み取らせる。あるいは実験結果を見せて、そこから推論させるというような問題を出す。
この場合、解答を記述で書く、あるいはレポートのような形式にする、など各校独自の解答形式があります。これは入試問題を過去にさかのぼってみれば、良くわかるでしょう。
こういう問題を出題する学校を第一志望とする場合は、知識を覚えたからといって得点できるわけではないので、やはり入試問題を中心に対策を考える必要があります。
塾もそういう学校の対策のプリントを用意したり、特別な授業をしたりしているので、それを利用するのも良い方法だと思います。
各校、それぞれ入試について独自の型があるので、それに沿って対策を考えていってください。
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突然ペースが落ちるのが普通
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できた!
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しかし、そうなると知識問題と計算問題がおよそ半々になる傾向があり、したがって従来よりも計算問題の比重が高くなっている、ということになります。
これは理系に強い子を採ろうという方針の反映であるかもしれないし、またその分、理科があまり得意ではない子どもたちにとっては厄介な問題かもしれません。
ただ計算問題は算数に比べるとある程度範囲は絞られる。例えば中和の問題は水酸化ナトリウム水溶液と塩酸の中和が出題のほとんどだし、そうなるとどちらかを固定して、どちらかを加えるという2つのパターンに限られてくるから、そこをまずしっかり練習する、というような対策が取れるようになります。
したがってまずこれまでの出題をしっかり勉強するのが良いでしょう。もちろん同じ問題が出るということではありませんが、出題の先生が限られていることから、やはり傾向は似てくる、と思います。
一方知識問題については、これもある程度範囲が限られてきます。全出題範囲の3割が出題の7割を占める、という感じでしょうか。つまり3割覚えれば7割は得点できる、ということなので、優先順位としてこの3割を覚えれば良い。
この3割は各塾が研究して、暗記用テキストに絞ってくれているので、他のことは考えず、しっかりこれを覚えることです。それである程度知識中心の入試問題には対応できるようになります。
一方で数は少ないが、知識も計算もあまり出題しないという学校があります。こういう学校は、例えば資料を提示して、そこから作業をさせて、結論を読み取らせる。あるいは実験結果を見せて、そこから推論させるというような問題を出す。
この場合、解答を記述で書く、あるいはレポートのような形式にする、など各校独自の解答形式があります。これは入試問題を過去にさかのぼってみれば、良くわかるでしょう。
こういう問題を出題する学校を第一志望とする場合は、知識を覚えたからといって得点できるわけではないので、やはり入試問題を中心に対策を考える必要があります。
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